バーチャルオフィスと創業融資場所・費用・移転を図解

借りた住所と、実際に仕事をする場所を分けて説明しましょう。月額の安さだけでなく、面談・郵便・在庫の利用条件と、将来の移転後に残す現金まで確かめます。

創業予定者がレンタルオフィスの会議室を内見する架空の場面(AI生成)

仕事の場面はAI生成の架空イメージです

借りた住所だけでは、仕事の実態を説明できない

三つの場所を、契約と対応させる

自分の事業は、どこで動く?

登記・郵便

契約住所 → 利用契約・転送記録

日々の作業

自宅・専用席・現場 → 利用権限・業務記録

面談・保管

会議室・保管先 → 予約・台帳・契約

住所利用、作業スペース、許認可、口座開設、融資審査は別の確認です。写真や登記があるだけで可否は決まりません。実際の場所を隠さず、申込先へ説明します。

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業務・実際の場所・証拠資料の対応

日本公庫の創業コラムは、バーチャルオフィスを物理的なスペースを提供せず住所・電話番号等を貸し出すサービスとして説明し、法人名義口座の開設や融資を受けにくい場合があるとしています。一律の可否ではなく、事業を実行できる根拠を準備します。

業務実際の場所示す資料
登記・郵便バーチャルオフィス利用契約・転送記録
企画・事務自宅・専用席等使用承諾・利用明細
顧客面談会議室・顧客先予約方法・対応手順
制作・提供自宅・外注先・現場業務工程・契約
設備・在庫保管場所写真・台帳・賃貸資料
許認可制度上必要な営業所等所管窓口の回答

初年度の総額と、できる仕事を一緒に比べる

架空料金|初期費用+月額×12か月

住所利用:3万円+月1万5,000円21万円

専用席:6万円+月4万5,000円60万円

個室賃貸:40万円+月8万円136万円

例では住所利用型に作業・面談・在庫の機能を含めません。追加サービス、自宅の通信・保管、交通費、税区分を同条件で確認。相場や審査の有利さを示す比較ではありません。

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21万円・60万円・136万円の費用内訳
架空形態初期費用月額初年度合計主な確認
住所利用型3万円1万5,000円21万円作業・面談・在庫不可
専用席型6万円4万5,000円60万円利用時間・登記・来客
個室賃貸40万円8万円136万円用途・設備・解約

費用の安さは審査上の有利さを示しません。業務の実行、情報管理、顧客信用、採用、郵便受取、口座、許認可、将来移転を含めて選びます。

郵便を受け取った後、本人へ届くまでを決める

架空の郵便運用|2営業日以内に確認
  1. 受付が受領毎営業日に受領・到着通知
  2. 本人が確認通知を見て転送・保管期限を確認
  3. 必要な対応内容を確認し、返答・提出期限へ登録
不在時の代わりも決める通知漏れを残さない

2営業日はこの例の運用目標で、業界基準ではありません。休日、転送の所要日、緊急郵便を契約で確認。電話転送や会議室予約、公庫の訪問対応は別に整理します。

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郵便・電話・来客・面談の運用例
接点架空運用証拠
郵便毎営業日受付、2営業日以内確認通知・転送履歴
電話代表番号から即時転送契約・通話記録
来客予約制会議室、本人対応予約・利用明細
公庫面談指定場所へ本人が出席案内・日程
本人確認契約住所と居所を区分公的書類・契約

公庫は、店舗や事業所の予定地を訪ねる場合があると案内しています。訪問可否や必要資料は担当へ確認し、住所だけで事業所の実態を作りません。

登記・郵便・電話・来客対応を確認する

項目計算・確認方法根拠資料
住所登記・Web・請求書への表示契約上の利用範囲
郵便受取・通知・転送・保管頻度・本人確認・費用
作業専用席・自宅・顧客先等工程別に場所を示す
設備PC・機械・車両・在庫所有・設置・保管
面談会議室・オンライン・来店予約と利用証跡
移転事業拡大後の候補時期・費用・解約条件

『住所はここです』だけでなく、事業を実行する資源がどこにあり、契約上そこで使用でき、費用が計画に入っているかを示します。自宅利用では賃貸借契約や管理規約も確認します。

