行政書士への依頼費用依頼する前に、総額を確認

固定報酬が低くても、成功報酬や実費を足すと総額が変わります。同じ業務範囲・実行額・税の条件で比べ、変更や取下げの場合まで確認しましょう。

開店前のベーカリーで3種類の依頼見積書を比較する経営者。AI生成の架空イメージ。

仕事の場面はAI生成の架空イメージです

同じ1,000万円の実行額で比べる

着手金と総額を見比べる
A:固定16.5+成功30+実費2(万円)48万5,000円
B:固定33+実費3(万円)36万円
この仮定での差額12万5,000円

架空例A・税込。同じ業務範囲と仮定し、成功報酬は実行額1,000万円×税込算定率3%=30万円。率・上限・税の扱いが違えば再計算します。実際の契約条件を優先します。

見積A・Bの税込計算と条件へ →
見積A・Bの税込計算と条件

行政書士への依頼費用は、固定報酬だけを見ても比較できません。成功報酬の基準、融資が実行されなかった場合の扱い、交通費・証明書取得費などの実費まで同じ条件にそろえます。次は比較方法を示すための仮定例であり、相場を示すものではありません。

比較項目見積A見積B
固定報酬16万5,000円33万円
成功報酬融資実行額の3%(税込算定率の仮定)なし
実費の仮定2万円3万円
1,000万円実行時の総額48万5,000円36万円
契約前に確認する点消費税、成功の定義、報酬上限、追加作業、途中解約、返金条件

見積Aは、16万5,000円+1,000万円×3%+実費2万円=48万5,000円です。見積Bは33万円+実費3万円=36万円となり、この仮定では差額は12万5,000円です。固定報酬が低い見積もりでも、実行額が増えるほど総額が逆転する場合があります。

変更・取下げ時の費用も先に確認する

申込額の変更、追加資料の作成、面談への同席、制度の変更、申込みの取下げが別料金かを契約前に確認します。特に「成功」が申込受理、審査承認、契約締結、融資実行のどの時点を指すかで支払義務は変わります。口頭説明だけで済ませず、委任契約書と見積書に記載された条件を照合してください。

比較用メモ

  • 固定報酬と成功報酬を、同じ申込額・実行額で総額換算する
  • 成功報酬に上限・下限があるか、消費税込みかを確認する
  • 不採択・減額・辞退・再申請時の支払いと返金条件を確認する
  • 行政書士が担当する範囲と、税理士・社労士など他士業の範囲を分ける

この比較は独立した架空例Aで、A・Bが同じ業務範囲に対応する仮定です。固定報酬・成功報酬は税込、実費は実際の支払額として置きます。3%は税込の報酬額を求める算定率という仮定で、税別3%ならこの総額にはなりません。17万6,000円と43万3,000円の表は、業務範囲が異なる別の架空例Bです。

範囲が違う見積りは、その差を見る

25万7,000円の差を分解
計画支援のみ17万6,000円
計画+許認可43万3,000円
計画点検料の増加5万5,000円
許認可書類の追加15万4,000円
実費の追加4万8,000円

独立した架空例B・税込。差は許認可と実費だけでなく、計画点検料11万円→16万5,000円も含みます。成果物・回数をそろえるまでは、どちらが割安か判断できません。

計画のみ・許認可込みの見積表へ →
計画のみ・許認可込みの見積表

次の金額は相場、推奨価格、実際の事務所の報酬ではなく、見積比較の方法を示す税込の仮定例です。

項目計画支援のみ計画+許認可
初回整理3万3,000円3万3,000円
計画書・資金表の点検11万円16万5,000円
面談準備3万3,000円3万3,000円
許認可書類0円15万4,000円
証明書・交通・郵送等の仮定実費0円4万8,000円
仮定総額17万6,000円43万3,000円

2案は許認可書類と実費だけでなく、計画書・資金表の点検料も異なります。差額25万7,000円は、点検料の増額5万5,000円、許認可15万4,000円、実費4万8,000円の合計です。実際には業種、営業所数、図面、補正、申込制度、相談回数で変わります。見積りの合計が合っているか、税、実費、外部専門家費用、成功報酬を足した支払上限まで確認します。

