問い合わせ40件から、受注9件までを段階に分ける
- 01問い合わせ40件 → 相談24件
40件 × 相談へ進む割合60%
- 02相談24件 → 提案18件
24件 × 提案へ進む割合75%
- 03提案18件 → 受注9件
18件 × 成約する割合50%
- 049件 × 平均単価18万円|売上162万円
各割合の対象期間・分母・根拠を確かめる。
受託サービスの架空例です。各割合は実績等で見直します。受注した月と、仕事を提供して売上になる月が一致するかも確認します。
問い合わせ40件から売上162万円までの計算
表は左右に動かせます。
項目名は固定表示です。
| 営業段階 | 架空の計算 | 月間件数 |
|---|---|---|
| 問い合わせ | 広告・紹介・既存接点 | 40件 |
| 初回相談 | 40件×60% | 24件 |
| 提案提出 | 24件×75% | 18件 |
| 受注 | 18件×50% | 9件 |
| 失注・翌月繰越 | 提案18件-受注9件 | 9件 |
| 架空平均単価 | 案件別加重平均 | 180,000円 |
| 需要からの月商 | 9件×180,000円 | 1,620,000円 |
前提の補足:本文の受託サービスの架空例です。各率は実績・見積提出・試験販売等で見直します。受注と売上計上が同じ月になるかは提供条件も確認します。
成約率を一つだけ置かず、問い合わせから相談、提案、受注へ分けます。
各率の根拠は過去勤務、試験販売、予約、見積提出、紹介者の意向等を示し、分母と期間を明記します。
この記事の結論
- 問い合わせ40件から受注9件
相談、提案、成約を段階別に計算する架空例です。 - 提供上限12件と比較
需要9件との最小値を月商162万円へ使います。 - 実入金は126万円
売上162万円と回収時期を分けて月末現金を確認します。
売上予測は、商品・数量・単価・時期・証拠を一行で追える形にする
業種別の売上を確定しない設計表です。
表は左右に動かせます。
項目名は固定表示です。
| 事業類型 | 基本式 | 数量を裏づける資料 |
|---|---|---|
| 来店・飲食 | 席数×回転×稼働×営業日×単価 | 通行量、予約、競合、勤務実績 |
| 施術・教室 | 提供枠×稼働率×単価 | 時間割、人員、体験申込 |
| 受託・BtoB | 見込み客×商談率×提案率×成約率×単価 | 商談台帳、見積り、契約 |
| 物販 | 来店・流入×購入率×点数×単価 | テスト販売、EC分析、仕入枠 |
| 継続課金 | (期首会員+入会-退会)×月額 | 会員候補、退会実績、提供枠 |
| 複数売上 | 類型ごとに計算して合算 | 商品別原価・入金条件 |
日本政策金融公庫「創業計画書セルフチェック・収支計画」の考え方に沿い、売上だけでなく売上原価と経費の計算根拠も並べます。
月平均を先に作らず、開業月、通常月、繁忙月、閑散月を月別に作ってから年平均を確認します。
継続課金の式は、人数を括弧内で計算してから月額を掛ける簡略例です。実際には課金対象人数、入退会月の日割り、休会、プラン別料金と請求条件を反映します。
需要9件と仮の上限12件。9件を受けられる時間も確かめる
残り60時間を空き枠とは考えません。営業・管理等が60時間を超える場合は、受注9件の計画も見直します。
架空例:1件20時間は打合せ・制作・修正・納品込み。月240時間から営業・管理・移動・休暇等の時間も確保し、上限を見直します。
作業時間240時間と受注9件の計算
表は左右に動かせます。
項目名は固定表示です。
| 能力項目 | 架空の計算 | 月間 |
|---|---|---|
| 営業・管理等を含む担当者の時間 | 2人×120時間 | 240時間 |
| 1件の標準提供時間 | 打合せ・制作・修正・納品 | 20時間 |
| 作業時間だけで見た仮上限 | 240時間÷20時間 | 12件 |
| 需要見込み | 営業段階の受注計算 | 9件 |
| 売上計画件数 | 仮上限12件と需要9件を比較し、営業等の時間も確認 | 9件 |
| 余剰時間 | 240-9件×20時間 | 60時間 |
| 余剰時間の用途 | 営業、管理、再作業、研修 | 売上へ重複計上しない |
前提の補足:本文の架空例。1件20時間は打合せ・制作・修正・納品を含む仮定です。240時間から営業・管理・移動・休暇等に必要な時間を見直すと、上限がさらに下がる場合があります。
240時間すべてを顧客作業に使えるか、営業、経理、移動、修正、休暇を別に確認します。
受注が増えても納期遅延や外注増で粗利が下がるため、売上上限と粗利上限を同時に見ます。
