愛知県で美容医療の開業を考える医師の方へ

美容医療クリニックの開業資金に、創業融資は検討しましたか?

「機器や内装に使った後、人件費を払い続けられるだろうか」愛知県で美容医療クリニックを開くには、機器・内装の準備に加え、診療が軌道に乗るまでの人件費や家賃が必要です。ここでは医師個人の無床診療所を想定し、開業費と開業後に残す現金を整理します。
必要額の確認から創業融資の準備まで、アイラボがサポートします。開業資金を無料相談する

美容医療クリニックの仕事と開業準備を表す人物入りの架空イメージ(AI生成)

機器の購入費と、診療を続ける現金を分ける

開業費と、診療を続ける資金
  1. 開業前内装・機器を準備

    診療内容と開設条件に合う物件、機器、人員を見積る。

  2. 開業直後家賃・人件費を支払う

    診療件数が少ない月にも、職員と場所の維持費が続く。

  3. 診療後決済代金を回収

    売上と入金日は別。カード等の入金予定も確認する。

診療が軌道に乗るまで人件費・家賃に備える

医師の診療・説明・記録や診療後の対応に必要な時間も見込みます。未実施の診療の前受金は、自由に使える売上と分けて管理します。

開業前の準備費と、診療を続ける事業資金を分けると、必要額を考えやすくなります。

美容医療の開業費用

開業資金は、この2つに分けます。金額が未定でも相談できます。

開業までに使うお金

  • 診療所の内装・物件保証金
  • 診療機器・導入保守の準備
  • 記録・予約・決済のシステム
  • 採用・教育・開設準備

開業後の支払いに残すお金

  • 職員の給与・社会保険等
  • 家賃・光熱費・機器保守費
  • 診療の材料費・決済手数料
  • 診療が少ない月の維持費

開業後の事業の支払いを支えるお金を「運転資金」といいます。ご自身の生活費はこれと分けて確保し、事業に使える自己資金を確認します。

費用と売上をどう見積る?

開業前の支払い
設備・契約・開業準備の見積りを分け、融資着金より前に払う費用も確認します。
開業後の事業資金
必要額は診療内容、機器、人員、物件の条件で変わります。売上と入金の月、毎月の事業の支払いを並べ、借入後の返済見込みも確かめます。

見積りと支払時期が分かるものから、必要額を一緒に確認できます。

貯金で足りる?
創業融資を考える目安

必要な額と自己資金を比べる
開業までの
準備費用
開業後の
事業の支払い
事業に使える自己資金で
足りますか?
足りる自己資金で
準備を進める
足りない費用の見直し
融資の検討

借入をする場合は、返していける見込みも確認。生活費は事業資金と分けて準備します。

創業融資は、開業や事業に使うお金を借りて返す仕組みです。自分はいくら借りればよい? その整理から、アイラボがお手伝いします。

使える制度・支払時期の注意

日本政策金融公庫の新規開業・スタートアップ支援資金などが候補です。事業計画の確認と審査があり、融資の可否・金額・条件は金融機関が判断します。

初期費用の時期を調整する方法も比較します。美容医療クリニックに必要な支払いが融資金の入金前に来る場合は、相談時にお伝えください。創業間もない方も状況に合う制度を確認できます。

計画書は、
一人で抱えなくて大丈夫。

資金計画を一緒に整理しましょう。

あなたの迷いを、次の準備へ
今の迷いアイラボと進めること
内装と機器
資金を使い
切らないか
必要額を計算準備費と維持費を整理
診療枠と
売上の
説明が不安
計画書づくり診療枠と人員を整理
面談での
説明が不安
模擬面談で練習診療枠と資金を説明する練習
当社の支援と、ご本人にお願いすること

内装・機器の見積り、職員の支払予定、医師の診療・説明枠と決済入金予定を資金計画へまとめます。診療所の開設・診療・広告の専門判断は、管轄窓口や専門家に確認します。売上の根拠と未確定の見込みを分け、返済の見通しも確認します。

依頼前に、成功報酬の計算対象と消費税、支援期間、追加費用の有無、解約条件を確認できます。当社は必要額の計算、創業計画書の作成支援、提出資料の確認、模擬面談を行います。ご本人には見積書や契約条件の提供と、金融機関での面談・説明をお願いします。