「成功」の意味と支払日を決める

料金が発生する条件をたどる
  1. 何が起きたら発生?着手・作業・承認・実行など
  2. いくらを基に計算?時間・定額・実行額・上限
  3. いつ支払う?着手時・完了時・実行後など

定額・時間制・成功報酬・継続契約で条件は異なります。不成立・減額・取下げ・再申込の扱いと返金条件まで書面で確認します。

料金方式別の契約確認表へ →
料金方式別の契約確認表
方式契約前に確認する点注意点
定額含まれる相談回数・成果物・期間追加作業の単価と承認方法
時間制時間単価、最小単位、上限調査・移動・連絡時間の扱い
成功報酬成功の定義、計算基礎、支払日承認額・実行額・希望額を区別
着手金+成功報酬着手金の返還条件、成功報酬率取下げ・減額・再申込時の扱い
顧問・継続契約月額の業務、最低期間、解約融資支援が月額内か別料金か

融資が否決された場合、申込を取り下げた場合、希望額より減額された場合、複数の金融機関へ申し込む場合を契約書で確認します。「成功」の意味を口頭説明だけにせず、計算式と支払期限を残します。

支援を頼んでも、本人が説明する

作成支援と意思決定を分ける

同じ資料を、役割ごとに確認

行政書士・支援者

契約範囲の整理・作成・点検・練習

申込者本人

事実・数字・認証・申込意思・回答

金融機関

審査・融資条件・契約の案内

支援者の資格や料金で融資が決まるものではありません。登記・税務・紛争等は、依頼可能な資格と別料金を確認します。

各工程の支援と本人の分担表へ →
各工程の支援と本人の分担表
工程行政書士へ確認する支援申込者本人が担うこと
事業整理聞き取り、資料構成、矛盾点の指摘経験、顧客、価格、競合を説明
資金計画見積・支払時期の整理必要性と自己資金の経緯を説明
許認可対象手続、書類作成、提出範囲事実・設備・運営体制を提示
融資申込提出前点検、期限管理申込意思、認証、正式提出
面談想定質問、説明練習本人の言葉で回答

日本政策金融公庫の公式手続は、申込後の面談で資金使途や事業計画について確認すると案内しています。支援者に任せきりにせず、創業計画書、見積書、通帳、売上根拠の対応関係を本人が説明できる状態にします。

12項目を4組にして確認する

契約前に、空欄を残さない

説明だけでなく、見積書・契約書へ

担当と内容

登録・成果物・相談回数と期間

料金の計算

固定報酬・成功報酬・実費

変更した場合

追加料金・解約返金・他士業

責任と情報

本人の工程・情報管理・結果保証なし

分からない条件は契約前に照会し、回答も保存します。業務の追加は内容・金額・納期を確認して承認します。

見積書・契約書の12項目へ →
見積書・契約書の12項目
  1. 担当行政書士の氏名と登録

    事務所名だけでなく実際の担当者を確認します。

  2. 成果物

    計画書、資金表、許認可書類などを特定します。

  3. 相談回数と期間

    開始日、終了日、返信目安を確認します。

  4. 本人が行う工程

    認証、提出、面談、契約を分けます。

  5. 固定報酬

    税込金額と支払日を確認します。

  6. 成功報酬

    定義、率、計算基礎、上限を確認します。

  7. 実費

    立替範囲と精算資料を確認します。

  8. 追加料金

    修正、補正、再申込、訪問の単価を確認します。

  9. 解約・返金

    着手前後、取下げ、否決時の条件を確認します。

  10. 他士業との連携

    担当範囲と別料金を確認します。

  11. 情報管理

    通帳、本人確認、認証情報の扱いを確認します。

  12. 結果保証をしないこと

    融資可否・金額・条件は金融機関の審査で決まります。

一宮市・本町商店街の実景

愛知県・一宮市・本町商店街

訪問や追加相談の費用も見積りへ

一宮市本町商店街の実景です。店舗開業の支援では、現地訪問や図面確認、追加相談が料金内か、交通費が別かも確かめます。写真の店を依頼先や実際のお客様として紹介しているものではありません。

一宮市・本町商店街/2023年7月撮影。現在の様子とは異なる場合があります。写真:Asturio Cantabrio(Wikimedia Commons原典)/CC BY-SA 4.0。縮小・WebP変換。同ライセンスで利用。