受注9件なら余力21万円、7件なら7万円不足する例
2件減少 × 14万円 = 28万円減り、21万円 − 28万円 = −7万円。
架空例:1件の外注3万円・変動費1万円、固定費90万円・返済15万円は共通。税と入金の時間差は未反映で、口座残高とは別です。
受注9件の売上・費用・返済の内訳
表は左右に動かせます。
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| 月次項目 | 架空の計算 | 架空金額 |
|---|---|---|
| 売上高 | 9件×180,000円 | 1,620,000円 |
| 外注費 | 9件×30,000円 | ▲270,000円 |
| 案件変動費 | 9件×10,000円 | ▲90,000円 |
| 限界利益 | 162万-27万-9万円 | 1,260,000円 |
| 人件費 | 架空額 | ▲500,000円 |
| 家賃・通信・システム | 架空額 | ▲250,000円 |
| 広告・保険・その他 | 架空額 | ▲150,000円 |
| 借入返済 | 架空額 | ▲150,000円 |
| 返済後余力 | 126万-50万-25万-15万-15万円 | 210,000円 |
| 下振れ確認 | 受注7件で再計算 | 外注・入金も連動 |
前提の補足:本文の9件の例を基に、7件の場合を追加計算。1件当たり外注3万円・変動費1万円、固定費90万円・返済15万円は同じ仮定です。税等や入金の時間差は未反映で、実際の口座残高とは分けます。
売上162万円だけを示さず、案件ごとの外注と変動費を引き、固定費と返済までつなげます。
下振れ時は売上だけを減らしません。変動費、追加広告、外注最低発注、入金時期も実際の条件に合わせて変えます。
当月売上162万円のうち、当月に回収できたのは72万円
売上162万円 − 実入金126万円 = 36万円は、当月売上の未回収額ではありません。
- 01月初の現金300万円 + 実入金126万円
売上162万円を入金額として足さない。
- 02税・設備支払を含まない144万円を引く|仮の月末282万円
外注等36 + 人件費50 + 家賃等25 + 広告等15 + 返済15 + 遅延対応3(万円)
架空例です。未回収90万円は当月売上分。前月以前の未回収があれば別に加えます。月末282万円に加え、月内の最低残高と税・設備支払も確認します。
税務上の売上計上時期を確定しない架空例です。
当月売上・実入金・月末残高の明細
表は左右に動かせます。
項目名は固定表示です。
| 現金項目 | 架空金額 | 確認 |
|---|---|---|
| 月初現金 | 3,000,000円 | 架空の運転資金 |
| 当月売上 | 1,620,000円 | 受注・提供条件を確認 |
| 当月実入金 | +1,260,000円 | 当月72万+前月54万円 |
| 外注・変動費支払 | ▲360,000円 | 支払日基準 |
| 人件費 | ▲500,000円 | 実支払 |
| 家賃・通信等 | ▲250,000円 | 実支払 |
| 広告・保険等 | ▲150,000円 | 実支払 |
| 借入返済 | ▲150,000円 | 架空額 |
| 請求遅延対応 | ▲30,000円 | 架空の追加支出 |
| 月末現金 | 2,820,000円 | 300万+126万-36万-50万-25万-15万-15万-3万円 |
| 当月売上の未回収額 | 900,000円 | 当月売上162万円-当月分入金72万円 |
前提の補足:本文の架空例です。当月売上の未回収90万円は顧客別の請求・入金予定で管理します。前月以前の未回収残高が別にあれば加えて確認します。月末282万円だけでは月内の最低残高や税・設備支払への備えは分かりません。
当月実入金126万円は、当月売上からの72万円と前月売上からの54万円です。当月売上162万円のうち未回収なのは90万円(162万円−72万円)で、売上と実入金の差36万円とは区別します。請求先、締日、入金予定日、遅延時対応へつなげます。黒字でも現金が減る月があります。設備支払、税、賞与、季節変動を加えた月別資金繰りで最低残高を確認します。
予測値ごとに、一次資料・計算表・更新日を結び付ける
資料があるだけで売上を保証しない確認表です。
表は左右に動かせます。
項目名は固定表示です。
| 予測項目 | 優先して確認する資料 | 更新のきっかけ |
|---|---|---|
| 問い合わせ数 | 広告管理、紹介記録、商談台帳 | 集客経路の変更 |
