創業融資|申込前の数字と資料整理

12か月資金繰り表は売上月ではなく実際の入出金月で作る

開業予定月と開始時残高を入れ、売上回収、自己資金、融資入金、物件・設備、仕入、給与、税金、返済を月別に入力するExcelです。月末残高と12か月の最低残高を自動計算し、融資実行前や慎重売上時の不足月を見つけます。

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開業前後12か月の入出金と月末残高を確認する創業者愛知県専門
創業融資・相談準備公開日 2026年8月21日最終更新日 2026年8月21日
監修:五常コンサルティング株式会社 代表取締役 石川 康平

損益計画と資金繰り表は役割が違います。売上を計上した月と、カード・振込・請求で現金が入る月が異なる場合、利益が出ていても支払前に預金が不足します。

表の開始月は開業月だけでなく、物件保証金、内装着手金、設備発注等の最初の支払月を含めます。開始時残高は、事業に使える自己資金から既支払や生活・税金予備を分けて確認します。

収入は現金・即時入金、後日回収、自己資金投入、融資入金、補助金等を区分します。補助金や融資は入金日が確定するまで当然の収入とせず、未確定であることを明示します。

支出は物件、内装・設備、仕入、人件費、家賃、光熱、広告、許認可、税金、返済等を実際の支払月へ置きます。年払い、前払い、敷金、消費税等を月額平均に薄めないことが重要です。

基準ケースだけでなく、開業遅れ、売上未達、入金遅延、設備増額を反映した慎重ケースを作ります。最低残高がマイナスになる前の相談・契約見直し期限を決めます。

利益計画は黒字だが、融資入金前の保証金や設備代を払えない
検索者の悩み

利益計画は黒字だが、融資入金前の保証金や設備代を払えない

  • 時期売上発生月と実入金月を同じにする
  • 平均年払い・着手金・税金を月割りし、支払月の山を消す
  • 前提融資・補助金の入金を確定扱いして先に契約する

12か月資金繰り表で先に確認する3つの残高

  1. 開始月を最初の支払に合わせる
    開業前支出を表の外へ出しません。
  2. 発生月を入出金月へ変換
    回収サイトと支払条件を反映します。
  3. 最低残高から期限を決める
    マイナスになる前に対策を選びます。

創業融資の12か月資金繰り表を無料相談で整理する

開業月、初回入金、支払日、返済、月末残高が未確定でも相談できます。現在ある資料と期限から確認します。

検索者のお悩みを具体化

創業融資の12か月資金繰り表で確認したい想定相談例

以下は融資実績・審査結果ではなく、創業融資の12か月資金繰り表で整理対象になりやすい想定ケースです。融資可否、金額、条件、必要書類は、申込先と個別審査で決まります。

想定相談例 1

融資入金前の保証金・設備代で残高が不足する

想定相談例 2

カード売上の入金前に給与・家賃・返済が重なる

想定相談例 3

開業が2か月遅れた慎重ケースを作りたい

開業前後12か月の入出金を実日付へ置き、最低残高と相談期限を確認する

VISUAL GUIDE

創業融資の12か月資金繰り表を整える5工程

開始、入金、支払、最低残高、慎重ケースをつなぎます。

  1. 01開始月を決める最初の契約・支払
  2. 02収入を入金月へ売上・自己資金・融資
  3. 03支出を支払月へ設備・固定費・返済
  4. 04最低残高を確認月中不足は週次へ
  5. 05慎重案を作る不足額・期限・対策
PROCEDURE CHECK