必要な準備を項目別に確認

行政書士への依頼費用の確認事項

行政書士は、官公署へ提出する許認可等の書類、権利義務や事実証明に関する書類の作成等を扱う国家資格者です。飲食、建設、運送など許認可が関係する創業では、融資計画と開業手続きを連携できることがあります。

一方、創業融資支援の経験、料金、面談対策、申込後の追加資料対応は事務所ごとに異なります。また、他の法律で制限される業務は扱えないため、契約前に担当範囲を具体的に確認します。

この記事では、行政書士へ相談するときの費用構成、依頼しやすい業務、本人が行う工程を整理します。

行政書士への費用相談で整理したい3つの状況
想定相談例

以下は実績や融資成功例ではなく、契約前の確認事項を示す想定例です。

想定相談例 1

飲食店の許可申請と創業計画の支援を同じ行政書士へ依頼する場合の総額を比較したい

想定相談例 2

定額報酬と成功報酬の対象、融資不成立時・申込取下げ時の支払条件を契約前に確認したい

想定相談例 3

計画書は自分で作り、許認可の書類作成と提出前点検だけ依頼して費用を抑えたい

行政書士費用は一律ではない。業務、実費、追加条件を同じ表で比べる
先に結論

日本行政書士会連合会の公式案内では、行政書士の報酬は各行政書士が自由に定め、同じ業務名でも具体的な取扱内容によって差が生じるとされています。したがって「創業融資サポート一式」の金額だけでは比較できません。見積書には、何を作るか、何回相談できるか、許認可を含むか、面談準備や追加資料に対応するか、実費と消費税を含むかを記載してもらいます。

費用区分確認する成果物追加料金になりやすい条件
初回・継続相談相談時間、回数、回答方法時間超過、訪問、休日対応
創業計画の整理資金計画、収支、文章、提出版再作成、複数制度、追加面談
許認可書類申請書、添付資料、提出・補正範囲業種・営業所追加、図面、補正
面談準備想定質問、数字説明、模擬面談回数、同席、直前対応
申込後対応追加資料の整理、期限管理大幅な計画変更、再申込
実費証明書、印紙、交通、郵送等取得通数、遠方、速達

依頼範囲外の税務、登記、紛争性のある法律問題などが生じる場合は、税理士、司法書士、弁護士等との連携先と、その費用を別途確認します。資格名だけで融資審査の可否が決まるものではありません。

結論:許認可と融資準備の接続が必要かで判断する

許認可が事業開始の前提となる業種では、物件・設備・人的要件・許可時期を資金計画と整合させる必要があります。行政書士へ相談する場合は、許認可業務と融資支援の担当範囲・料金を分けて確認します。

行政書士へ依頼するときに確認する支援範囲
許認可官公署提出書類と手続代理の対象
事業計画事業内容と数字のヒアリング範囲
契約・定款等権利義務に関する書類の作成範囲
必要資料見積書・通帳・証明資料の点検
面談準備質問整理・説明練習の有無
他士業連携税務・登記等の担当者との連携

行政書士会は、他の法律により制限されるものは業務を行えないと案内しています。個別業務が依頼可能かは、担当行政書士へ具体的に確認してください。

物件契約・設備発注・許認可・融資を一つの工程表へ
許可と資金の順序

支払後では対象にできない資金や、許可要件を満たさない設備が出ないよう、契約前に順序を確認します。

費用は4つに分けて見積もる
費用区分確認する内容
許認可報酬対象許可、申請書類、補正、更新の範囲
融資支援報酬計画書、資金表、資料確認、面談準備
法人・契約関連定款・契約書等、他士業費用との区分
実費証明書、申請手数料、交通、郵送等

料金には一律の相場を置かず、必要な業務の見積書を取得し、税・実費を含む総額で比較します。

契約前に聞きたい7つの質問
  1. 行政書士業務と融資支援をどう区分しますか
  2. 私の業種の許認可経験はありますか
  3. 創業融資支援の実績はありますか
  4. 完成する成果物は何ですか
  5. 面談・追加資料は含まれますか
  6. 他士業へ依頼する費用はありますか
  7. 税・実費を含む総額はいくらですか
本文の根拠となる公式情報
この内容を具体化する補足記事

