愛知県|日本政策金融公庫の面談対策

日本政策金融公庫の面談
計画の数字を、自分の言葉で説明する

丸暗記するより、必要額・売上・資料のつながりを確かめることが準備になります。質問への答え方と、計算の組み立てを図で整理しましょう。

事業計画の説明を相談担当者と練習する創業者(AI生成イメージ)

仕事・相談場面はAI生成のイメージです

面談対策公開日 2026年8月2日最終更新日 2026年9月23日
監修:五常コンサルティング株式会社 代表取締役 石川 康平
質問事項へ即答

質問には、結論・数字・根拠をつなげて答える

答えを暗記する前に、説明の順番をそろえる
  1. 01
    結論|聞かれたことへ先に答える

    何を始めるか、何にお金を使うかを短く伝える。

  2. 02
    数字|金額・件数・日付を示す

    計画書と同じ数字を使い、計算の前提を添える。

  3. 03
    根拠|該当する資料を開く

    見積り、通帳、勤務経験、予約等と結び付ける。

  4. 04
    未確認|確認先と期限を伝える

    分からないことを確定扱いにせず、確認後に回答する。

記事独自の準備方法です。15項目は固定の出題・採点基準ではありません。分からないことは推測せず、確認先と回答期限を伝えます。

日本政策金融公庫は、面談で資金の使いみちや事業計画について話を聞き、事業計画に関連する資料、資産・負債が分かる書類等の準備を案内しています。質問は案件ごとに異なります。以下は公式の固定質問票ではなく、提出資料の矛盾を減らす準備表です。

面談準備15項目と答え方の表
領域準備する質問主な根拠
本人・事業1 動機、2 経験、3 商品・強み経歴・資格・商品資料
市場・販売4 顧客、5 競合、6 集客・受注調査・契約・商談
必要資金7 設備、8 物件、9 運転資金見積・契約・工程
調達・負債10 自己資金、11 既存借入、12 家計通帳・返済・家計表
収支・変更13 売上、14 費用・返済、15 申込後変更計画・資金繰り・変更票

前提の補足:この記事独自の準備用の整理です。15の想定質問は固定の出題・採点基準ではありません。本文の9つの論点と合わせて、本人が事業と数字を説明する練習に使います。

各回答を一文で要約し、該当資料のページ番号まで付けます。

この記事の結論

  1. 9論点を自分の言葉で答える
    動機、経験、顧客、資金、自己資金、返済などを整理します。
  2. 答えと資料を一致させる
    計画書、見積り、通帳、借入、契約を照合します。
  3. 分からないことを作らない
    未確認事項は確認先・期限・提出方法を答えます。

現在の準備状況を無料相談で整理する

資料がすべて揃っていなくても相談できます。候補制度、必要資料、支援が必要な範囲を確認します。

必要資金の整合

必要1,500万円と、自己資金500万円・借入希望1,000万円

何に使うかと、どう用意するかを同じ合計へ
必要な資金1,500万円設備800 + 物件250 + 運転450(万円)
投入する自己資金500万円形成過程と、事業へ使える額を資料で説明
借入希望1,000万円1,500万円 − 500万円。審査で決まる額とは別。

面談練習用の架空例です。見積り・支払日と照合し、変更があれば資金調達・返済への影響も説明します。借入希望は承認額とは別です。

1,500万円は掲載した費目だけの例です。融資支援料・保証料などが別途かかる場合は、必要額と支払日を追加して調達方法と照合します。

必要1,500万円と調達内訳の照合表
必要資金金額調達金額
設備800万円自己資金500万円
物件250万円融資希望1,000万円
運転資金450万円その他0万円
合計1,500万円合計1,500万円

前提の補足:本文の架空例です。見積り・契約案・月別支払表と計画書を照合します。支払日や見積りが変わった場合は、変更理由と調達・返済への影響も説明します。

見積合計、申込入力、創業計画書、通帳残高を同じ基準日でそろえます。申込後の支払は自己資金の減少として更新します。

売上回答の分解

月商450万円を、単価・件数・営業日で説明する

単価12,000円 × 1日15件 × 月25日 = 月商450万円
1件の価格12,000円料金表・商品構成・値引きを確認
1日の件数15件顧客の根拠と、人員・時間・設備で対応できるかを確認
月の営業日25日定休日・準備・休暇を暦に反映

計算が合っていても、「毎日15件」の根拠が必要です。

架空例:月375件で450万円。開業直後から達成すると決めず、件数が少ない月の費用・返済・実入金も確認します。

月商450万円の件数・単価・営業日表
回答要素架空値根拠の例
平均単価1万2,000円料金表・商品構成
一日件数15件席・人員・作業時間
営業日25日営業カレンダー
月商450万円1.2万円×15×25

前提の補足:本文の架空例です。月375件で450万円。開業直後から達成すると決めず、件数が少ない月の費用・返済・実入金も確認します。

「市場が大きいから」ではなく、能力上限、商談、既存顧客、競合価格へ戻れるようにします。

面談後の記録

質問・回答・根拠・追加提出・期限を当日中に一行ずつ残す

記録列書く内容次の行動
質問担当者の表現に近い要約論点を一つに分ける
当日の回答伝えた数字・前提・未確定提出版と照合
正しい事実面談後に確認した内容差異を明示
根拠資料資料名、版、ページ、基準日添付漏れを確認
追加提出依頼された資料と形式作成者・確認者を決める
期限・連絡提出日、連絡方法、担当者送付記録を保存