100万円を支払った後、150万円の使い道を分ける

架空例|移転前の現金250万円

移転前250万円

保証金等・設備・重複家賃を支払後150万円

最低現金として確保100万円

追加で使える額50万円

支払は60万円+30万円+10万円=100万円。その後の預金150万円のうち100万円を確保するので、自由に使えるのは50万円です。最低現金の確保は追加の支払ではありません。返還予定の保証金も当面使える現金に数えません。

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移転前250万円から残す現金を計算
架空項目金額確認
移転前現金250万円通帳残高
保証金・仲介等▲60万円返還・解約条件
机・通信・セキュリティ▲30万円見積り
一時的な二重賃料▲10万円開始・解約日
最低現金として確保100万円(支払ではない)固定費・税・返済
自由資金50万円250-60-30-10-100

「売上が増えたら移転する」だけでは時期と金額が不明です。採用、在庫、来客、許認可など移転条件を決め、融資申込時の資金使途と整合させます。

保証金等60万円、設備30万円、二重賃料10万円を支払った後の預金は150万円です。そのうち最低現金100万円を確保した残りが50万円。確保しただけで預金が50万円になるわけではありません。

使える場所と、第三者の判断を分けて確認する

オフィス契約の可否と、外部要件は別

予定する業務を、両側へ示す

運営者・貸主へ

作業・来客・荷物・設備・利用時間・解約

所管・申込先へ

許認可・口座・融資・実態確認の資料

両方の条件を資金表へ追加費用と移転時期を反映

登記ができることだけで許認可や融資を判断しません。自宅なら賃貸借契約・管理規約も確認。融資資金の使途が変わる場合は、支払前に申込先へ確認します。

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住所・会議室・在庫・解約の契約確認
契約項目確認する内容計画への反映
住所・登記利用範囲、表示、変更本店・連絡先
郵便・電話頻度、期限、追加料金顧客・行政対応
作業・会議占有、予約、時間、撮影業務能力
荷物・在庫受取、保管、禁止物別保管費
本人確認・審査追加書類、利用停止継続リスク
解約・移転予告、郵便、登記変更日程・費用
名古屋市中区・久屋大通公園と周辺店舗の実景

愛知県・名古屋市中区・久屋大通公園と周辺店舗

住所の便利さと、仕事をする場所の条件を分ける

写真は名古屋市中区の久屋大通公園と周辺店舗です。中心部の住所を借りる場合も、実際の作業場所、打合せの移動、会議室の予約、郵便を確認する時間を具体化します。立地の印象だけで仕事の実態を説明せず、利用契約と日々の業務がつながるか確かめましょう。掲載店舗は利用候補や当社の支援先を示していません。

名古屋市中区・久屋大通公園と周辺店舗/2021年10月10日撮影。現在の様子や当社の支援先を示す写真ではありません。写真:Evelyn-rose(Wikimedia Commons原典)/CC0 1.0。縮小・WebP変換。同ライセンスで利用。

必要な準備を項目別に確認

業務と場所を結ぶ資料

一枚の事業所説明表を作る

受注、企画、制作、保管、納品、顧客対応ごとに、担当者・場所・利用権限・設備・資料を並べます。契約名義、期間、月額、専用席・個室、来客、郵便、電話、従業員、許認可照会先も同じ表へ。会議室の利用画面や写真は補助で、契約と利用記録を組み合わせます。

自宅作業では用途、管理規約、近隣への影響、在庫・来客を確認。撮影が認められた範囲で写真を用意し、第三者の顔、郵便、他社名、入退室情報は不要に写しません。

追加料金と移転の判断

基本料以外を月別に置く

会議室、郵便転送、電話、登記、ロッカー、時間外利用、交通、保管、保険を合算します。採用人数、在庫量、来客数など移転が必要になる条件を決め、保証金・仲介・内装・設備・二重賃料を日付へ置きます。

契約解除予告、郵便の切替、住所表示、連絡不能になる期間も確認。日本公庫は事業所予定地を訪問する場合があるため、訪問先と資料は担当へ事実どおり確認します。レンタルオフィスという名称だけで審査上問題ないとは決めません。

