愛知県|オーガニック農業の創業融資

愛知県のオーガニック農業開業と創業融資
作付け・収穫期・販売先別の資金計画

土づくりと作付けの支払が収穫より先に来るため、出荷できる量と回収日から必要資金を逆算します。

作付け前に資金が出る収穫と出荷を分ける表示と融資制度を確認

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着手金0円・契約不要・資料が未完成でも相談可能

オーガニック農業の仕事と開業準備を表す人物入りの架空イメージ(AI生成)仕事の架空イメージ・AI生成
業種別公開日 2026年9月11日最終更新日 2026年9月11日
監修:五常コンサルティング株式会社 代表取締役 石川 康平

オーガニック農業は、農産物を仕入れて売る小売店ではなく、農地で作物を生産し、収穫・選別・出荷して代金を回収する事業です。本文は露地野菜30アールを借り、直販と卸へ出荷する小規模な個人経営を想定します。

収穫850kgから出荷できる680kgを分ける
収穫量850kg
×出荷率80%
=販売できる量680kg

6か月目の架空例。100万円の売上は直販と卸の構成を含むため、単一の販売単価ではありません。規格外170kgを販売量へ加えていません。

売上と支払の計算を開く →

先に押さえておきたい3つのポイント

POINT 1

作付け前に資金が出る

種苗・資材・灌水を先に支払う。

POINT 2

収穫と出荷を分ける

規格外やロスを売上へ入れない。

POINT 3

表示と融資制度を確認

有機JASと農業向け資金を照合。

目次を開く
PLAN CHECK

農産物の生産、表示、販売経路を分ける

本文の基本借地で露地野菜を生産

作付け・収穫・選別を自ら行う。

表示の条件有機・オーガニック表示

認証と格付表示の条件を確認。

販売経路直販と卸へ出荷

単価と回収日を別々に記録。

農薬を使わないという自己申告だけで有機表示できるとは考えません。作物、ほ場、資材、記録、認証、販売ラベルを登録認証機関等へ確認します。

OPENING STEPS

開業準備の進め方

  1. 01作物と販売先を決める需要と収穫期を確認。
  2. 02農地と就農計画を相談市町村・農業委員会へ相談。
  3. 03ほ場・資材・表示を設計記録と分別管理を準備。
  4. 04試験栽培で収量を測る規格外率と作業時間を記録。
  5. 05出荷と回収を月別管理直販と卸の入金を分ける。

30アールの露地野菜を、直販と卸へ出荷する計画

本人が栽培・収穫・選別を行い、繁忙時だけ短期作業を依頼する架空モデルです。観光農園の入園料や貸し区画料は含めず、販売できた農産物だけを売上にします。

6か月目は850kgを収穫し、80%の680kgを出荷する設定です。残る170kgは規格外、調整ロス、自家利用等をまとめた説明用の差で、無条件に値引販売できるとは扱いません。

直販は販売時に回収し、卸は締め・振込日を確認します。販売先が同じでも品目や規格で単価が変わるため、合計100万円を680kgで割った平均だけを翌月へ使いません。

有機JASの表示を行う場合は、生産行程の管理、認証、格付、ラベル等の条件を確認します。認証前や転換期間中の扱いを販売先と認証機関へ確認し、表示できない期間の単価を有機表示品と同じにしません。

開業までの支払と、開業後に残す現金を分ける

借入5,000,000円と自己資金4,000,000円、合計9,000,000円の架空例です。開業前に5,000,000円を支払い、4,000,000円を開業時の現金として残します。見積りを取る前の相場や、推奨借入額ではありません。

農地の取得費はこの500万円に含めません。借地とほ場準備の60万円、初回の種苗・資材等120万円を区分し、青年等就農資金など農業向け制度で対象となる費用を一括して決めつけず確認します。

設備の購入日、契約金の支払日、融資の送金予定日を同じ表に置きます。融資実行より前に支払期限が来る項目は、自己資金で払えるか、契約を延期できるかを確認します。開業前に払った項目を月次の支払へ重ねていません。

