試作から販売まで、縮み・格落ち・外注条件を記録する
- 糸・組織
- 素材、番手、ロット、織編条件
- 加工後寸法
- 幅・長さ・寸法変化率
- 外観・色
- 傷、むら、色差、格落ち基準
- 用途別試験
- 強度、混用率、堅ろう度等
- 外注条件
- 最小ロット、再加工、納期、責任
尾張繊維技術センターは、令和8年4月1日適用の依頼試験として寸法変化率、混用率、堅ろう度、編織物試験等を案内しています。必要試験は用途と顧客仕様から選びます。
糸、寸法、外観、用途別試験、外注条件の表
風合いの評価だけでなく、納入先が求める数値や試験方法を確認します。試験を依頼した事実と、用途に適合することや顧客が承認することは別です。 参照:尾張繊維技術センター:依頼試験の項目・料金。
表は左右に動かせます。
項目名は固定表示です。
| 項目 | 試作時の確認 | 量産へ残す記録 |
|---|---|---|
| 糸・組織 | 素材・番手・ロット・織編条件 | 使用糸と生産指示の対応 |
| 加工後寸法 | 幅・長さ・寸法変化率 | 加工前後の測定条件 |
| 外観・色 | 色差・傷・むら・格落ち基準 | 合否見本と判定担当 |
| 用途別試験 | 強度・混用率・堅ろう度等 | 必要試験・条件・結果・顧客確認 |
| 外注条件 | 最小ロット・再加工・納期 | 品質責任・運搬・支払条件 |
尾張繊維技術センターの依頼試験には寸法変化率、繊維混用率、染色堅ろう度などが掲載されています。必要試料と料金、試料調整、納期を確認し、企画に必要な検証費を試作予算へ入れます。
初期設備500万円と、糸・加工の運転枠450万円を分ける
織編設備300万円
整経・検反・測定100万円
受電・空調・加湿100万円
運転枠450万円
金額・件数・時間は説明用の架空例です。相場、法定要件、融資承認額を示しません。 糸の初回購入は運転枠から払う想定です。同じ糸を初期費にも計上せず、残糸の帳簿評価と現金支出を区別します。
織編設備、検反、受電・空調、運転資金の表
万円、税込の架空計画。自己資金350万円と希望借入600万円の計950万円を、初期設備等500万円と運転枠450万円へ配分します。以下の区分が各制度で対象となるかは窓口確認が必要です。 参照:日本政策金融公庫:新規開業・スタートアップ支援資金。
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項目名は固定表示です。
| 費目 | 現金額 | 確認する内容 |
|---|---|---|
| 織編設備 | 300万円 | 幅・速度・保守・据付条件 |
| 整経・検反・測定 | 100万円 | 前後工程が生産量に対応するか |
| 受電・空調・加湿等 | 100万円 | 工場設備と付帯工事の範囲 |
| 初期設備等合計 | 500万円 | 300+100+100 |
| 運転枠 | 450万円 | 糸・外注・試作・商談・給与等 |
糸の初回購入は運転枠から払う想定です。初期費としても同じ糸を計上して二重に足さないでください。残糸を買った現金はすでに支出しており、残糸の帳簿評価を下げた金額がそのまま追加の現金支出になるわけではありません。事業に投入する自己資金と家計用の生活予備費も区別します。
2,000mから縮み・格落ち・非販売分を順に除く
- 加工後長さ2,000m×92%=1,840m
- 合格長さ1,840m×95%=1,748m
- 販売可能長1,748-48=1,700m
- 卸販売1,500m×1,000円=150万円
- 販売分原価1,500m×700円=105万円
金額・件数・時間は説明用の架空例です。相場、法定要件、融資承認額を示しません。 45万円は販管費、利息、返済、税等の控除前です。販売可能長の全部を売上にせず、未販売200mは製品在庫として追います。
加工後長さ、合格長さ、販売可能長、卸売上、原価の表
税抜の架空例。加工後の長さ残存率92%、その加工後長さに対する合格率95%、サンプル等48mと仮定します。合格率には長さの縮みを含めません。
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項目名は固定表示です。
| 段階 | 計算 | 計画への反映 |
|---|---|---|
| 加工後長さ | 2,000m×92%=1,840m | 8%の長さ減少を反映 |
| 合格長さ | 1,840m×95%=1,748m | 傷等による格落ちを別反映 |