創業融資サポートを利用したお客様の声

支援の進み方や相談時の状況を知るには、実際のお客様インタビューが参考になります。承認率などの集計数字ではなく、ご本人の体験を確認できる事例をご案内します。

融資のアイラボの料金と支援範囲

着手金0円・成功報酬5%+税

報酬は融資が実行され、着金したときに発生します。融資が実行されなかった場合、サポート報酬はかかりません。

候補制度の整理必要資金の確認創業計画書の作成支援提出資料の確認面談質問の準備申込前後の進行整理

契約前に、成功報酬の計算対象、消費税、支援期間、追加費用の有無、解約条件を確認します。支援を利用しても融資は保証されず、最終的な可否と条件は金融機関等が決定します。

よくある質問

申込み方法や必要書類は制度・窓口・事業内容によって異なります。個別条件は必ず担当窓口へご確認ください。

バーチャルオフィスだと創業融資は受けられませんか?

一律にはいえません。事業実態、契約、業種、許認可、資金計画等を金融機関が個別に審査します。

レンタルオフィスなら問題ありませんか?

名称だけでは判断できません。専用スペース、利用時間、郵便、来客、設備等の契約内容を確認します。

登記できれば許認可も取れますか?

同じではありません。業種ごとの営業所、設備、面積等の要件を所管行政庁へ確認してください。

自宅で作業することを伝える必要がありますか?

業務をどこで行うかは事業実態の説明に関わります。申込先の質問へ正確に答え、利用条件も確認します。

写真があれば事業実態を示せますか?

写真だけでは足りません。契約、業務フロー、設備、顧客・仕入、利用記録等を組み合わせます。

将来の移転費も融資に入れられますか?

資金使途や支払時期で異なります。具体的な見積と計画を基に申込先へ確認してください。

郵便転送の頻度は確認されますか?

個別審査の質問は断定できませんが、連絡を確実に受けられる体制として契約内容と運用を整理します。

この記事の監修者・運営者情報

監修者 五常コンサルティング株式会社 代表取締役 石川康平
監修者

石川 康平

五常コンサルティング株式会社 代表取締役

2024年の問い合わせ・ヒアリング対応300件をもとに、創業融資の支援範囲・料金・制度情報について確認しています。

五常コンサルティング株式会社の公式サイトを見る

執筆・編集
融資のアイラボ編集部
監修
五常コンサルティング株式会社 代表取締役 石川 康平
公開日
2026年8月13日
最終更新日
2026年9月9日
制度情報の確認方法
日本政策金融公庫、信用保証協会などの公式ページを確認し、申込時は各窓口で最新情報を再確認します。

※冒頭の仕事の写真はAI生成の架空イメージです。出典を記した地域写真は実際の風景です。お客様の声・監修者の写真は実際の人物です。

確認した公式情報

制度内容や申込方法は改定される場合があります。申込時には各公式ページと窓口で最新情報をご確認ください。PDFは容量が大きい場合があるため、スマートフォンでは通信環境にもご注意ください。

制度情報確認日:2026年8月28日

2026年9月9日改訂:仕事・人物の画像と図解を追加。計算、入金時点、支払と確保、図の近くの条件説明を照合しました。今回の確認範囲は制作報告に記録し、参考情報は次のとおりです。元記事の全制度・相場・統計を全面更新したものではありません。

日本政策金融公庫「第5回『ヒト』や『モノ』への投資について考えよう」

日本政策金融公庫「創業融資のご案内」

日本政策金融公庫「創業予定の方」

日本政策金融公庫『インターネット申込の必要書類のご案内』

住所・作業場所・許認可・連絡体制を一枚にする

オフィス契約、実作業場所、設備・在庫、許認可、将来移転を一枚に整理します。制度・手続き・審査は申込先と時点で異なるため、公式窓口の最新案内と自分の契約書類で最終確認します。

資料が完成していなくても、相談した時点で契約する必要もありません。

※融資の可否、金額、利率、返済期間、担保・保証人などの条件は、各金融機関・信用保証協会の審査により決定されます。融資のアイラボは金融機関ではなく、融資の実行を保証するものではありません。

※本記事は2026年8月28日時点の公表情報をもとに作成しています。制度内容は変更される場合がありますので、申込時には必ず各公式窓口で最新情報をご確認ください。

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