| 商談・成約率 | 日付入り商談履歴、見積り | 分母が増えた時 |
| 単価 | 見積書、料金表、テスト販売 | 値引き・商品変更 |
| 作業時間だけで見た仮上限 | 勤務表、工程表、設備仕様 | 採用・外注・故障 |
| 原価・経費 | 仕入・外注見積り、賃貸契約 | 価格・契約改定 |
| 入金時期 | 請求条件、決済明細、契約 | 締日・回収条件変更 |
| 月別計画 | 前提表、新旧差、更新日 | 申込後の重要変更 |
出典名だけでなく、対象期間、分母、取得日、自社計画へ使った箇所を記録します。
申込後に前提が変わった場合は、都合のよい資料だけを残さず、新旧の差と資金への影響を申込先へ共有します。
売上予測を申込前に読み直す12の視点
1.分母を確認する
成約率50%という数字だけでは判断できません。見積提出2件のうち1件なのか、過去12か月で200件のうち100件なのかで安定性が異なります。対象期間、顧客属性、集客経路、除外した案件を記録し、創業後の商圏と商品に近い分母を優先します。
2.開業直後と軌道後を分ける
開業月は営業日が少なく、広告の学習、紹介の立上がり、スタッフ訓練、設備調整が重なります。軌道後の件数を初月から置かず、問い合わせから受注、提供、請求までに必要な日数を月別へずらします。開業が月末なら、初月売上が小さくても異常とは限りません。
3.平均単価を商品構成から作る
最高価格の商品を平均単価にしません。商品Aを5件、商品Bを3件、商品Cを1件という構成を置き、値引き、オプション、キャンセルを反映した加重平均を作ります。税込・税抜、送料、立替金、預り金の扱いも資料間でそろえます。
4.能力の単位を需要とそろえる
問い合わせ件数と作業時間を直接比べることはできません。受注件数を一件当たり時間へ変換し、担当者の提供可能時間と比べます。席、ベッド、車両、講師枠、機械時間など複数の制約がある場合は、同じ販売単位へ直して最小値を採用します。
5.売上原価を売上と連動させる
売上だけを強気・基準・下振れへ変え、仕入や外注を固定したままにしません。最低発注、ロット、廃棄、外注の基本料金があれば、売上減少時に原価率が上がる場合があります。数量、単価、支払条件をシナリオごとに再計算します。
6.売上と入金の月を分ける
カード決済、請求書払い、前受、分割、補助金、返金では現金の動きが異なります。売上計上の判断は税理士へ確認しつつ、資金繰りでは実際の入金予定日を使います。遅延や決済保留が起きても給与・家賃・返済を払える最低残高を置きます。
7.変更履歴を残す
予測は一度作って終わりではありません。物件、価格、採用、仕入、契約、開業日が変わったら、変更日、理由、影響額、対応策を残します。申込時と面談時で数字が違う場合も、古い表を隠さず差分を説明できる状態にすると、事業者自身が資金不足を早く発見できます。
8.複数商品を一つの平均へ隠さない
商品ごとに顧客、販売経路、単価、原価、提供時間、入金条件が違う場合、合計月商だけでは弱点が見えません。主力、補助、季節商品を分け、どの商品が問い合わせを作り、どの商品が粗利を残し、どの商品が現金回収を遅らせるかを確認します。セット販売は同じ売上を二重に数えないよう内訳を固定します。
9.季節と営業日数を暦へ落とす
毎月30日や毎月同じ件数で計算せず、定休日、祝日、工事、研修、繁忙期、閑散期を実際のカレンダーへ置きます。営業日が減る月に広告や仕入が増えることもあります。年商を12で割った月平均だけでは資金不足の月を見逃すため、少なくとも開業後12か月は月別に確認します。
10.税金と返済を利益の外へ追い出さない
創業計画の利益と手元現金は一致しません。消費税、所得税・法人税、社会保険、源泉税、設備支払、借入元金など、損益と現金の扱いが異なる項目があります。税務処理は税理士へ確認し、資金繰りでは支払予定月に現金流出を置きます。返済後に最低残高を保てるかを別に見ます。
11.根拠の弱さを対策へ変える
創業前には実績が少ないため、すべての数字を確実に証明することはできません。根拠が弱い箇所を隠すのではなく、テスト販売、予約受付、見積取得、紹介先への確認、営業時間短縮、段階採用など、少額で確かめる手順を置きます。結果が予測を下回った場合に広告、価格、商品、固定費をいつ見直すかも決めます。
12.面談で式を口頭説明できるか確かめる
作成者本人が、なぜ問い合わせ40件、受注9件、単価18万円なのかを資料なしでも説明できる状態にします。外部支援者が表を作った場合も、前提、出典、弱点、下振れ時の行動は経営者自身が確認します。質問を受けて答えられなかった項目は推測で埋めず、確認先と期限を決めて計画を更新します。説明練習では、売上が2件減った場合と入金が一か月遅れた場合の現金も計算し、どの支出をいつ見直すかまで答えられるようにします。