| 販売可能長 | 1,748-48=1,700m | サンプル等を除いた上限 |
| 卸販売 | 注文1,500m×1,000円=150万円 | 未販売200mは売上にしない |
| 販売分原価 | 1,500m×700円=105万円 | 700円はロス等を含む販売分の単位原価 |
| 原価控除後 | 150-105=45万円 | 販管費・利息・税等の控除前 |
単位原価700円へ材料ロスを織り込んでいるなら、同じロスをさらに引きません。未販売200mとサンプル費の会計処理は資料を整理して税務担当へ確認します。ECで税抜売上20万円、販売手数料2万円、送料1万円を精算相殺する例なら手取17万円ですが、売上を17万円へ縮めず、売上と費用、入金を対応させます。
初回回収が一月遅れると、3か月目が60万円まで下がる
不足 ← 0 → 計算上残高
運転枠450万円
1か月目320万円
2か月目180万円
3か月目・通常160万円
3か月目・延期60万円
4か月目・回収後190万円
6か月目270万円
金額・件数・時間は説明用の架空例です。相場、法定要件、融資承認額を示しません。 延期案は3か月目の100万円を4か月目へ移す例です。糸、加工、給与等は先に支払うため、利益計画と回収予定を分けます。
六か月の入出金と初回回収延期案の表
税込・万円。初期設備等の支払後450万円から開始し、糸、外注加工、試作、展示商談、給与、家賃、返済等を実支出として置いた架空例です。上の税抜採算表とは対象期間・集計範囲が異なります。
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| 月・条件 | 実入金 | 実支出 | 月末現金 |
|---|---|---|---|
| 1か月目・糸と試作 | 0万円 | 130万円 | 320万円 |
| 2か月目・加工と商談 | 0万円 | 140万円 | 180万円 |
| 3か月目・初回回収 | 100万円 | 120万円 | 160万円 |
| 4か月目 | 160万円 | 130万円 | 190万円 |
| 5か月目 | 180万円 | 140万円 | 230万円 |
| 6か月目 | 180万円 | 140万円 | 270万円 |
| 別案・3か月目 | 0万円 | 120万円 | 60万円 |
| 別案・4か月目 | 260万円 | 130万円 | 190万円 |
別案は2か月目末180万円から分岐し、回収100万円だけを翌月へ延期します。4か月目260万円は通常160+延期100。管理下限100万円なら最低60万円に対し40万円の手当が必要です。展示商談が注文にならない場合は「翌月に同額入金」と置かず、売上消失と残糸・残反の処分見込みを別の案で確認します。
糸・生機・製品・外注預け・再利用を同じロットで追う
- 原糸
- 番手、色番、数量、使用先
- 生機・仕掛
- 加工段階、長さ、外注先、納期
- 製品
- 合格長、販売予約、未販売、格落ち
- 外注預け
- 自社所有、支給、委託範囲
- 再利用・処分
- 候補用途、再加工費、売却見込み
未契約の売却額を確実な入金にしません。残糸や仕掛品は、転用できる数量、残る加工費、販売時期を分けて記録します。
在庫段階、記録内容、資金判断の表
糸が加工されて生地になったら、投入した糸と完成した生地を別々の自由在庫として数えないようにします。外注先に預けたものも、自社保有か支給品かを明示します。 参照:日本政策金融公庫:創業計画の書き方。
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| 在庫段階 | 記録すること | 資金判断への使い方 |
|---|---|---|
| 糸 | 番手・色番・ロット・数量・使用先 | 転用可能な分と専用分を分ける |
| 生機・仕掛 | 加工段階・長さ・外注先・納期 | 残る加工費と入金までの期間 |
| 製品 | 合格長・販売予約・未販売・格落ち | 売れる長さと売れる時期を区別 |
| 外注預け | 自社所有・支給・委託範囲 | 相手の在庫報告と照合 |
| 再利用・処分 | 候補用途・再加工費・売却見込み | 未契約の売却額を確実な入金にしない |
融資相談には商品企画、試作結果、外注見積り、在庫表、商談と発注の一覧、月次資金表を持参します。帳簿上の在庫評価と現金回収の見込みは区別して説明してください。

愛知県・一宮市・本町商店街