金融機関へ直接相談する方法もあります。当社の支援内容と公庫の申込準備をご確認ください。

準備が前に進んだ、
お客様の体験

ストレッチ整体ピッと! 辻 晴稀様

ストレッチ整体ピッと!
辻 晴稀様

名古屋市名東区/整体・リラクゼーション

相談前から依頼後の変化
相談前
計画書に時間がかかる開業準備に影響が出そう
当社の支援
お話を聞いて助言融資と事業の相談
依頼してから
開業準備に時間を使えた集客・店舗の準備へ

整体店・辻様の体験(インタビュー要約)

辻様のインタビューを読む

相談・サポートの料金

初回相談は無料。支援内容と料金に納得してから、依頼を決められます。

初回相談
無料
着手金
0円
成功報酬
5%+税融資実行額に対して

報酬は融資実行・着金時に発生します。融資が実行されなかった場合、サポート報酬はかかりません。

料金に含まれるサポートを見る
候補制度の整理必要資金の確認創業計画書の作成支援提出資料の確認面談質問の準備申込前後の進行整理

融資には金融機関の審査があります。

クリニックの資金、
まずは相談しませんか

愛知県で美容医療の無床診療所の開業を考える医師なら、今ある見積りや予定からご相談ください。金額や計画書が未完成でも大丈夫です。

無料相談から、依頼を決めるまで
計画を
話す
必要なお金と、
融資の準備を
整理する
納得して
依頼を判断

開業日や大きな支払日が決まっていれば、その予定もお聞かせください。

相談無料・愛知県全域対応。資料は未完成でも構いません。無料相談だけで契約する必要はありません。

相談前に整理したい4つの準備

開設条件と物件の見積り

契約や内装工事の前に、開設者、診療内容、図面を管轄保健所へ相談します。医師個人と法人等では手続きが異なります。

機器・人員と支払日

機器の導入・保守見積り、採用・教育費、給与と家賃の支払日を整理します。導入時と開業後の費用を分けましょう。

提供できる診療枠

有料診療だけでなく、診療に進まない相談、説明・記録・診療後の対応も医師と職員の時間に含めます。予約数を売上の確約にしません。

入金予定と前払契約

決済代金の入金予定を確認します。継続契約の未実施分や返金に備えるお金を区別し、生活費と納税用のお金も別に確保します。

ほかのお客様の声

さまざまな業種の方が、当社と創業の準備を進めています。

ほかの5名の体験を見る

開業・創業融資のよくある質問

必要なお金と、相談の進め方についてお答えします。

美容医療クリニックの開業資金はいくら必要ですか?

必要額は診療内容、機器、人員、物件の条件で変わります。開業までの費用と、診療が安定するまでに残す事業資金を分け、見積りと支払時期から必要額を決めます。

自己資金があっても創業融資を検討する意味はありますか?

開業後の事業の支払いまで自己資金で賄えるなら、借入は必須ではありません。生活費を別に残し、売上が少ない月も支払いと返済を続けられるか比べて判断します。

見積りや計画書が未完成でも相談できますか?

はい。開業予定地・時期、予定する診療内容と人員、手元にある見積りなどから始められます。無料相談で次の準備を確認できます。

機器の見積りだけで資金計画を作れますか?

機器の見積りから相談できますが、必要額は内装・開設準備、人件費、家賃、決済の入金時期まで含めて確認します。医師の説明・診療後対応の時間も見込み、診療件数が少ない月を比べます。

アイラボには何を相談・依頼できますか?

必要額の計算、創業計画書の作成、資料の確認、面談練習を支援します。初回相談は無料です。支援内容と料金を確認してから依頼を判断できます。

クリニックの開業資金、
一緒に準備しましょう。

今分かっている計画と、資金の心配をお聞かせください。

美容医療クリニックの詳しい資金計画と条件

以下は説明用の架空例や開業条件です。金額は相場や借入推奨額ではありません。必要な項目だけ開いて、実際の見積りと比べてください。

説明用試算の借入は30,000,000円です。当社の支援を利用する場合は、着金時に実行額の5%+税を一度支払います。元の図・表と、税込報酬1,650,000円を反映した比較表を分けています。

開業時の支払と、残す現金

当社の支援を利用する別計算では、借入30,000,000円×5%+消費税10%=税込報酬1,650,000円です。着金時に一度支払い、準備費支払後の現金15,000,000円から13,350,000円を開始現金とします。元の図・表は報酬支払前です。既に他の費目に含めた場合は重ねません。

