鍼灸院は、はり師・きゅう師の国家資格者が、施術所の届出と衛生・構造設備基準に基づき、はり・きゅうの施術を提供する事業です。開業計画では名称だけでなく、対象者、支援場所、提供時間、専門職、記録、連携先を具体化します。
所在地を管轄する保健所等は鍼灸院を指定対象として案内しています。愛知県所管外となる市もあるため、予定地とサービス種別を伝え、申請期限、図面相談、人員・設備要件を契約前に確認します。
売上はベッド数でなく、新患、再来率、施術間隔、施術時間、療養費対象、自費単価、キャンセルから作ります。相談者数や支給決定量をそのまま売上にせず、契約、実施、中止、終了を月別に分け、職員が実際に提供できる量を上限にします。
物件取得、内装、施術台、滅菌・廃棄設備、予約システム、広告費と初回入金までの生活・運転資金が必要です。指定や利用開始が遅れる場合も給与と固定費を払えるよう、初回給付費入金までの運転資金を残します。

鍼灸・整体・接骨を一つの事業として計算し、資格・届出・療養費の適用範囲と再来率を確認していない
- 資格提供行為と免許の対応が曖昧
- 届出図面確認前に工事契約
- 売上新患が毎月増え続ける計画
この記事の結論
- 資格と届出を整理
施術内容、免許、施術所、出張施術、届出先を確認します。 - 保険と自費を分ける
医師同意等を要する療養費と自費契約を別に計算します。 - 患者推移を月別化
新患、再来、離脱、施術間隔、予約枠を積み上げます。
鍼灸院の開業工程と資金不足を無料相談で確認する
物件・人員・指定申請・売上根拠が未完成でも、現在決まっている範囲から準備順を整理します。
物件から施術・再来・入金まで
資格、図面、届出、新患、再来、施術、請求を患者推移と資金へ置きます。
- 01資格・物件免許・図面・保健所
- 02工事・届出施術室・衛生
- 03相談・予約適応・説明・同意
- 04施術・再来記録・間隔・終了
- 05請求・入金自費・療養費・返済
ベッド数より、施術者時間と再来間隔で計算
新患、再来、施術、入替え、記録、会計を予約枠へ置きます。
準備・記録・会計を含む
集客経路別に確認
適用条件と請求を分離
確認式月間売上=実施枠数 × 区分別平均単価(満枠ではなく慎重案で確認)
数値は事業計画へ入れる項目を示したものです。単価・基準・審査結果を保証するものではなく、最新条件を各窓口へ確認してください。
この事業で融資前に数値化するポイント
接骨院・整体院との違いを名称だけで判断しない
鍼灸、柔道整復、あん摩マッサージ指圧は資格と業務が異なり、無資格の整体とも別です。複数業態を併設する場合は施術者、届出、広告、売上を分けます。
健康保険の療養費は、すべての施術に自動適用されるものではありません。最新の同意、請求、受領委任を確認します。
国家資格・施術所届・構造設備・衛生・広告を確認する
施術者の免許を確認
はり・きゅうを業として行う者の免許と従事者情報を整理します。
図面段階で保健所へ相談
施術室、待合、換気、採光、手洗い、消毒、住居との区画を確認します。
自費売上と混ぜない
対象疾病、医師同意、施術実績、受領委任、返戻を個別管理します。
はり師・きゅう師免許、施術所開設届、構造設備、衛生、使用済み鍼の処理、広告、療養費の手続を確認します。基準や報酬は改定される場合があるため、予定地の指定権者と関係機関へ最新情報を確認してください。
物件・内装・施術台・滅菌・廃棄・広告・運転資金を積み上げる
施術環境と開業後の再来形成
- 保証金・内装・施術室・待合
- 施術台・鍼・滅菌・廃棄・衛生設備
- 予約・顧客・会計・請求システム
- 採用・研修・看板・ウェブ集客
毎月先行する支出
- 施術者等の給与・社会保険
- 家賃・光熱・鍼・衛生・廃棄
- 広告・予約・保険・通信・研修
- 再来形成と初回入金までの固定費
設備費が小さくても、認知から再来患者が積み上がるまで家賃、広告、生活費が先行します。療養費の返戻と自費キャンセルを含む資金を残します。