回答の誤りや計画変更に気づいた場合は、推測で上書きせず、当日の回答、正しい事実、差が生じた理由、必要資金・売上・返済への影響を分けて整理します。連絡方法と訂正資料の形式は担当者へ確認し、送付した版を保存します。

面談準備を具体化

日本政策金融公庫の面談で想定される3つの相談

以下は面談・融資実績ではなく、確認対象を示す想定例です。

想定相談例1

質問15項目を自分の資料へ対応させたい

想定相談例2

必要資金と調達を各1,500万円で一致させたい

想定相談例3

単価・件数・営業日から月商450万円を説明したい

公庫の面談で確認されやすい9つの論点を整理する

事業

動機・経験・顧客・強み

なぜ今、誰に、何を、どの経験で提供するか説明します。

資金

使途・自己資金・既存借入

見積り、通帳、支払い、返済義務を一致させます。

収支

売上根拠・経費・返済

件数、単価、稼働、入金日、慎重案を説明します。

9論点は、①創業動機、②経験・資格、③商品・顧客・競合、④取引先と販売方法、⑤物件・許認可、⑥必要資金、⑦自己資金の形成、⑧既存借入・家計、⑨売上・経費・返済です。質問名ではなく、事実と根拠を準備します。

質問練習では、『なぜ創業するのですか』への一つの模範回答を覚えるのではなく、動機から経験、顧客、売上へ追加質問を重ねます。たとえば勤務経験を答えたら、担当件数、単価、顧客獲得、原価管理の経験まで説明できるか確認します。

自分に不利だと感じる借入、未納、経験不足、未契約の顧客も隠さず、現在の事実、改善行動、確認日を整理します。面談で初めて考える状態を減らし、計画書と異なる回答をした場合は理由をその場で明確にします。

必要資金・自己資金・既存借入を通帳と一致させる

設備・開業費

何を・なぜ・いつ買うか

  • 物件・内装・設備・車両
  • 相見積りと選定理由
  • 支払日・納期・既払い額
  • 売上に必要な能力・数量
運転・返済

いくら・何か月必要か

  • 家賃・給与・仕入・外注
  • 入金までの期間と赤字補てん
  • 既存返済・生活費・税金
  • 新規返済後の月末残高

『多めに借りたい』『念のため』ではなく、見積りと月別資金繰りから必要額を説明します。自己資金の直前入金や支払い済み費用は、出所・相手先・目的・証拠を準備します。設備ごとに売上へ必要な理由を答え、なくても開業できる設備は導入時期を再検討します。運転資金は何か月分という表現だけでなく、費目と支払月を具体的に示します。

売上・経費・返済は前提から説明する

項目計算・確認方法根拠資料
売上件数×単価×営業日・継続率契約・予約・商圏・勤務実績
原価・外注商品・案件別の変動費仕入見積・外注契約・過去実績
固定費家賃・給与・広告・通信等賃貸条件・雇用・請求資料
返済利益と入出金を区別し、税・生活費・元金返済後の現金を確認返済予定・家計・月別資金繰り

面談中に数字を変えてよく見せず、提出後に前提が変わった場合は変更理由と新しい資料を説明します。分からない数字は推測せず、確認して回答する方法を尋ねます。模擬面談では、月商だけを答えた後に『その件数はどう集めるか』『一人で対応できるか』『入金はいつか』『計画より遅れたら何をするか』まで掘り下げます。自己資金についても残高ではなく、蓄積期間、直前入出金、支払い済み費用、生活費を説明します。回答の根拠資料を横に置き、数字をその場でたどれるようにします。

提出前・面談当日・追加資料・結果までを準備する

01提出前

計画書と添付資料を照合

02面談準備

9論点と数字を声に出す

03当日

質問を聞き資料で回答

04追加対応

期限・提出方法を確認

05結果後

条件・契約・支払順を確認

面談日までに契約期限や支払日がある場合は、融資が決まる前提で進めず、担当者へ状況を正確に伝えます。追加資料の依頼を受けたら、提出期限と形式を確認し、説明の変更点を記録します。

当日は質問を最後まで聞き、聞かれていない情報を大量に話すより、結論、理由、根拠資料の順で答えます。緊張して数字を思い出せない場合は資料を確認してよいか尋ねます。面談終了後は質問、回答、未回答、追加提出、期限をすぐに記録します。後から気づいた誤りを放置せず、担当者へ訂正方法を確認し、計画書・補足表・口頭説明の最新版を一つに揃えます。

制度、許認可、手続、融資条件は変更される場合があります。申込時は公的機関の最新情報と金融機関の案内を確認してください。

日本政策金融公庫の面談前に用意したい資料

提出一式申込書・創業計画書・補足
通帳全口座・自己資金の形成
見積・契約設備・物件・仕入・支払日
借入・家計残高・月返済・生活費
売上根拠顧客・価格・件数・実績
質問メモ回答・根拠資料・未確認事項