初期支出は3,500万円です。自己資金2,000万円と借入3,000万円の合計5,000万円から支払い、1,500万円を開業時に残す架空例です。物件取得、工事、機器購入の見積書を別にし、同じ機器に購入代とリース料を二重計上しません。

機器代には搬入、設置、使用説明、必要な付属品が含まれるかを確認します。価格だけを比べず、保守対象期間、故障時の窓口、代替の可否、対応が終わるまでの見込みを確認してください。本例は個別修理が追加になる条件で、停止しても必ず他の機器へ振り替えられるとは見込みません。

工事を契約する前に、医師の開設条件と予定する診療内容を保健所へ相談します。引渡しや機器搬入が遅れると、開業前でも家賃や人件費が出る可能性があります。融資の送金日だけでなく、契約金、中間金、最終支払の期限を記載した表で調整します。

開業時に払うお金と、開業後に残すお金
調達する資金 5000万円
開業までに支払う3500万円
開業時点で残る1500万円

架空モデル。融資と自己資金が全額そろい、初期支出を払った直後の区分です。残るお金も、家賃・人件費・返済などに使います。

開業費の内訳を開く →

以下は個人事業で開業する説明用の架空モデルです。金額は円、消費税がかかる料金・支払は税込総額でそろえています。初期資金50,000,000円から開業支出35,000,000円を払い、15,000,000円を開業時現金とします。相場、推奨借入額、金融機関の承認条件を示す数字ではありません。

返済は100回(100か月)・据置なし・元金均等、年2.4%を月割りする説明上の仮定です。実際の返済日数、手数料、保証料、借入条件で金額は変わります。事業主の生活費と借入元金は損益上の経費にせず、現金の減少として分けています。設備購入と減価償却も二重に支出へ計上しません。

月末欄は、納税用に別管理する金額を差し引いた「利用可能現金」です。納税確保は外部への支払ではありません。6か月内に事業主本人の所得税・住民税・消費税を実際に納付しない仮定で、実際の納付予定がある場合は確保額と支払を照合して差し替えます。税額を示す試算ではなく、個人の社会保険等は生活費側に含めます。

調達は借入30,000,000円、自己資金20,000,000円の仮定です。初期支出に含めた項目を、月々の現金表で再び引きません。

開業までの支払と、開業後に残す現金を分ける
開業までに払う項目仮定額(円)見積りの確認条件
内装・給排水・電気等12,000,000診療内容、区画、安全な動線で見積り
診療機器・初期備品10,000,000購入方式。毎月リース料は重ねない
物件取得・保証金等5,000,000返還条件と原状回復を確認
電子記録・予約・通信等3,000,000権限、保存、初期設定を含む
採用・開業前教育等2,000,000開業前の準備分。毎月の給与とは別
開設準備・契約・告知等3,000,000実費と外部支援費を分ける
合計35,000,000残りを開業時の現金とする
入金・支払と6か月の現金

開業時1,500万円から始め、初月の回収は162万円です。材料・決済費41万4,000円、固定費等200万円、元金30万円、利息6万円、生活費60万円、納税用確保30万円を差し引くと、月末は1,294万6,000円になります。初期設備代の大きさだけでなく、立上がり中の月々の減少額も確認します。

診療後の代金は、一部が翌月に入る
  1. 当月に有料提供実施件数×平均3万円を売上とする
  2. 当月中90%を回収し、材料・人件費等を負担
  3. 翌月残る10%を回収。次の月の費用も発生

架空の都度払いモデル。前払契約は含みません。決済手数料は連動費へ含めた総額表示です。

支払月別の残高を開く →
6か月の月末現金残高
1か月目1294万6,000円
2か月目1147万4,600円
3か月目1046万5,800円
4か月目991万9,600円
5か月目983万6,000円
6か月目1001万4,000円

架空モデル。開始時1500万円。事業支払・人件費確保・元金・利息・生活費・納税用の確保後。最少は983万6,000円です。棒は共通の基準1500万円で比較。納税用の別管理額は含めません。

支払月別の残高を開く →

この図は成功報酬支払前です。支払後は同じ補足の比較表で確認できます。

請求額と実入金を、支払月に合わせて追う
月実入金事業支払・人件費確保元金/利息生活費/納税確保月末の利用可能現金
1か月目1,620,0002,414,000300,000/60,000600,000/300,00012,946,000
2か月目2,340,0002,552,000300,000/59,400600,000/300,00011,474,600
3か月目2,940,0002,690,000300,000/58,800600,000/300,00010,465,800
4か月目3,540,0002,828,000300,000/58,200600,000/300,0009,919,600
5か月目4,140,0002,966,000300,000/57,600600,000/300,0009,836,000
6か月目4,470,0003,035,000300,000/57,000600,000/300,00010,014,000