資金不足は利益ではなく金額・時期・確度で判断する

入金の確実性と支払の変更可能性を分けます。

金額不足額・最低残高

必要な余力

時期入金前の支払

月中・月末

確度契約済み・見込み

更新日

確認の組合せ月末残高=月初残高+実入金-実支払、必要な行動期限=不足予定日-準備・相談に必要な日数

この図は申込前の確認順を整理したものです。融資可否や融資額を判定・保証するものではありません。申込先の最新案内と担当窓口の説明を優先してください。

Excelテンプレートを使う

12か月資金繰り表(Excel)をダウンロードする

開業予定月と開始時残高を入力すると12か月が展開され、収入・支出・月末残高・最低残高を自動計算します。

開業月ではなく最初の支払月から始める

保証金、設計、着手金、設備発注など、営業開始前に現金が減る月を含めます。

売上を回収方法別に入金へ変換する

現金、カード、請求、前受で入金日が異なるため、売上発生月をそのまま使いません。

月末がプラスでも月中を確認する

給与や設備支払が入金前に来る月は、日次・週次へ分解して残高不足を確認します。

慎重ケースから相談期限を逆算する

不足月の直前ではなく、資料準備と金融機関等の確認時間を考慮して行動日を決めます。

融資後は予測と実績を同じ行で比べる

毎月の締め後に、入金遅れ、売上差、設備増額、支払漏れを理由別に記録します。当初計画を消さず、現在予測と実績を並べると、最低残高が変わった理由と次の対応期限を説明しやすくなります。

資金繰り表と損益計画の違いを確認する

開始

最初の支払から入力

物件・設備発注を表の外へ出しません。

入出金

実際の月へ置く

締め・回収・前払・年払を反映します。

警戒

最低残高を確認

不足月の前に相談期限を設定します。

テンプレートでは開業予定月、開始時預金残高、12か月の収入・支出を入力すると、月間収支、月初残高、月末残高、最低月末残高を自動計算します。

月次表では月中の一時的な残高不足を見落とす場合があります。支払が集中する月は日次・週次表も作り、融資・補助金の入金を審査・交付前から確定扱いしないでください。

開業前から12か月の収入を入金月へ置く

収入として入力する項目

実際の入金月

  • 現金・即時入金売上と後日回収売上
  • 自己資金の事業投入
  • 融資入金・その他確定した調達
  • 補助金等は条件と入金見込みを区別
支出として入力する項目

実際の支払月

  • 物件取得・保証金・内装・設備
  • 仕入・外注・給与・社会保険
  • 家賃・光熱・通信・広告・保険・税金
  • 借入返済・生活費・役員報酬等の資金流出

売上高と売上入金を分け、融資実行日、返済開始日、設備の分割支払を契約資料で確認します。月額平均ではなく、現金が動く月に全額を置きます。

創業融資の12か月資金繰り表について資料とパソコンで確認する愛知県の創業者
利益より支払順序

月末はプラスでも、25日の給与前に残高が不足することがある

月次表で不足月を見つけたら、同じ月を日付順へ分解します。入金より先に給与・家賃・設備代・返済が来る場合は、回収、支払条件、契約、相談時期を見直します。

設備・固定費・返済を支払月へ置く

項目計算・確認方法根拠資料
基準確度の高い入金・標準支出通常の最低残高
売上慎重件数・単価・開始を下げる固定費を払えるか
入金遅延主要売掛の回収を後ろへ返済日をまたぐか
増額・延期設備増額・開業遅れ自己資金の残り方

ケースを作るときは、全売上を一律に半分にせず、顧客・商品・回収方法ごとに数量、単価、入金月を変えます。支出側も売上に連動する費用と残る固定費を分けます。

月末残高と12か月最低残高を確認する

01開始月を決める

最初の契約・支払

02収入を入金月へ

売上・自己資金・融資

03支出を支払月へ

設備・固定費・返済

04最低残高を確認

月中不足は週次へ

05慎重案を作る

不足額・期限・対策

開始時残高は通帳残高をそのまま使わず、事業へ使える額を確認します。既支払、生活費、税金、他目的資金を分け、融資入金前に必要な支出を表示します。

毎月、予測と実績の差を入金遅れ、売上差、支出増、漏れへ分類して翌月以降を更新します。最低残高が基準を下回る場合は週次表へ詳細化します。

制度、許認可、手続、融資条件は変更される場合があります。申込時は公的機関の最新情報と金融機関の案内を確認してください。

基準・慎重ケースを比べて行動を決める

開始通帳・既支払・事業投入額
売上単価・数量・締め・回収日
支出契約・見積り・給与・固定費
融資申込・実行見込み・返済予定
税金納付時期・見込額の確認
工程物件・設備・開業・初回入金