開業時に払うお金と、開業後に残すお金
調達する資金 900万円
開業までに支払う500万円
開業時点で残る400万円

架空モデル。融資と自己資金が全額そろい、初期支出を払った直後の区分です。残るお金も、家賃・外注費・返済などに使います。

開業費の内訳を開く →

以下は個人事業で開業する説明用の架空モデルです。金額は円、消費税がかかる料金・支払は税込総額でそろえています。初期資金9,000,000円から開業支出5,000,000円を払い、4,000,000円を開業時現金とします。相場、推奨借入額、金融機関の承認条件を示す数字ではありません。

返済は100回(100か月)・据置なし・元金均等、年2.4%を月割りする説明上の仮定です。実際の返済日数、手数料、保証料、借入条件で金額は変わります。事業主の生活費と借入元金は損益上の経費にせず、現金の減少として分けています。設備購入と減価償却も二重に支出へ計上しません。

源泉徴収や税・送金手数料の追加控除がない条件へ単純化しています。実際に控除がある取引では、請求・精算額と実振込額を分け、源泉徴収済みの税額と納税用確保を照合して二重確保を避けます。月末欄は、納税用に別管理する金額を差し引いた「利用可能現金」です。納税確保は外部への支払ではありません。6か月内に事業主本人の所得税・住民税・消費税を実際に納付しない仮定で、実際の納付予定がある場合は確保額と支払を照合して差し替えます。税額を示す試算ではなく、個人の社会保険等は生活費側に含めます。

調達は借入5,000,000円、自己資金4,000,000円の仮定です。初期支出に含めた項目を、月々の現金表で再び引きません。

開業費の内訳と見積条件

表は左右に動かせます。
項目名は固定表示です。

開業までの支払と、開業後に残す現金を分ける
開業までに払う項目仮定額(円)見積りの確認条件
農地利用・ほ場準備600,000借地条件、土壌検査、排水・区画
灌水・給水設備900,000水源、配管、ポンプ能力
小型農機・運搬具1,400,000作物と面積に必要な能力
選別・保冷・作業設備900,000出荷規格と保管日数
種苗・資材・研修・認証準備1,200,000初回作付けと記録体制
合計5,000,000残りを開業時の現金とする

作付面積、収穫量、出荷率、販売先別単価で売上を組む

1、2か月目は作付け・管理期間で売上と実入金をゼロにしています。3か月目から収穫し、出荷量を400kg、520kg、600kg、680kgへ増やす予測です。

月の売上・実入金は60万円、80万円、90万円、100万円。直販と卸を合算した単純化で、卸が翌月入金になる場合は実入金列をずらします。

数量連動支払は種苗、資材、包装、配送、繁忙期作業等をまとめ、30万円、25万円、18万円、22万円、24万円、26万円と置きます。収穫がなくても先に必要な支払があります。

収量が増えても、出荷率や販売単価が下がれば売上は同じ割合で増えません。作物別に収穫、出荷、廃棄、値引、販売先を記録します。

作付け・収穫・出荷と実入金の6か月表

表は左右に動かせます。
項目名は固定表示です。

作付面積、収穫量、出荷率、販売先別単価で売上を組む
月作付面積収穫量出荷量売上・実入金(円)栽培・出荷支払(円)
1か月目30a0kg0kg0300,000
2か月目30a0kg0kg0250,000
3か月目30a500kg400kg600,000180,000
4か月目30a650kg520kg800,000220,000
5か月目30a750kg600kg900,000240,000
6か月目30a850kg680kg1,000,000260,000

収穫前の月も固定費・生活費・返済が続きます。初期資金を機械だけに使わず、無収入期間の現金を残します。

予約、申込、見積り、請求、入金を同じ数として扱いません。月別の根拠資料を残し、未回収分や前受分があれば提供・返金の条件と照合します。

表の1〜6か月目は開業後の経過月です。実際の暦月の繁忙期や地域の需要を示していません。売上が増える設定は説明用の予測で、受注や継続が確約されているわけではありません。作物別の作付面積、試験栽培の収量、出荷できた割合、直販と卸の販売記録を根拠に更新します。天候のよい年だけで収量を決めません。

30アールの収穫・選別を、本人の作業時間へ収める

6か月目の850kgを5日で収穫・選別するなら1日170kgです。収穫6時間、選別・包装3時間、出荷1時間の計10時間を1人で毎日続ける前提にはせず、品目別の適期と応援人員を決めます。