最も少ない月末現金は9,836,000円です。納税等のため別管理するお金を除いた残高で、通帳残高とは一致しない場合があります。月末表だけでは月中の不足は分かりません。家賃、仕入、外注費の支払日と入金日を日付順に並べて確認します。

月30万円の納税用確保は税額を示す試算ではありません。自由診療だから全て同じ課税関係とせず、提供内容や費用の区分を確認して税額・納付月を見積もります。6か月末の現金だけで安全な開業と判断せず、機器更新、長期修繕、診療後の対応を含む年単位の収支も作ります。

着金時に成功報酬を払う場合の利用可能現金
時点・条件報酬支払前(円)報酬支払後(円)
開業時15,000,00013,350,000
1か月目末12,946,00011,296,000
2か月目末11,474,6009,824,600
3か月目末10,465,8008,815,800
4か月目末9,919,6008,269,600
5か月目末9,836,0008,186,000
6か月目末10,014,0008,364,000

報酬支払後の最少月末現金は5か月目の8,186,000円です。生活費と納税用の確保額を既に差し引いた利用可能現金で、利益や通帳残高とは区別します。月初などの支払いに足りるかは日付順に確認します。

診療・説明・記録に使える時間

医師の有料対応を1件25分、無料相談を1件30分、診療室の占有を準備・入替え込み45分と置く架空例です。診療の種類や患者の状態によって時間は変わるため、実際の診療設計を優先します。各職種の業務は資格と指示の範囲に合わせ、平均時間を理由に必要な診察や説明を省きません。

提供150件でも、説明・記録・診療後対応の時間を残す
作業・条件架空モデルの能力・時間確認する点
医師の有料対応150件×25分=3,750分診察・判断・説明・記録の架空配分
医師の無料相談20件×30分=600分有料件数と重複しない相談
医師の通常対応合計4,350分/月4,800分、残り450分20日×240分。別に診療後対応等の時間を確保
診療室の占有150件×45分=6,750分20日×360分=7,200分、残り450分
看護・準備等150件×35分=5,250分看護師2人の実際の勤務表へ配置
医師の勤務全体20日×8時間=160時間通常対応80時間枠以外に管理、対応、休憩等を配分

診療室だけなら160件分の枠がありますが、医師の通常対応、看護師の同時対応、診療後の相談、機器の停止で受けられる数は変わります。残る時間をすべて新規の予約へ置き換えず、実際の所要時間を記録して更新します。

看護師2人を雇っても、常に二人同時に勤務できるとは限りません。休暇や研修、準備、安全管理の業務を勤務表へ入れ、受付担当に資格が必要な行為を移して能力を増やす計画にしないようにします。医師の通常対応80時間枠の外にも、診療後対応や管理、休憩を計画しています。

診療所の開設・診療・広告・契約

愛知県の診療所開設等の手続きでは、医師個人の開設届は開設後10日以内、医師以外の者・法人等の開設は事前の許可が必要です。本例は必要な条件を満たす医師の個人開設です。一般の事業者が医師を雇えば同じ手続きになるとは判断せず、開設主体、物件、図面を契約前に管轄保健所へ相談します。名古屋市内は市の管轄窓口を確認し、県への提出と決めつけません。

厚生労働省の令和7年8月の美容医療に関する通知を踏まえ、無資格のカウンセラーが診断や治療方法の決定を行う運用にしません。医師の判断、看護師等への指示、説明・記録、安全管理を体制として整えます。医療広告の公式案内に沿って、効果を保証する表現や患者の主観的体験談等を広告へ使うことにも注意が必要です。

消費者庁の特定継続的役務提供の案内では、対象となる美容医療の方法・内容で、期間が1か月を超え、金額が5万円を超える等の条件に当たる契約を扱っています。すべての自由診療に一律適用されるとせず、クーリング・オフや中途解約等を実際の契約で確認します。本例は都度払いで、長期前払を資金源へ含めません。