産地名だけで売上を置かず、工場・加工先・納品先を結ぶ
一宮市・本町商店街の入口と沿道です。繊維製造では、糸の調達、外注加工、試験、商談、納品の所在地と日数を確認します。写真内の店舗や建物を工場、加工先、顧客、支援実績として示すものではありません。
一宮市・本町商店街/2023年7月撮影。現在の様子とは異なる場合があります。写真:Asturio Cantabrio(Wikimedia Commons原典)/CC BY-SA 4.0。縮小・WebP変換。同ライセンスで利用。
必要な準備を項目別に確認
繊維試験、創業資金、取引条件の公式根拠
繊維製造の計画は、織機の生産能力だけでは完成しません。商品に合う糸を最小ロットで手配し、織編・染色整理・検反を経て、注文先へ引き渡せる数量を確認します。愛知県内の協力工場を利用する場合も、工程ごとの支払条件、再加工、検査、輸送の日程をつなぎます。展示会での評価と正式な量産注文は分けて扱ってください。
自社企画の生地を卸す事業と、支給糸を加工して加工賃を受け取る事業では、売上と在庫の持ち方が異なります。ここでは自社が糸を購入して生地を販売する架空例を中心に説明します。数値は編集部の試算で、産地の平均単価・歩留まり・融資基準ではありません。賃加工を行う場合は、自社が負担しない糸代を仕入へ計上しないよう置き換えます。
繊維試験、創業資金、取引条件の公式根拠
この記事で扱う範囲
繊維・テキスタイル製造業で想定される相談内容
次の3例は説明用の想定であり、実在するお客様の実績・成功事例ではありません。融資の可否や金額、所要日数を示すものではありません。
生地ブランドを始める方の想定です。展示会での反応をそのまま受注とせず、サンプル、正式発注、納期、入金条件を一覧にします。先行する糸手配の上限を決めて資金を試算します。
産地の外注先を活用する方の想定です。織編・染色整理・検反の料金単位をそろえ、加工後の販売可能長を測ります。自社に設備が少なくても、外注支払と売上入金の差を予算へ入れます。
残糸と残反が増えた方の想定です。別企画へ使える分と専用品を区別し、値下げ販売や再加工の費用を確認します。帳簿の在庫額を、そのまま来月の確実な入金として計上しません。
展示会商談を受注売上にしない
名刺交換やサンプル依頼は需要の根拠ですが、数量・単価・納期が確定していません。商談、試作依頼、発注済みを確度別に分けます。
加工縮みと格落ちを長さへ反映する
染色整理後に生地長や幅が変わり、検反で格落ちが生じます。原糸投入から販売可能長までの歩留まりを作ります。
残糸の再利用と回収可能性を確かめる
別商品へ共通利用できない色・番手・ロットは長期在庫になります。共通利用可能分と専用品を分けます。
産地連携・工場条件・品質表示・管理体制
用途・素材・番手・色・柄・風合い
顧客層と販売価格へ結び付けます。
織編・撚糸・染色整理・検反・縫製
自社工程と産地外注を分けます。
ロット・色差・縮み・格落ち・表示・保管
販売可能数量を明確にします。
染色整理等の工程、使用薬品、排水・騒音・消防、製品用途別の品質・表示、輸出条件は事業範囲で異なるため、自社工程と外注工程ごとに確認します。法令、基準、申請様式は変更される場合があるため、予定地を所管する窓口と関係機関へ最新情報を確認してください。
織機・編機・検反・糸・外注加工と運転資金
試作から量産・販売までをつなぐ織編設備・糸・検反・販路投資
- 織機・編機・撚糸機・整経・ワインダー
- 検反機・裁断・縫製・測定・サンプル設備
- CAD・柄設計・生産管理・撮影・EC設備
- 受電・空調・加湿・集じん・防音・材料棚
毎月先行する支出
- 糸・原料・染料・副資材・包装材
- 染色整理・撚糸・検反・縫製等の外注費
- 試作反・サンプル・展示会・商談・撮影費
- 糸購入から量産・卸入金までの給与・在庫資金
設備本体に加え、整経・検反、空調・加湿、初期糸、試作、染色整理外注、サンプル、展示会、撮影、包装を含めます。色番・番手別の残糸と見込み在庫を保守的に置きます。
試作、染色整理、検反、展示商談、量産、卸入金を一つの資金工程にする
生機が完成しても染色整理や検反で縮み・色差・格落ちが生じます。代表商品ごとに原糸投入、生地上がり、販売可能長、サンプル消費、卸入金までを月別に追います。
生産量・加工縮み・格落ち・販路別単価
表は左右に動かせます。
項目名は固定表示です。
| 項目 | 計算・確認方法 | 根拠資料 |
|---|---|---|