850kgを5日で収穫する日の作業を分ける
収穫・選別する総量850kg
÷作業する日数5日
=1日当たりの処理量170kg
収穫6時間
選別・包装3時間
出荷1時間

合計10時間/日。本人へ全て重ねず、応援人員と担当時間を決める。

架空の作業配分。出荷率の計算とは別に、人員・休憩・収穫適期を確認する図です。応援費は栽培・出荷支払の内訳で見積もり、同じ費用を重ねません。

収穫日数と人員を開く →
収穫日数・人員・出荷作業の条件

表は左右に動かせます。
項目名は固定表示です。

30アールの収穫・選別を、本人の作業時間へ収める
作業・条件架空モデルの能力・時間確認する点
作付面積30a作物別の畝・輪作を記録
6か月目収穫850kg収穫適期を日別に分ける
出荷率80%規格外・傷み・自家利用を除外
繁忙作業5日×必要人員収穫・選別・配送を重ねない

出荷率80%は目標ではなく架空条件です。試験栽培で品目別に測り、悪天候や病害の年も含めて下振れを準備します。

本人の生活時間や営業・記録の時間を作業能力から外しません。想定より時間がかかる工程は、価格、受付量、外注のいずれかを見直します。

毎月の費用と、現金を維持できる売上を確認する

月の固定費18万円、返済元金5万円、初月利息1万円、生活費22万円、納税確保3万円の架空予算です。栽培・出荷支払は月別に別途加えます。

固定費が売上の少ない月にも支払えるかを確認します。税用の確保は自由資金から外しますが、実際の納税額ではありません。設備の減価償却と借入元金も同じ費用として二重に差し引きません。

6か月目の負担を賄う出荷量は450kg
固定費・元利返済
生活費・納税確保
48万9,500円
÷出荷1kg当たりの回収後差額約1,088円
=1kg単位で切り上げた必要出荷量450kg

6か月目の利息9,500円を使用。計算は489,500円÷[(100万円−26万円)÷680kg]。表示用に丸めた単価を途中計算へ使わない架空比較です。

固定費と必要出荷量を開く →
毎月の固定費の内訳

表は左右に動かせます。
項目名は固定表示です。

毎月の費用と、現金を維持できる売上を確認する
毎月の項目仮定額(円)含める範囲
農地賃借・管理30,000月割りの予算
水道光熱・通信40,000灌水・保冷・事務
車両・配送50,000燃料・保険・維持
保険・記帳30,000農作業・賠償・会計
販売・認証管理30,000記録・販促・定期確認
合計180,000数量連動費・返済・生活費・納税確保は別

繁忙期の応援人員は数量連動支払へ含めた説明用予算です。実際の雇用・外注の区分、賃金、保険、源泉・請求条件を確認し、本人の生活費と混ぜません。

6か月目の平均回収額は約1,471円/kg、栽培・出荷支払は約382円/kg、差額は約1,088円/kgです。同月の固定費18万円、元金5万円、利息9,500円、生活費22万円、納税確保3万円の合計489,500円を、丸める前の差額(740,000円÷680kg)で割り、1kg単位に切り上げると450kgです。収穫量ではなく販売・回収できる量の目安で、初月の利息1万円とは分けています。

必要量は能力上の上限や需要の保証ではありません。単価、変動支払、固定費、返済、生活費のどれかが変われば、同じ式で計算し直します。

ここで比較する金額は、決算上の利益や税額そのものではありません。設備の減価償却、実際の税負担、支払時期によって損益と現金は異なります。未回収代金や支払予定が増減する月は、下の支払月別の現金表を使って確認してください。

請求額と実入金を、支払月に合わせて追う

開業時400万円から、1か月末321万円、2か月末247万100円、3か月末240万300円と推移する架空モデルです。6か月内で最も少ないのは3か月末です。収穫前の2か月に加え、売上が発生した3か月目にも支払が入金を上回るため、回収開始までとその後の現金を確認します。

月末残高だけで判断せず、月中に先に来る支払も確認します。実入金から事業支払、元利返済、生活費、納税確保を引いた後の利用可能現金で比較します。

作付けの支払から、収穫・出荷・回収へ進む
  1. 作付け前種苗・資材・ほ場準備を支払う
  2. 収穫・選別収穫量と販売可能量を分ける
  3. 出荷・回収直販と卸の入金日を記録