未提供分を受け取る場合は、受領額から提供済みの分を区分し、残る提供費と返金条件を管理します。売上を増やすために契約を形式的に分けるのではなく、実際の取引全体で適用を確認してください。

その他

開設・診療・契約の条件、料金の前提、地域の物件、融資資料などを個別に開けます。

有料診療・相談・診療後対応の役割
PLAN CHECK

有料診療、説明、診療後の対応を分ける

有料の提供医学的判断を経て実施

適応、説明、同意、記録を含めて計画。

売上を保証しない診療に進まない相談

相談時間を確保し、無理に成約へ結び付けない。

継続する責任診療後の問合せ・対応

再診、安全管理、緊急連絡の体制を用意。

業務の役割比較です。実施しない判断や診療後の対応も必要な仕事として、人員と時間に含めます。

診療内容から資金点検までの準備
OPENING STEPS

美容医療クリニックの開業準備を進める順序

  1. 01医療の提供範囲を決める医師の経験、適応、安全体制を整理。
  2. 02開設条件を事前相談する保健所へ図面と診療内容を確認。
  3. 03機器と人員を確定する保守、資格、教育、緊急時体制を確認。
  4. 04料金・説明・契約を整える広告、同意、前払・返金条件を確認。
  5. 05診療枠と現金を点検する機器停止や追加対応も計画へ反映。
診療範囲・医師と職員の役割

美容医療の開業では、来院や相談がそのまま有料の診療に進むとは限りません。医師が必要性や適応を判断する時間、説明、記録、診療後の対応を含めて、提供できる量と費用を見積もります。

本記事は必要な資格・条件を満たす医師が個人で開設する、無床の自由診療クリニックの架空例です。エステサロンとは区別し、特定の治療法・効果や診療時間の基準を推奨する内容ではありません。

「美容医療」という広い名称だけで設備の見積りを取らず、医師が経験と体制を踏まえて提供する診療を決めます。必要な設備、薬剤等、衛生管理、説明と記録、急変時の連絡先を具体化し、物件の図面と照合します。開業後に診療内容を増やす場合も、安全に提供できる体制を先に確認します。

本モデルは都度払いの外来サービスで、1件当たり平均3万円と仮定します。これは個別治療の価格相場でも、すべての患者に同じ診療を行う条件でもありません。診療内容の構成が変われば材料費と時間も変わるため、自院の提供予定を件数別に組み直すための入口として使います。

相談だけで終わる人を有料件数へ含めません。医師が診療を行わないと判断した場合や、患者が希望しない場合の説明・案内も業務です。受付やカウンセラーの販売目標を、そのまま医師による医学的判断や確定売上へ置き換えないようにします。

提供件数・診療単価・入金条件
医師の時間と、診療室の時間を両方確認する
医師:有料対応+無料相談4,350分/4,800分
診療室:準備・入替え込み6,750分/7,200分

架空の6か月目150件。医師は150件×25分+無料相談20件×30分。診療室は150件×45分。棒はそれぞれの上限に対する使用割合で、分数そのものの比較ではありません。時間は医学的な推奨基準ではありません。

診療・説明・設備の時間配分を開く →

有料の提供件数を60・80・100・120・140・150件、平均3万円と仮定します。売上は180万・240万・300万・360万・420万・450万円です。無料相談は毎月20件を別枠とし、すでに有料件数の内訳に含む相談と重複させません。有料件数は医師の判断と患者の意思で提供に至ったものだけを数えます。

回収は当月90%、翌月10%の総額表示とします。1件当たり材料等6,000円と決済費900円、計6,900円を支払側へ含める架空条件です。実際の決済会社が手数料を控除して着金する場合は、入金から控除した分を支払側で再び引かないように変換します。

提供済みの件数と、決済の入金月を分ける
月有料提供件数売上(円)実入金(円)
1か月目601,800,0001,620,000
2か月目802,400,0002,340,000
3か月目1003,000,0002,940,000
4か月目1203,600,0003,540,000
5か月目1404,200,0004,140,000
6か月目1504,500,0004,470,000

5か月目の実入金は当月分378万円+前月分36万円=414万円です。6か月目の売上450万円のうち45万円は7か月目に回収します。前払契約の受領はこの表に入れていません。売上を増やすために長期の前払を追加する場合は、提供済みと未提供分、返金の必要額を別に管理します。

