重度障害者等包括支援は、常時介護の必要性が非常に高く意思疎通に著しい困難がある方等へ、複数の障害福祉サービスを包括的に提供する仕組みです。開業計画では名称だけでなく、対象者、支援場所、提供時間、専門職、記録、連携先を具体化します。
愛知県は重度障害者等包括支援を指定対象として案内しています。愛知県所管外となる市もあるため、予定地とサービス種別を伝え、申請期限、図面相談、人員・設備要件を契約前に確認します。
売上は人数ではなく、利用者別支給内容、サービス構成、直営・委託、提供実績から作ります。相談者数や支給決定量をそのまま売上にせず、契約、実施、中止、終了を月別に分け、職員が実際に提供できる量を上限にします。
総合調整担当、連絡体制、専門研修、委託先確保、先行給与と支払が必要です。指定や利用開始が遅れる場合も給与と固定費を払えるよう、初回給付費入金までの運転資金を残します。

対象確認とサービス統合をせず、複数サービスの売上を単純に足している
- 対象区分・類型を未確認
- 連携サービス間の責任が曖昧
- 原価委託支払と直営給与を混同
この記事の結論
- 利用者別に包括計画を作る
対象、支給、サービス、時間、緊急対応を一枚にします。 - 責任と連絡を明確化
総合調整、直営、委託、医療、家族の役割を決めます。 - 資金の時間差を確認
給付費入金と委託費・給与支払を月別に置きます。
重度障害者等包括支援の開業工程と資金不足を無料相談で確認する
物件・人員・指定申請・売上根拠が未完成でも、現在決まっている範囲から準備順を整理します。
対象確認から包括提供・給付費入金まで
対象類型、支給決定、複数サービスの統合、直営・委託実績、支払・入金をつなげます。
- 01相談・対象区分・類型・希望
- 02支給・計画サービス・時間・責任
- 03包括提供直営・委託・引継ぎ
- 04実績・支払記録・委託費
- 05請求・入金給与・継続確認
この事業で融資前に数値化するポイント
二十四時間のサービス地図を作る
曜日と時間帯ごとに、居宅介護等の支援、日中活動、短期入所、連絡、移動、引継ぎを置きます。空白時間と責任の重複をなくします。
委託先ごとに資格、対応可能時間、代替、記録方法、請求締め、支払日を確認します。一社依存時の中断リスクも資金と運営へ入れます。
指定権者・対象類型・包括計画・総合調整体制を確認する
区分六・類型等を確認
障害状態、意思疎通、医療、行動、支給決定を確認します。
複数サービスを一体設計
時間帯、担当、引継ぎ、緊急時、空白時間を確認します。
直営と委託の責任を明確化
契約、指示、記録、事故、個人情報、支払を決めます。
対象類型、指定要件、総合調整、人員、提供・委託できるサービスを確認します。基準や報酬は改定される場合があるため、予定地の指定権者と関係機関へ最新情報を確認してください。
連絡・研修・委託先・採用・運転資金を積み上げる
総合調整と連携基盤
- 事務所・相談・個人情報保管
- 連絡・記録・請求システム
- 車両・医療安全・緊急用品
- 採用・専門研修・委託先開拓
毎月先行する支出
- 総合調整・支援職員給与・社会保険
- 委託費・交通費・通信・保険
- 会議・研修・緊急対応・代替要員
- 給付費入金前の給与と委託支払
設備より調整人件費と委託費の先行負担が重要です。給付費が入る前に給与や委託先へ支払う条件を確認し、利用者別の必要運転資金を合算します。