売上予測で整理したい3つの状況
以下は実績や融資成功例ではなく、相談前の整理方法を示す架空例です。
市場規模の1%を月商にしています。問い合わせ、相談、提案、受注の件数へ落とします。
受注15件を見込んでいます。仮上限12件と需要9件を比べ、残り60時間で営業等も行えるか確認して計画を立てます。
月商162万円が当月に入る前提です。実入金126万円の内訳(当月分72万円・前月分54万円)と、当月売上の未回収90万円を分けて管理します。
1か月の売上と入金を、別の欄に書く
顧客ごとに提供・請求・入金予定日を並べ、今月の売上から今月回収する額と、前月以前の売上から入る額を分けます。受注が減った場合も、支払日に現金が足りるか確認してください。
創業融資サポートを利用したお客様の声
支援の進み方や相談時の状況を知るには、実際のお客様インタビューが参考になります。承認率などの集計数字ではなく、ご本人の体験を確認できる事例をご案内します。






融資のアイラボの料金と支援範囲
件数・単価の見込みをどう説明するか迷う場合は、見積りや商談状況、対応できる時間をお持ちください。当社が事業内容を伺い、創業計画書の作成と面談準備を支援し、売上の計算とその根拠を結び付けて説明する準備を進められます。
着手金0円・融資実行額の5%+税
報酬は融資が実行され、着金したときに発生します。融資が実行されなかった場合、サポート報酬はかかりません。
契約前に、成功報酬の計算対象、消費税、支援期間、追加費用の有無、解約条件を確認します。支援を利用しても融資は保証されず、最終的な可否と条件は金融機関等が決定します。
よくある質問
売上・原価・経費・入金・返済の扱いは業種と契約で異なります。税理士・金融機関等へ確認してください。
売上予測は何から作ればよいですか?
商品別に販売数量×単価へ分け、数量を需要と提供能力の小さい方で確認します。
市場規模の1%を売上にしてよいですか?
補足資料にはなりますが、獲得経路、商談数、成約率、提供能力へ落とす必要があります。
業界平均の売上を使えますか?
自社の地域、価格、営業時間、人員、経験との差を説明し、予約・見積り等の一次資料を加えます。
開業直後から軌道後の売上を入れますか?
認知、採用、訓練、営業日、成約までの期間を反映し、創業当初と軌道後を分けます。
強気・基準・下振れは何を変えますか?
件数、成約率、稼働率、単価、原価、入金日を変え、どの前提が資金へ効くか確認します。
売上と入金は同じ月ですか?
現金販売以外は異なることがあります。締日、請求、決済会社、前受、返金、未収を月別に置きます。
融資申込後に予測が変わったらどうしますか?
変更理由と新旧差、資金への影響、対応策を整理し、申込先へ早めに共有します。
この記事の監修者・運営者情報

石川 康平
五常コンサルティング株式会社 代表取締役
2024年の問い合わせ・ヒアリング対応300件をもとに、創業融資の支援範囲・料金・制度情報について確認しています。
- 執筆・編集
- 融資のアイラボ編集部
- 監修
- 五常コンサルティング株式会社 代表取締役 石川 康平
- 公開日
- 2026年7月31日
- 最終更新日
- 2026年9月23日
- 制度情報の確認方法
- 日本政策金融公庫、信用保証協会などの公式ページを確認し、申込時は各窓口で最新情報を再確認します。
※冒頭の仕事・相談場面はAI生成のイメージです。「お客様の声」と監修者に掲載する人物写真は、実際のお客様・監修者の写真です。
確認した公式情報
制度内容や申込方法は改定される場合があります。申込時には各公式ページと窓口で最新情報をご確認ください。PDFは容量が大きい場合があるため、スマートフォンでは通信環境にもご注意ください。
制度情報確認日:2026年9月2日
創業融資の売上予測と根拠の不安を無料相談で整理する
現在決まっている内容を伺い、候補制度、次に揃える資料、ご自身で進める範囲と支援が必要な範囲を整理します。
資料が完成していなくても、相談した時点で契約する必要もありません。
※融資の可否、金額、利率、返済期間、担保・保証人などの条件は、各金融機関・信用保証協会の審査により決定されます。融資のアイラボは金融機関ではなく、融資の実行を保証するものではありません。
※本記事は2026年9月2日時点の公表情報をもとに作成しています。制度内容は変更される場合がありますので、申込時には必ず各公式窓口で最新情報をご確認ください。