毎月の費用と必要な診療件数

固定費・雇用費は月200万円です。変動する材料等と決済費は1件6,900円として別に引きます。医師である事業主自身の生活費60万円は個人事業の経費にせず、現金の引出しとして分けています。医療法人で給与を支給する場合は、この個人モデルをそのまま使わず法人の収支に直します。

毎月の費用と、現金を維持できる売上を確認する
毎月の項目仮定額(円)含める範囲
看護師2人・受付1人の雇用予算1,200,000給与、事業主負担等を含む架空総額
家賃・共益費450,000無床診療所の拠点
機器の基本保守・安全管理等150,000通常契約。個別修理は別
予約・記録・通信・管理等100,000月額運用費
継続告知・その他運営費100,000医療広告の確認を含む
合計2,000,000数量連動費・返済・生活費・納税確保は別

3人の雇用予算120万円は、給与の支払と事業主負担、未納の源泉税・社会保険料等の確保を含む計画額です。確保分は利用可能現金から除き、後日の納付時に再度引きません。実際の雇用条件と納付日で内訳を作り、金額と勤務表の両方を確認します。

1件の差額は3万円−6,900円=2万3,100円です。固定費200万円、生活費60万円、納税用確保30万円、元金30万円、初月利息6万円の合計326万円を賄う目安は142件です。150件が毎月続くなら差額346万5,000円から326万円を引いた20万5,000円が残る計算ですが、機器更新や初期支出の回収まで済む意味ではありません。

部屋の上限160件に対し必要142件は約88.8%です。上限に近い状態で初めて現金が維持できるなら、医師の判断や患者への説明を急がせるのではなく、設備取得額、固定費、資金構成を見直します。単価を上げれば同じ人数が来るとも限らず、料金構成を変えた際は材料費・提供時間も一緒に再計算します。

機器停止・提供減・代替人員の比較

有料件数が減る条件では材料・決済費も減る一方、人件費や家賃は継続する例です。医師の判断で実施に至らなかった場合を、売上を埋めるべき目標として扱わず、固定費と資金に余裕があるかを確認します。

条件が変わると、残る現金はいくら違うか

各行は「基準 → 変更後」。増減額と棒を同じ基準で比較します。

機器停止で20件減・修理30万円

5か月目−70万2,000円
983万6,000円→913万4,000円
6か月目−76万2,000円
1001万4,000円→925万2,000円

6か月の最少:5か月目 913万4,000円

5か月目の提供が10件減

5か月目−20万1,000円
983万6,000円→963万5,000円
6か月目−23万1,000円
1001万4,000円→978万3,000円

6か月の最少:5か月目 963万5,000円

5か月目に代替人員費10万円

5か月目−10万円
983万6,000円→973万6,000円
6か月目−10万円
1001万4,000円→991万4,000円

6か月の最少:5か月目 973万6,000円

各例は基準から独立した変更で、重ね合わせません。棒の全幅は増減76万2,000円。生活費・返済・別管理の条件は基準と同じ。

変更後6か月の残高を開く →

この図は成功報酬支払前です。支払後は同じ補足の比較表で確認できます。

機器停止で20件減・修理30万円:5か月目に機器が5営業日止まり、140件のうち20件を提供せず、別日に振り替えない条件です。売上60万円が減り、材料・決済費13万8,000円を支出しませんが、修理30万円を当月に払うため支払差は16万2,000円増。入金は当月54万円、翌月6万円減ります。 この条件では5か月末9,134,000円、6か月末9,252,000円です。

5か月目の提供が10件減:5か月目に有料提供が140件から130件へ10件減り、無料相談等の時間は確保したままとします。売上30万円減、材料・決済費6万9,000円減で、入金への影響は当月27万円、翌月3万円です。後日の契約や前払で自動的に補う条件は入れません。 この条件では5か月末9,635,000円、6か月末9,783,000円です。

5か月目に代替人員費10万円:5か月目に資格・業務範囲を確認した代替人員の費用10万円を追加し、診療の件数は基準を維持する条件です。保険金や補填は見込まず、増収も足しません。人員を確保できなければ診療枠も変わるため、実際には別の条件で再計算します。 この条件では5か月末9,736,000円、6か月末9,914,000円です。