農産物が畑にある段階は入金ではありません。卸の締日がある場合は、売上月と入金月をずらします。

支払月別の残高を開く →
6か月の月末現金残高
1か月目321万円
2か月目247万100円
3か月目240万300円
4か月目249万600円
5か月目266万1,000円
6か月目291万1,500円

架空モデル。開始時400万円。事業支払・元金・利息・生活費・納税用の確保後。最少は240万300円です。棒は共通の基準400万円で比較。納税用の別管理額は含めません。

支払月別の残高を開く →
6か月の利用可能現金を確認する

表は左右に動かせます。
項目名は固定表示です。

請求額と実入金を、支払月に合わせて追う
月実入金(円)事業支払(円)元金/利息(円)生活費/納税確保(円)月末の利用可能現金(円)
1か月目0480,00050,000/10,000220,000/30,0003,210,000
2か月目0430,00050,000/9,900220,000/30,0002,470,100
3か月目600,000360,00050,000/9,800220,000/30,0002,400,300
4か月目800,000400,00050,000/9,700220,000/30,0002,490,600
5か月目900,000420,00050,000/9,600220,000/30,0002,661,000
6か月目1,000,000440,00050,000/9,500220,000/30,0002,911,500

天候で収穫が遅れた場合、売上だけを翌月へ移すのではなく、追加の管理・資材・人件費と品質低下も確認します。

売上が計上されても振込前なら支払には使えません。反対に前受金が入っても、未提供分の返金や履行に備える必要があります。契約ごとの入出金日を資金繰り表へ移します。

種苗・資材は収穫前に支払い、直販と卸で回収日が違います。畑にある作物や未出荷分を自由な現金へ加えず、支払日と入金日を追います。

業種固有の変更が、翌月の現金までどう響くか

次の3例は基準からそれぞれ独立した変更です。同時発生の試算ではありません。栽培・包装・出荷の支払のうち、変更により減る部分と維持する部分を分け、入金が翌月へ移る場合はその月まで追います。

条件が変わると、残る現金はいくら違うか

各行は「基準 → 変更後」。増減額と棒を同じ基準で比較します。

5・6か月目の出荷量が20%減る

出荷減に連動して包装・配送等を減額。既に払った種苗費は戻さない。

5か月目−15万円
266万1,000円→251万1,000円
6か月目−31万4,000円
291万1,500円→259万7,500円

6か月の最少:3か月目 240万300円

卸代金30万円が翌月へずれる

卸先からの30万円だけを5か月目から6か月目へ移す。

5か月目−30万円
266万1,000円→236万1,000円
6か月目0円
291万1,500円→291万1,500円

6か月の最少:5か月目 236万1,000円

灌水設備の修理に20万円を払う

出荷を維持できる日程で修理し、追加20万円だけ支払う。

5か月目−20万円
266万1,000円→246万1,000円
6か月目−20万円
291万1,500円→271万1,500円

6か月の最少:3か月目 240万300円

各例は基準から独立した変更で、重ね合わせません。棒の全幅は増減31万4,000円。生活費・返済・別管理の条件は基準と同じ。

変更後6か月の残高を開く →

5・6か月目の出荷量が20%減る:5・6か月目の出荷量が20%減り、入金を18万円・20万円減らす例です。包装・配送等は一部減りますが、作付け済みの種苗費や固定費は戻りません。 この条件での5か月末は251万1,000円、6か月末は259万7,500円です。

卸代金30万円が翌月へずれる:5か月目に予定した卸代金30万円だけが6か月目へずれる例です。売上量と栽培支払は基準どおりで、未入金を現金へ足しません。 この条件での5か月末は236万1,000円、6か月末は291万1,500円です。

灌水設備の修理に20万円を払う:5か月目に灌水設備を20万円で修理し、出荷量を維持できる例です。停止による減収がある場合は、修理代と売上減を別に加えます。 この条件での5か月末は246万1,000円、6か月末は271万1,500円です。