創業融資サポートを利用したお客様の声

支援の進み方や相談時の状況を知るには、実際のお客様インタビューが参考になります。承認率などの集計数字ではなく、ご本人の体験を確認できる事例をご案内します。

融資のアイラボの料金と支援範囲

着手金0円・成功報酬5%+税

報酬は融資が実行され、着金したときに発生します。融資が実行されなかった場合、サポート報酬はかかりません。

候補制度の整理必要資金の確認創業計画書の作成支援提出資料の確認面談質問の準備申込前後の進行整理

契約前に、成功報酬の計算対象、消費税、支援期間、追加費用の有無、解約条件を確認します。支援を利用しても融資は保証されず、最終的な可否と条件は金融機関等が決定します。

よくある質問

申込み方法や必要書類は制度・窓口・事業内容によって異なります。個別条件は必ず担当窓口へご確認ください。

行政書士へ創業融資を相談できますか?

創業計画や関連書類の支援を提供する行政書士事務所があります。具体的な業務範囲、他法令の制限、創業融資支援の経験を個別に確認してください。

行政書士へ依頼する費用相場はいくらですか?

業務内容が異なるため一律相場では判断できません。許認可報酬、融資支援報酬、実費、他士業費用を分けた見積りを取得してください。

許認可と融資支援を一緒に頼めますか?

対応できる事務所があります。許可要件・申請時期・設備条件と、融資の資金使途・支払時期を連携できるか確認します。

融資申込みや面談を全部任せられますか?

本人確認、事実と数字の説明、申込意思、面談、契約などは本人主体の工程です。依頼できる範囲を書面で確認してください。

行政書士なら融資を受けやすくなりますか?

資格や依頼自体が融資結果を保証するものではありません。融資の可否と条件は金融機関等の審査で決まります。

税理士や司法書士との連携費用は別ですか?

契約によって異なります。税務、登記、許認可、融資支援の担当者と料金を分けて確認してください。

無料相談では何を伝えればよいですか?

業種、開業場所、必要な許認可、物件状況、開業日、必要資金、自己資金を伝えると役割分担を整理しやすくなります。

この記事の監修者・運営者情報

監修者 五常コンサルティング株式会社 代表取締役 石川康平
監修者

石川 康平

五常コンサルティング株式会社 代表取締役

2024年の問い合わせ・ヒアリング対応300件をもとに、創業融資の支援範囲・料金・制度情報について確認しています。

五常コンサルティング株式会社の公式サイトを見る

執筆・編集
融資のアイラボ編集部
監修
五常コンサルティング株式会社 代表取締役 石川 康平
公開日
2026年7月31日
最終更新日
2026年9月13日
制度情報の確認方法
日本政策金融公庫、信用保証協会などの公式ページを確認し、申込時は各窓口で最新情報を再確認します。

※冒頭の仕事の写真はAI生成の架空イメージです。出典を記した地域写真は実景です。お客様の声・監修者の写真は実際の人物です。

確認した公式情報・補足資料

2026年9月13日の再確認:日本行政書士会連合会の報酬・業務案内と公庫の創業予定者向け手続案内を再確認しました。各見積りは相場や当社料金ではない架空例です。所在地・営業内容に合う条件は各窓口へ確認してください。

制度・法令は公的機関や専門団体の公式情報を優先して確認し、民間事業者のページはサービス内容や比較観点を補う資料として参照しています。申込・契約時は、各公式ページと契約書面で最新情報をご確認ください。

情報確認日:2026年8月25日

日本行政書士会連合会「行政書士の業務」

創業融資を行政書士へ相談する費用の不安を無料相談で整理する

現在決まっている内容を伺い、候補制度、次に揃える資料、ご自身で進める範囲と支援が必要な範囲を整理します。

資料が完成していなくても、相談した時点で契約する必要もありません。

※融資の可否、金額、利率、返済期間、担保・保証人などの条件は、各金融機関・信用保証協会の審査により決定されます。融資のアイラボは金融機関ではなく、融資の実行を保証するものではありません。

※本記事は2026年8月25日時点の公表情報をもとに作成しています。制度内容は変更される場合がありますので、申込時には必ず各公式窓口で最新情報をご確認ください。

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