必要書類は申込方法・事業・審査状況で異なります。公庫の案内と担当者の指示を優先し、原本・写し・電子提出の扱い、追加資料の期限を確認します。面談用には提出した版をそのまま用意し、後から作った別の数字と混在させません。資料へ見出しを付け、質問されたときにすぐ該当ページを開ける順番へ並べます。オンライン申込でも、面談時に画面だけへ頼らず、主要な数字と資料の対応表を手元に置きます。本人確認、事業場所、許認可など業種固有の資料は案内を確認し、未取得なら取得予定と相談記録を整理します。面談前日の確認では、新しい回答を増やさず、提出内容、直近の変更、持参物、日時・連絡方法、追加提出の手順を確認して休息を取ります。

今日できる準備

必要資金と売上の式を、声に出して説明する

提出版の資料を開き、金額・計算・根拠を自分の言葉で説明します。答えられない項目は推測で埋めず、確認先と期限を書き、面談後の追加依頼も記録してください。

創業融資サポートを利用したお客様の声

支援の進み方や相談時の状況を知るには、実際のお客様インタビューが参考になります。承認率などの集計数字ではなく、ご本人の体験を確認できる事例をご案内します。

融資のアイラボの料金と支援範囲

面談で数字の説明が止まる場合は、提出予定の計画書、見積り、通帳の該当箇所を一緒に確認します。当社が質問の整理と説明練習を支援し、ご本人が創業動機、売上の根拠、資金使途を自分の言葉で伝えられるよう準備します。

無料相談の方法をお選びください

費用と支援範囲を見る →

相談だけなら契約不要・資料が未完成でも相談可能

着手金0円・融資実行額の5%+税

報酬は融資が実行され、着金したときに発生します。融資が実行されなかった場合、サポート報酬はかかりません。

候補制度の整理必要資金の確認創業計画書の作成支援提出資料の確認面談質問の準備申込前後の進行整理

契約前に、成功報酬の計算対象、消費税、支援期間、追加費用の有無、解約条件を確認します。支援を利用しても融資は保証されず、最終的な可否と条件は金融機関等が決定します。

よくある質問

申込み方法や必要書類は制度・窓口・事業内容によって異なります。個別条件は必ず担当窓口へご確認ください。

日本政策金融公庫の面談では何を聞かれますか?

資金使途や事業計画を中心に、動機、経験、顧客、必要資金、自己資金、借入、売上・経費・返済などを説明できるようにします。

面談の流れは決まっていますか?

個別に異なります。日時・方法・持ち物を確認し、質問、追加資料、今後の連絡を記録します。

何を持参しますか?

担当者の案内を優先し、提出版、通帳、見積、物件、許認可、借入、売上根拠、家計・資産負債資料を整理します。

質問へ長く答えた方がよいですか?

長さより、結論、数字、根拠資料、未確定事項の順で質問へ直接答えることが重要です。

分からない質問はどうしますか?

推測せず、分かる事実と未確認を分け、確認先と回答予定を伝えます。

支援者に代わりに答えてもらえますか?

事業内容と計画を説明する主体は申込者本人です。同席可否は担当者へ確認し、本人が説明できるよう準備します。

面談後に回答ミスへ気づいたら?

放置せず、誤った回答、正しい事実、根拠、計画への影響を整理し、担当者へ訂正方法を確認します。

この記事の監修者・運営者情報

監修者 五常コンサルティング株式会社 代表取締役 石川康平
監修者

石川 康平

五常コンサルティング株式会社 代表取締役

2024年の問い合わせ・ヒアリング対応300件をもとに、創業融資の支援範囲・料金・制度情報について確認しています。

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執筆・編集
融資のアイラボ編集部
監修
五常コンサルティング株式会社 代表取締役 石川 康平
公開日
2026年8月2日
最終更新日
2026年9月23日
制度情報の確認方法
日本政策金融公庫、信用保証協会などの公式ページを確認し、申込時は各窓口で最新情報を再確認します。

※冒頭の仕事・相談場面はAI生成のイメージです。「お客様の声」と監修者に掲載する人物写真は、実際のお客様・監修者の写真です。

確認した公式情報

制度内容や申込方法は改定される場合があります。申込時には各公式ページと窓口で最新情報をご確認ください。PDFは容量が大きい場合があるため、スマートフォンでは通信環境にもご注意ください。

制度情報確認日:2026年8月28日

公庫の面談で伝える内容と持参資料を無料相談で整理する

現在決まっている内容を伺い、候補制度、次に揃える資料、ご自身で進める範囲と支援が必要な範囲を整理します。

資料が完成していなくても、相談した時点で契約する必要もありません。

※融資の可否、金額、利率、返済期間、担保・保証人などの条件は、各金融機関・信用保証協会の審査により決定されます。融資のアイラボは金融機関ではなく、融資の実行を保証するものではありません。

※本記事は2026年8月28日時点の公表情報をもとに作成しています。制度内容は変更される場合がありますので、申込時には必ず各公式窓口で最新情報をご確認ください。

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