機器停止や提供減で、返済後の現金を比べる
変更例/月入金の増減(円)支払・確保の増減(円)変更後残高(円)
機器停止で20件減・修理30万円/1か月目0012,946,000
機器停止で20件減・修理30万円/2か月目0011,474,600
機器停止で20件減・修理30万円/3か月目0010,465,800
機器停止で20件減・修理30万円/4か月目009,919,600
機器停止で20件減・修理30万円/5か月目-540,000162,0009,134,000
機器停止で20件減・修理30万円/6か月目-60,00009,252,000
5か月目の提供が10件減/1か月目0012,946,000
5か月目の提供が10件減/2か月目0011,474,600
5か月目の提供が10件減/3か月目0010,465,800
5か月目の提供が10件減/4か月目009,919,600
5か月目の提供が10件減/5か月目-270,000-69,0009,635,000
5か月目の提供が10件減/6か月目-30,00009,783,000
5か月目に代替人員費10万円/1か月目0012,946,000
5か月目に代替人員費10万円/2か月目0011,474,600
5か月目に代替人員費10万円/3か月目0010,465,800
5か月目に代替人員費10万円/4か月目009,919,600
5か月目に代替人員費10万円/5か月目0100,0009,736,000
5か月目に代替人員費10万円/6か月目009,914,000

修理に時間がかかる場合は、6か月目以降の予約にも影響します。停止中に別機器へ変更できるかは医学的・設備的条件を確認し、予定どおりの再開を保証する説明にしません。前払がある場合は未提供分の返金も加え、都度払いのこの図と分けて残高を追います。

各変更条件にも、一度の成功報酬を反映
時点・条件報酬支払前(円)報酬支払後(円)
機器停止で20件減・修理30万円
1か月目
12,946,00011,296,000
機器停止で20件減・修理30万円
2か月目
11,474,6009,824,600
機器停止で20件減・修理30万円
3か月目
10,465,8008,815,800
機器停止で20件減・修理30万円
4か月目
9,919,6008,269,600
機器停止で20件減・修理30万円
5か月目
9,134,0007,484,000
機器停止で20件減・修理30万円
6か月目
9,252,0007,602,000
5か月目の提供が10件減
1か月目
12,946,00011,296,000
5か月目の提供が10件減
2か月目
11,474,6009,824,600
5か月目の提供が10件減
3か月目
10,465,8008,815,800
5か月目の提供が10件減
4か月目
9,919,6008,269,600
5か月目の提供が10件減
5か月目
9,635,0007,985,000
5か月目の提供が10件減
6か月目
9,783,0008,133,000
5か月目に代替人員費10万円
1か月目
12,946,00011,296,000
5か月目に代替人員費10万円
2か月目
11,474,6009,824,600
5か月目に代替人員費10万円
3か月目
10,465,8008,815,800
5か月目に代替人員費10万円
4か月目
9,919,6008,269,600
5か月目に代替人員費10万円
5か月目
9,736,0008,086,000
5か月目に代替人員費10万円
6か月目
9,914,0008,264,000
名古屋の来院経路と物件条件

駅から近いことだけで、診療所向きの物件とは限りません。建物の用途、搬入経路、エレベーター、電力・給排水、プライバシー、緊急時の導線を確認します。受付の広さや広告看板だけを先に決めず、図面を保健所と工事担当へ示して整合を取ります。

名古屋の中心部を候補にする場合も、駅から入口までの経路、ビル内での案内、混雑時の待合を実際に歩いて調べます。来院者にとっての利用しやすさと、事業者にとっての機器搬入や安全な運営を同じ物件で満たせるか確認してください。

名古屋市中区・久屋大通公園と周辺店舗。2021年10月10日撮影
久屋大通と来院経路

中心部の風景は商圏調査の出発点です。写真から特定物件の開設可否や需要を判断せず、入口・設備・安全な動線を現地で確認します。

実景:名古屋市中区・久屋大通公園と周辺店舗/2021年10月10日撮影/Evelyn-rose。原典・CC0 1.0。縮小・WebP変換。撮影時の記録で、現在の店舗・交通規制・営業可否を示すものではありません。

創業融資の資料と資金の使い道

融資相談には、開設主体と医師の経歴、診療内容、保健所への相談記録、工事・機器の見積り、人員計画を整理します。事業主と雇用職員の役割を分け、診療枠の裏付けとなる医師・診療室・看護の時間配分も示します。

広告予算から来院数を直結させず、相談、医学的判断、患者の意思を経た有料提供の見込みとして説明します。機器停止時の対応、前払を行う場合の未提供分と返金、契約上の支払日まで整理すると、設備資金と運転資金の根拠が分かれます。