各変更例の入金差・支払差と6か月残高

表は左右に動かせます。
項目名は固定表示です。

業種固有の変更が、翌月の現金までどう響くか
変更例/月入金の増減(円)支払・確保の増減(円)変更後残高(円)
5・6か月目の出荷量が20%減る/1か月目003,210,000
5・6か月目の出荷量が20%減る/2か月目002,470,100
5・6か月目の出荷量が20%減る/3か月目002,400,300
5・6か月目の出荷量が20%減る/4か月目002,490,600
5・6か月目の出荷量が20%減る/5か月目-180,000-30,0002,511,000
5・6か月目の出荷量が20%減る/6か月目-200,000-36,0002,597,500
卸代金30万円が翌月へずれる/1か月目003,210,000
卸代金30万円が翌月へずれる/2か月目002,470,100
卸代金30万円が翌月へずれる/3か月目002,400,300
卸代金30万円が翌月へずれる/4か月目002,490,600
卸代金30万円が翌月へずれる/5か月目-300,00002,361,000
卸代金30万円が翌月へずれる/6か月目300,00002,911,500
灌水設備の修理に20万円を払う/1か月目003,210,000
灌水設備の修理に20万円を払う/2か月目002,470,100
灌水設備の修理に20万円を払う/3か月目002,400,300
灌水設備の修理に20万円を払う/4か月目002,490,600
灌水設備の修理に20万円を払う/5か月目0200,0002,461,000
灌水設備の修理に20万円を払う/6か月目002,711,500

変更を重ねるときは、同じ入金や支払を二度動かさないようにします。資金が不足する場合は、追加の借入だけを前提にせず、契約前の設備縮小、発注量、販促時期、支払条件を見直します。すでに成立した注文や支払義務は一方的に変更できないため、相手と合意できる条件を使います。

農地利用、有機表示、農業向け制度を順番に確認する

農地の売買・貸借は、場所と契約に応じて農業委員会等への手続きが関係します。土地を借りられる見込みだけで開業日を決めず、市町村、農業委員会、就農相談窓口へ計画を示します。

農林水産省は、有機JASマークがない農産物等に「有機」「オーガニック」などの表示を付すことを禁止すると案内しています。認証取得前に広告や商品名へ表示しません。

認定新規就農者は、市町村による青年等就農計画の認定を受ける制度です。年齢だけで対象と判断せず、計画、経営開始時期、認定、地域の要件を確認します。

青年等就農資金は農地等の取得費用が対象外と案内されています。施設・機械、処理加工・販売施設、借地料等の一括支払など、費用ごとに相談します。

作物の適地と、豊橋・田原方面を含む販売・配送を確認する

愛知県内でも土壌、水源、風、塩害、積雪、作物の適期は異なります。候補地の写真だけで判断せず、周辺農家、普及指導、気象記録、試験栽培で確認します。

直販所や飲食店へ出荷する場合は、収穫後に選別・保冷・配送できる距離を測ります。販売先の多さではなく、規格、数量、納品曜日、返品、締日を商談記録にします。

豊橋市・豊橋駅東口の歩行者デッキ。2016年3月21日撮影
東三河の販売・配送拠点までの時間を測る

豊橋駅東口周辺の実景です。農地や有機認証を示す写真ではありません。東三河での販売先・配送動線を調べる起点として掲載します。

実景:豊橋市・豊橋駅東口の歩行者デッキ/2016年3月21日撮影/663highland。原典・CC BY 2.5。縮小・WebP変換。撮影時の記録で、現在の店舗・交通規制・営業可否を示すものではありません。

創業融資の相談資料を、取引と支払の証拠でそろえる

作物別の作付計画、農地契約、土壌・水源確認、資材一覧、有機JASの相談記録、販売先別の規格・単価・締日を用意します。

収穫量と出荷率の試験記録、機械・灌水・保冷設備の見積り、収穫前2か月の現金を示します。

初期費用の見積書、契約条件、6か月の数量・売上・実入金・支払表をそろえます。本文の架空値を申込根拠にせず、現地確認、試行、予約・商談記録で差し替えます。

資料は確定分と未確定分を分け、確認日と見積りの有効期限を付けます。自己資金の形成過程、生活費の確保、融資送金前に期限が来る支払を整理してください。希望額を借りられない場合に延期できる設備と、縮小すると対応できる仕事量も減る設備を分け、見積りと実測した作業量で説明します。

一般創業資金と農業向け資金を、事業と費用で照合する

日本政策金融公庫の農業経営開始向け案内には青年等就農資金などが掲載されています。青年等就農資金は認定新規就農者を対象とし、農地等の取得費は対象外と案内されています。