| 販売可能長 | 織上長×加工後長さ残存率×合格率-非販売分 | 縮みと格落ちの定義を重ねない |
| 卸売上 | 実際に販売した長さ×卸単価 | 販売可能長の全部を売れた扱いにしない |
| 直販売上と手取 | 販売数量×直販単価、手数料等は別計上 | 精算後入金を売上と混同しない |
| 採算 | 対象販売分の糸・織編・加工・検反原価 | 売れ残り全量を当月売上原価としない |
バイヤー商談、サンプル依頼、発注書、既存取引、展示会計画を根拠にし、商談中・試作中・受注済みを分けて売上を置きます。
企画・試作から展示商談・量産・卸入金まで
設備、糸、試作、染色整理、サンプル、展示会、給与が先行します。商談後に量産発注となっても、糸購入から卸入金まで数か月の資金差が生じます。
月次資金繰りでは、試作が受注につながらない場合、加工後歩留まりが下がる場合、卸入金が遅れる場合、残糸・見込み在庫が増える場合を確認します。
具体的な条件は尾張繊維技術センター:依頼試験の項目・料金と自社の契約・担当窓口で確認します。
繊維・テキスタイル製造業の融資相談で準備したい資料
産地内の協力会社を使う場合は、工程、最小ロット、加工賃、納期、品質責任、再加工、支払条件を会社別に整理します。
本記事は繊維・テキスタイル製造業の一般的な資金計画を解説するもので、商品品質、展示商談、受注、輸出または融資実行を保証するものではありません。
安い単価でも最小ロットが大きいと現金を使う
糸をまとめて買うと単価が下がっても、販売まで長く保有する数量が増えれば資金が固定されます。購入総額、使う予定の品番、色番別の残量、次の生産予定を比べます。複数企画へ転用できる糸と専用色の糸を同じ扱いにせず、少量購入や協力先との手配方法も検討します。単価差だけで発注を決めず、回収までの日数と保管条件を見てください。
展示会の反応を、受注の条件へ変える
名刺交換やサンプル依頼は販路づくりの進展ですが、数量と単価が決まった注文とは違います。商談先ごとに用途、必要試験、最小発注量、注文決定日、納期、支払条件を記録します。展示会費を払えば一定額の売上が生まれるという前提にせず、注文が決まる前にどこまで糸を手配するかを決めましょう。実施後は商談件数だけでなく正式注文と回収を確認します。
外注加工の見積りは数量単位をそろえる
糸重量、反数、加工前の長さ、加工後の長さのどれに料金が掛かるかで総額が変わります。単価表だけで比較せず、最低加工料、試作割増、色替え、運賃、検反、再加工を含む一案件の見積りを依頼します。加工による寸法変化を自社の経験値で一律に決めず、素材・組織・加工条件ごとの試作結果で更新してください。量産条件が変われば同じ歩留まりとは限りません。
卸と直販で、在庫を二重に売る計画にしない
同じ1,700mの生地を卸にもECにも全量販売する予測は作れません。卸予約、直販割当、サンプル、予備を在庫表で分け、引当の変更ルールを決めます。直販は高い単価でも、撮影、カット、梱包、発送、問い合わせ、返品の作業が増えます。精算明細では売上、手数料、送料、返金、未入金を分け、売上原価と配送費を二重に控除しないようにします。
品質表示と取引条件は、自社の製品用途で確認する
生地の業務用取引と、消費者向け最終製品の販売では確認する表示や契約条件が同じとは限りません。製品分類、用途、販売先を示して関係機関へ確認します。取適法の適用も取引内容や当事者の規模等によって判断するため、委託加工の発注側と受注側を分けて確認してください。自社染色を行うなら、薬品・排水・環境設備の要否を所在地の窓口と調べ、外注前提の予算のまま進めないようにします。
この内容を具体化する補足記事
確認した公式の案内
創業融資サポートを利用したお客様の声
支援の進み方や相談時の状況を知るには、実際のお客様インタビューが参考になります。承認率などの集計数字ではなく、ご本人の体験を確認できる事例をご案内します。






融資のアイラボの料金と支援範囲
着手金0円・成功報酬5%+税
報酬は融資が実行され、着金したときに発生します。融資が実行されなかった場合、サポート報酬はかかりません。
契約前に、成功報酬の計算対象、消費税、支援期間、追加費用の有無、解約条件を確認します。支援を利用しても融資は保証されず、最終的な可否と条件は金融機関等が決定します。
よくある質問
繊維の創業計画では、販売可能長、商談確度、糸・加工のロット、販路別の回収時期を合わせて確認します。
展示会前でも融資相談できますか?