サービスを提供できても、委託費の支払が先なら資金が不足する
利用者別に直営給与、委託費、交通費、請求月、入金月を並べます。売上総額ではなく、支払後に残る粗利と月末現金から担当上限を決めます。
売上は利用者別サービス構成と実績から計算する
| 項目 | 計算・確認方法 | 根拠資料 |
|---|---|---|
| 対象候補 | 相談者×類型・支給確認 | 自治体・相談支援確認 |
| 包括内容 | 利用者別サービス・時間 | 支給決定・包括計画 |
| 提供実績 | 直営+委託の確認済み実績 | 記録・委託報告 |
| 給付費 | 実績×確認済み請求 | 指定権者・請求担当確認 |
複数サービスの通常報酬を単純合算せず、包括支援としての請求方法を指定権者へ確認します。直営・委託別に原価を出します。
相談・支給・包括計画・提供・委託支払・入金を月別化する
区分・類型・生活
サービス・時間・責任
直営・委託・引継ぎ
記録・委託費
給与・継続確認
指定、連携契約、採用研修、対象確認、支給決定、包括計画、提供、委託支払、請求、入金を利用者別に置きます。
一人の支援量が大きいため、利用中断や委託先変更が月商と支払へ与える影響を感度分析します。
制度、許認可、手続、融資条件は変更される場合があります。申込時は公的機関の最新情報と金融機関の案内を確認してください。
重度障害者等包括支援の融資相談で用意したい資料
対象、支給内容、サービス時間、直営・委託原価、給付費を、包括計画、契約、勤務表、創業計画書で一致させます。
極めて重度の方の支援を採算だけで組み替えず、本人の意思、継続性、安全、権利擁護を優先します。提供可能性を楽観的に示しません。
二十四時間のサービス地図を作る
曜日と時間帯ごとに、居宅介護等の支援、日中活動、短期入所、連絡、移動、引継ぎを置きます。空白時間と責任の重複をなくします。
委託先ごとに資格、対応可能時間、代替、記録方法、請求締め、支払日を確認します。一社依存時の中断リスクも資金と運営へ入れます。
創業融資サポートを利用したお客様の声
支援の進み方や相談時の状況を知るには、実際のお客様インタビューが参考になります。承認率などの集計数字ではなく、ご本人の体験を確認できる事例をご案内します。






融資のアイラボの料金と支援範囲
着手金0円・成功報酬5%+税
報酬は融資が実行され、着金したときに発生します。融資が実行されなかった場合、サポート報酬はかかりません。
契約前に、成功報酬の計算対象、消費税、支援期間、追加費用の有無、解約条件を確認します。支援を利用しても融資は保証されず、最終的な可否と条件は金融機関等が決定します。
よくある質問
申込み方法や必要書類は制度・窓口・事業内容によって異なります。個別条件は必ず担当窓口へご確認ください。
包括支援の指定申請先はどこですか?
所在地に応じた指定権者へ対象と提供体制を示して確認します。
区分六なら全員対象ですか?
区分に加え類型や意思疎通等の条件があります。個別に確認します。
複数サービスを持てば指定できますか?
総合調整や提供体制等を含む要件を確認します。
委託費も融資で相談できますか?
運転資金として相談できます。契約、支払条件、原価を示します。
利用者一人でも相談できますか?
相談できますが、指定と継続性、利用中断リスクを確認します。
通常報酬を合算しますか?
包括支援の請求方法を指定権者へ確認し、自己判断で合算しません。
緊急時の代替は必要ですか?
支援を途切れさせない代替と連絡体制を計画します。
この記事の監修者・運営者情報

- 執筆・編集
- 融資のアイラボ編集部
- 監修
- 五常コンサルティング株式会社 代表取締役 石川 康平
- 公開日
- 2026年8月3日
- 最終更新日
- 2026年8月3日
- 制度情報の確認方法
- 日本政策金融公庫、信用保証協会などの公式ページを確認し、申込時は各窓口で最新情報を再確認します。
※記事内の相談場面を表現した写真は、内容を分かりやすく伝えるために作成したAI生成のイメージです。「お客様の声」に掲載しているお客様と監修者の写真は、実際のお客様・監修者の写真です。
確認した公式情報
制度内容や申込方法は改定される場合があります。申込時には各公式ページと窓口で最新情報をご確認ください。
- 厚生労働省「障害福祉サービスの内容」
- 愛知県「事業者のみなさまへ」
- 愛知県「事業所の指定申請の手続きについて(障害者総合支援法)」
- 日本政策金融公庫「新規開業・スタートアップ支援資金」
- 日本政策金融公庫「創業計画書の書き方」
制度情報確認日:2026年8月3日
重度障害者等包括支援の指定・人員・入金時期から必要額を整理する
対象類型、複数サービス、二十四時間連絡、委託先、総合調整を確認します。指定前から必要な支出と初回入金までの運転資金を試算します。
資料が完成していなくても、相談した時点で契約する必要もありません。
※融資の可否、金額、利率、返済期間、担保・保証人などの条件は、各金融機関・信用保証協会の審査により決定されます。融資のアイラボは金融機関ではなく、融資の実行を保証するものではありません。
※本記事は2026年8月3日時点の公表情報をもとに作成しています。制度内容は変更される場合がありますので、申込時には必ず各公式窓口で最新情報をご確認ください。