未確定の契約・見積りは確定分と分け、日付と有効期限を付けます。金融機関に相談する前に、融資の送金まで待てる支払と先に期限が来る支払を分けておくと、必要な自己資金を確認できます。借入が希望どおりにならない場合に延期できる設備と、縮小すると売上能力も下がる設備を区別してください。

日本政策金融公庫の新規開業・スタートアップ支援資金は、事業に必要な設備資金・運転資金を案内しています。記事の試算額がそのまま対象額や借入可能額になるわけではありません。希望額を決めるときは、見積書、自己資金の経緯、受注・売上の根拠、開業後の支払予定を照合します。

公庫の創業予定者向け手続き案内では、創業計画書や設備資金の見積書などの準備書類が示されています。事業形態や申込内容に応じた必要書類を確認し、審査・契約・送金より前に支払期限が来る項目を相談時に伝えてください。融資のアイラボへの支援依頼が融資の申込要件になるものではなく、金融機関へ直接相談する方法もあります。

事業主の生活費や納税準備は、事業の設備費・運転資金の申込使途と分けて管理します。現金表に生活費が載っていることを理由に、その全額を事業融資で賄えるとは判断しません。実際の利用条件、対象費用、返済方法は、申込先へ事業計画を示して確認します。

業種固有の条件についての質問

診療内容や設備・開設条件によって計画が変わります。具体的な契約書・見積書を手元に置き、自分の条件と照らし合わせてください。

エステサロンの計画をそのまま使えますか。

使えません。医療の提供には医師の判断、開設手続き、安全管理、広告等の確認が必要です。本記事は条件を満たす医師の個人開設を想定します。

平均3万円は治療の価格相場ですか。

いいえ。収支を説明する架空の平均額です。実際に提供する診療の構成、時間、材料費で作り直します。

相談20件も売上に含まれますか。

本例の無料相談20件は有料件数と別で、売上はゼロです。医師の時間は使うため能力の計算には含め、必ず有料診療へ進むとは見込みません。

142件なら設備代を回収できますか。

142件は月々の固定費、生活費、返済、納税確保を賄う定常時の架空目安です。設備投資の回収や更新費を含む長期計画は別に必要です。

前払の入金は受領時に全部使えますか。

未提供分には今後の診療や返金条件が残ります。適用される契約ルールを確認し、提供済み、未提供、返金・提供費を分けて管理します。

機器停止の比較で材料費も減っていますか。

はい。20件減では材料・決済費13万8,000円を減らし、修理30万円を足すため、5か月目の支払は16万2,000円増える条件です。

融資相談で優先して示す資料は何ですか。

医師の経歴と開設内容、保健所への確認、設備・工事見積り、勤務と診療枠、回収・返金を含む資金計画です。相談先の制度条件も個別に確認します。

条件別の想定例

以下は説明用の架空の相談例です。実在するお客様の実績や融資結果を表すものではありません。

架空の相談例 1

機器を先に購入したい

開設内容と保守体制を確認し、見積りの期限・搬入・送金の順序を整理する相談例です。高額機器の購入が融資承認を意味するものではありません。

架空の相談例 2

予約枠を増やして返済したい

医師の説明と診療後対応、診療室、看護師の同時対応を確認し、固定費の見直しも含めて検討する相談例です。

架空の相談例 3

長期前払で開業資金を補いたい

契約の適用、未提供分、提供費と返金を別に管理する相談例です。受領した全額を開業費へ使える利益として扱いません。

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確認した公式資料

今回の確認日:2026年10月2日。上段の一次資料と公庫の案内を確認しました。開設・診療・広告・契約の条件は、提供内容と管轄窓口で個別に確認してください。既存記事の参考資料と実景の原典は下段・各写真に保持しています。金額は相場・借入可能額を示さない架空例です。

監修者・運営者情報

監修者 五常コンサルティング株式会社 代表取締役 石川康平
監修者

石川 康平

五常コンサルティング株式会社 代表取締役

2024年の問い合わせ・ヒアリング対応300件をもとに、創業融資の支援範囲・料金・制度情報について確認しています。

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執筆・編集
融資のアイラボ編集部
監修
五常コンサルティング株式会社 代表取締役 石川 康平
公開日
2026年09月09日
最終更新日
2026年10月2日
制度情報の確認方法
日本政策金融公庫、信用保証協会などの公式ページを確認し、申込時は各窓口で最新情報を再確認します。
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