資金繰り表の各金額を、通帳、請求、契約、見積り、給与、返済予定へ戻れるようにします。未確定入金には確度と確認日を付けます。

本記事とテンプレートは2026年8月21日に日本政策金融公庫、J-Net21の公開情報を確認して作成した準備整理用です。融資判断、会計処理、税務判断を代替しません。

創業融資サポートを利用したお客様の声

支援の進み方や相談時の状況を知るには、実際のお客様インタビューが参考になります。承認率などの集計数字ではなく、ご本人の体験を確認できる事例をご案内します。

融資のアイラボの料金と支援範囲

着手金0円・成功報酬5%+税

報酬は融資が実行され、着金したときに発生します。融資が実行されなかった場合、サポート報酬はかかりません。

候補制度の整理必要資金の確認創業計画書の作成支援提出資料の確認面談質問の準備申込前後の進行整理

融資のアイラボの創業融資サポートは初回相談・着手金0円、融資実行額の5%+税です。融資実行や希望額を保証するものではありません。支援範囲、料金発生時点、専門家費用を契約前に確認してください。

よくある質問

申込み方法や必要書類は制度・窓口・事業内容によって異なります。個別条件は必ず担当窓口へご確認ください。

テンプレートは無料ですか?

はい。記事内からExcelをダウンロードできます。

売上は発生月に入力しますか?

資金繰りでは実際の入金月へ入力します。

融資予定額を収入へ入れてよいですか?

審査前から確定扱いせず、確度と予定日を明示します。

開始時残高は通帳残高ですか?

事業に使える額から既支払・生活・税金予備を分けて確認します。

月末残高がプラスなら安全ですか?

月中に不足する場合があるため、支払集中月は日次・週次でも確認します。

税金はいくら入れますか?

見込額と時期を税理士等へ確認し、未確定と明示します。

毎月更新が必要ですか?

創業期は予測と実績の差を反映し、少なくとも月次で更新します。

この記事の監修者・運営者情報

監修者 五常コンサルティング株式会社 代表取締役 石川康平
監修者

石川 康平

五常コンサルティング株式会社 代表取締役

2024年の問い合わせ・ヒアリング対応300件をもとに、創業融資の支援範囲・料金・制度情報について確認しています。

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執筆・編集
融資のアイラボ編集部
監修
五常コンサルティング株式会社 代表取締役 石川 康平
公開日
2026年8月21日
最終更新日
2026年8月21日
制度情報の確認方法
日本政策金融公庫、信用保証協会などの公式ページを確認し、申込時は各窓口で最新情報を再確認します。

※記事内の相談場面を表現した写真は、内容を分かりやすく伝えるために作成したAI生成のイメージです。「お客様の声」に掲載しているお客様と監修者の写真は、実際のお客様・監修者の写真です。

確認した公式情報

制度内容や申込方法は改定される場合があります。申込時には各公式ページと窓口で最新情報をご確認ください。PDFは容量が大きい場合があるため、スマートフォンでは通信環境にもご注意ください。

制度情報確認日:2026年8月21日

開業前支出・実入金・実支払・返済・最低残高を12か月へまとめる

開業月、開始残高、売上入金、設備、固定費、返済、慎重ケースを確認します。制度名やテンプレートだけに合わせず、実際の契約・支払・入金・残高と一致する申込資料へ整えます。

資料が完成していなくても、相談した時点で契約する必要もありません。

※融資の可否、金額、利率、返済期間、担保・保証人などの条件は、各金融機関・信用保証協会の審査により決定されます。融資のアイラボは金融機関ではなく、融資の実行を保証するものではありません。

※本記事は2026年8月21日時点の公表情報をもとに作成しています。制度内容は変更される場合がありますので、申込時には必ず各公式窓口で最新情報をご確認ください。

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