毎月の新患数だけでは、三か月後の予約表を説明できない
新患が何人再来し、どの間隔で何回通い、いつ終了するかを患者群別に置きます。初回割引だけで集客した場合の離脱も反映します。
売上は新患・再来率・施術間隔・保険自費から作る
| 項目 | 計算・確認方法 | 根拠資料 |
|---|---|---|
| 新患 | 媒体別問合せ×来院率 | 紹介・検索・地域 |
| 再来患者 | 新患×再来率 | 症状・施術計画 |
| 実施枠 | 予約-キャンセル | 施術者・ベッド・時間 |
| 回収売上 | 自費+療養費-返戻 | 決済・申請・入金 |
新患数を継続患者数として扱わず、再来率、間隔、終了、キャンセルを反映します。療養費は医師同意等の要件確認後に計上します。
物件・相談・工事・届出・集客・施術・入金を月別化する
免許・図面・保健所
施術室・衛生・広告
症状・適応・説明
記録・計画・安全
自費・療養費・返済
物件、保健所相談、融資、工事、設備、届出、広告、予約、施術、療養費申請、入金を月別に置きます。
新患数と再来率を三案で試算し、家賃、広告、消耗品、給与、返済後の現金を確認します。
制度、許認可、手続、融資条件は変更される場合があります。申込時は公的機関の最新情報と金融機関の案内を確認してください。
鍼灸院の融資相談で用意したい資料
資格、施術内容、患者数、予約枠、療養費、自費売上を、届出資料、予約表、創業計画書で一致させます。
治癒を保証する広告や、健康保険が必ず使えるとの説明をしません。患者の状態、禁忌、医療機関受診の必要性、衛生を優先します。
接骨院・整体院との違いを名称だけで判断しない
鍼灸、柔道整復、あん摩マッサージ指圧は資格と業務が異なり、無資格の整体とも別です。複数業態を併設する場合は施術者、届出、広告、売上を分けます。
健康保険の療養費は、すべての施術に自動適用されるものではありません。最新の同意、請求、受領委任を確認します。
創業融資サポートを利用したお客様の声
国家資格を用いる施術所に近い公開事例から先に掲載しています。鍼灸院と同一の療養費・広告・融資条件を示すものではありません。
支援の進み方や相談時の状況を知るには、実際のお客様インタビューが参考になります。承認率などの集計数字ではなく、ご本人の体験を確認できる事例をご案内します。






融資のアイラボの料金と支援範囲
着手金0円・成功報酬5%+税
報酬は融資が実行され、着金したときに発生します。融資が実行されなかった場合、サポート報酬はかかりません。
契約前に、成功報酬の計算対象、消費税、支援期間、追加費用の有無、解約条件を確認します。支援を利用しても融資は保証されず、最終的な可否と条件は金融機関等が決定します。
よくある質問
申込み方法や必要書類は制度・窓口・事業内容によって異なります。個別条件は必ず担当窓口へご確認ください。
鍼灸院の開業に資格は必要ですか?
はり・きゅうを業として行うには対応する国家資格が必要です。
開設届は必要ですか?
所在地を管轄する保健所等へ届出時期と必要書類を確認します。
自宅の一室でも開業できますか?
構造設備、住居との区画、賃貸借、近隣対応を事前確認します。
健康保険は必ず使えますか?
対象疾病や医師同意等の支給要件を個別に確認します。
施術台や内装も融資対象ですか?
必要性と見積りを示して相談できます。
患者未確定でも相談できますか?
商圏、媒体、新患、再来率を根拠化します。
整体も同時に提供できますか?
資格業務との区分、表示、広告、契約を確認します。
この記事の監修者・運営者情報

- 執筆・編集
- 融資のアイラボ編集部
- 監修
- 五常コンサルティング株式会社 代表取締役 石川 康平
- 公開日
- 2026年8月3日
- 最終更新日
- 2026年8月3日
- 制度情報の確認方法
- 日本政策金融公庫、信用保証協会などの公式ページを確認し、申込時は各窓口で最新情報を再確認します。
※記事内の相談場面を表現した写真は、内容を分かりやすく伝えるために作成したAI生成のイメージです。「お客様の声」に掲載しているお客様と監修者の写真は、実際のお客様・監修者の写真です。
確認した公式情報
制度内容や申込方法は改定される場合があります。申込時には各公式ページと窓口で最新情報をご確認ください。
- 愛知県「施術所・出張施術所に係る各種様式」
- 愛知県「無資格者によるあん摩マッサージ指圧業等の防止」
- 日本政策金融公庫「新規開業・スタートアップ支援資金」
- 日本政策金融公庫「創業計画書の書き方」
- 厚生労働省「あはき・柔整広告ガイドライン」
制度情報確認日:2026年8月3日
鍼灸院の指定・人員・入金時期から必要額を整理する
はり師・きゅう師免許、施術所届、構造設備、療養費、自費施術、物件、患者数と初回入金を確認します。指定前から必要な支出と初回入金までの運転資金を試算します。
資料が完成していなくても、相談した時点で契約する必要もありません。
※融資の可否、金額、利率、返済期間、担保・保証人などの条件は、各金融機関・信用保証協会の審査により決定されます。融資のアイラボは金融機関ではなく、融資の実行を保証するものではありません。
※本記事は2026年8月3日時点の公表情報をもとに作成しています。制度内容は変更される場合がありますので、申込時には必ず各公式窓口で最新情報をご確認ください。