商品企画、試作結果、糸・設備・外注の見積り、展示会の予算と商談後の受注計画をそろえて相談できます。展示会に出れば売れるという予測にせず、未受注の場合に残る在庫と現金を確認します。
商談中の案件を売上にできますか?
計画上の見通しとして確度を分けて示し、確定受注と混ぜないようにします。数量・単価・注文決定日・納期・支払条件を確認し、会計上の売上計上は実際の取引に沿って税務担当等へ確認します。
中古織機も計画できますか?
対象商品に必要な幅・速度・保守・部品供給、移設・据付・受電・調整を含む見積りで相談します。機械本体だけで予算を組まず、前後工程と検反、空調・加湿まで確認します。融資対象の扱いは窓口確認が必要です。
染色整理を外注してもよいですか?
外注する工程と自社の責任を明確にして計画します。最小ロット、料金を掛ける長さ、加工後の寸法、再加工負担、運搬、納期、支払を確認し、外注待ちの期間も資金表へ入れます。
残糸はすべて在庫資産ですか?
会計上の評価は数量・状態・用途を整理して税務担当へ確認します。資金計画では再利用や売却が可能かを別に検討し、在庫額をそのまま回収額と見なしません。購入済みの糸を残糸として再度支出計上しないでください。
EC販売と卸販売を同じ単価で計画できますか?
販売単価、数量割当、手数料、送料、作業、入金条件を分けます。ECの精算後手取額は売上そのものではありません。同じ生地を卸とECへ二重に割り当てず、在庫と実際の受注数量を照合してください。
輸出商談を見込む場合の注意点は?
通貨、決済条件、物流、検品、表示、返品、代金回収の担当を確認します。国内卸の単価と回収期間をそのまま使わず、対象国・製品の条件を専門機関へ確認し、未確定の商談は確定売上と分けます。
この記事の監修者・運営者情報

石川 康平
五常コンサルティング株式会社 代表取締役
2024年の問い合わせ・ヒアリング対応300件をもとに、創業融資の支援範囲・料金・制度情報について確認しています。
- 執筆・編集
- 融資のアイラボ編集部
- 監修
- 五常コンサルティング株式会社 代表取締役 石川 康平
- 公開日
- 2026年8月7日
- 最終更新日
- 2026年9月20日
- 制度情報の確認方法
- 日本政策金融公庫、信用保証協会などの公式ページを確認し、申込時は各窓口で最新情報を再確認します。
※冒頭の仕事の写真はAI生成の架空イメージです。出典を記した地域写真は実景です。お客様の声・監修者の写真は実際の人物です。
確認した公式情報
2026年9月20日の再確認:必要な試験、品質基準、表示、外注条件、支払・検収条件は、製品用途、顧客仕様、取引形態を示して試験機関・取引先・各窓口へ確認します。所在地・営業内容に合う条件は各窓口へ確認してください。
制度情報確認日:2026年9月7日。利用制度と事業内容を伝え、申込時に各公式窓口へ最新の必要資料・条件を確認してください。
商品企画・糸ロット・加工条件から、入金までの必要資金を整理する
商品企画、織編設備・糸・外注加工、試作・展示商談から量産・卸入金までの資金差を整理します。開業前から必要な支出と初回入金までの運転資金を試算します。
資料が完成していなくても、相談した時点で契約する必要もありません。
※融資の可否、金額、利率、返済期間、担保・保証人などの条件は、各金融機関・信用保証協会の審査により決定されます。融資のアイラボは金融機関ではなく、融資の実行を保証するものではありません。
※本記事は2026年9月7日時点の公表情報をもとに作成しています。制度内容は変更される場合がありますので、申込時には必ず各公式窓口で最新情報をご確認ください。