認定前提の制度と、一般の新規開業・スタートアップ支援資金を混ぜず、農業生産、加工・販売、車両、土地関係費を費用別に相談します。補助・交付金も採択や交付時期を確認し、確定前の金額を初期現金へ加えません。

記事内の借入額と返済条件は説明用の仮定です。承認額、金利、対象費用を示すものではありません。見積書、自己資金の経緯、売上根拠、支払日をそろえ、利用する制度と費用ごとの対象性を申込先へ確認します。生活費と納税用の確保は事業資金の使途と分けます。

相談前の状況を整理する3つの想定例

以下は説明用の架空の相談例です。実在するお客様の実績や融資結果を表すものではありません。

架空の相談例 1

有機表示を先に広告へ出す計画

架空例です。認証と表示条件を確認し、表示できる時期と商品を明確にします。

架空の相談例 2

収穫量をそのまま販売量にする計画

架空例です。出荷率、規格外、値引、返品を記録し、入金できる量へ直します。

架空の相談例 3

一般創業資金だけで農地取得を含める計画

架空例です。農業向け制度と一般制度を費用別に照合します。

創業融資サポートを利用したお客様の声

支援の進み方や相談時の状況を知るには、実際のお客様インタビューが参考になります。承認率などの集計数字ではなく、ご本人の体験を確認できる事例をご案内します。

融資のアイラボの料金と支援範囲

着手金0円・成功報酬5%+税

報酬は融資が実行され、着金したときに発生します。融資が実行されなかった場合、サポート報酬はかかりません。

候補制度の整理必要資金の確認創業計画書の作成支援提出資料の確認面談質問の準備申込前後の進行整理

契約前に、成功報酬の計算対象、消費税、支援期間、追加費用の有無、解約条件を確認します。支援を利用しても融資は保証されず、最終的な可否と条件は金融機関等が決定します。

オーガニック農業の開業・創業融資でよくある質問

作付け・有機表示・収穫までの先行支出と、農業向け資金の対象を確認します。

農薬を使わなければオーガニックと表示できますか。

表示には有機JASの条件確認が必要です。自己判断で商品名や広告へ有機・オーガニックと表示しません。

青年等就農資金で農地を買えますか。

公庫は農地等の取得費を対象外と案内しています。費用ごとに公庫・地域窓口へ確認します。

収穫850kgをすべて売上にできますか。

本文は出荷率80%で680kgだけを販売量にしています。規格外等170kgを無条件に売上へ加えません。

必要出荷量450kgなら開業できますか。

6か月目の架空条件で毎月の支払等を賄う目安です。収穫期、需要、作業能力、下振れを別に確認します。

卸売上は売上月の現金ですか。

締日と振込日によります。本文の基準は同月回収へ単純化し、遅延例では30万円を翌月へ移しています。

規格外品を加工販売できますか。

加工設備、食品営業、表示、原価、販路を別に確認します。本文には加工売上を含めていません。

収穫前の赤字は融資で全て賄えますか。

利用制度と対象費用によります。生活費・税確保を事業資金の使途と分け、自己資金も含めて相談します。

確認した公式資料

確認日:2026年9月11日。業務の整理にはJ-Net21を参照し、数値例と資金計画は編集部が独自に作成しています。古い資料の費用例を現在の相場として使用していません。

この記事の監修者・運営者情報

監修者 五常コンサルティング株式会社 代表取締役 石川康平
監修者

石川 康平

五常コンサルティング株式会社 代表取締役

2024年の問い合わせ・ヒアリング対応300件をもとに、創業融資の支援範囲・料金・制度情報について確認しています。

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執筆・編集
融資のアイラボ編集部
監修
五常コンサルティング株式会社 代表取締役 石川 康平
公開日
2026年9月11日
最終更新日
2026年9月11日
制度情報の確認方法
日本政策金融公庫、信用保証協会などの公式ページを確認し、申込時は各窓口で最新情報を再確認します。

※冒頭の仕事・人物画像はAIで生成した架空のイメージで、実在のスタッフや施設ではありません。地域写真には撮影地・撮影日・出典を表示しています。「お客様の声」と監修者の写真は、実際のお客様・監修者の写真です。

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