一つの資料で現金の存在・所有者・形成過程を全部証明しようとしない
- 給与・源泉資料
- 収入は分かる。現在の残額は別に確認
- 過去の出金
- 口座から出した事実。出金後の使途は別
- 売却・受領記録
- 売却と受領。税やその後の使用を分ける
- 現金の計数
- 基準日の現金。所有者と形成源は別
- 現在の入金
- 入金日と金額。入金前の原資は別
本人の説明メモは資料同士をつなぐために使い、客観資料の代わりとは扱いません。
資料ごとに説明できることと限界を分ける
一つの資料で全てを証明するのではなく、複数の記録が同じ流れを示すかを確認します。次の表は必要書類を一律に定めるものではありません。
表は左右に動かせます。
項目名は固定表示です。
| 資料 | 確認できる内容 | その資料だけでは分からないこと |
|---|---|---|
| 給与明細・源泉徴収票 | 勤務や給与の記録 | 今も残る現金の額 |
| 過去の銀行出金 | 口座から現金を出した事実 | 出金後の使途と残額 |
| 売却契約・受領記録 | 売却の内容と受け取り | その後の使用と納税負担 |
| 現金の写真・計数表 | ある時点の現金の記録 | 所有者や資金形成の全過程 |
| 現在の口座入金 | 入金日・金額・口座 | 入金前の原資 |
| 本人の説明メモ | 経緯と未確認事項 | 第三者の記録に代わる客観性 |
公庫の創業手続では、面談で資産・負債等が分かる資料を準備する流れが案内されています。ただし、タンス預金の評価方法がこの表で公式に決まるわけではありません。取得できる資料とない期間を示し、追加資料の範囲は申込先へ確認します。 参照:日本政策金融公庫:創業予定の方・お手続きの流れ。
現金300万円から第三者分・返済義務・生活資金を除き、事業投入150万円を決める
本人資金210万円から生活用60万円を残す配分例。納税等の未払い負担が別にあれば、事業投入150万円からさらに確保します。
第三者の預かり50万円
返済義務のある資金40万円
生活用に残す60万円
事業へ使う150万円
金額・件数・期間は説明用の架空例です。融資可否、利用可能額、審査期間、契約上の結論を示しません。 現金総額と自己資金評価額を同じ意味にしません。
現在の現金300万円から、事業投入150万円を分ける
単位は万円。今ある現金300には、本人資金210、家族から預かる50、返済義務のある借入40が混在している架空例です。本人資金210は過去の使用を反映した現在額とします。
表は左右に動かせます。
項目名は固定表示です。
| 項目 | 金額・計算 | 配分の理由 |
|---|---|---|
| 現在の現金総額 | 300万円 | 数えた基準日を記録 |
| 第三者の預かり金 | 50万円 | 本人の資金へ含めない |
| 返済義務のある資金 | 40万円 | 自己資金と分け債務へ記録 |
| 本人資金 | 300-50-40=210万円 | 原資資料と照合 |
| 本人が残す生活資金 | 60万円 | 事業支出へ混ぜない |
| 事業へ使う額 | 210-60=150万円 | 計画上の投入額 |
| 投入後の残る現金 | 50+40+60=150万円 | 預かり・借入・生活用を区別 |
借入40万円は存在を隠さず債務として説明します。この例では事業投入に使わず、保管と返済予定を別管理する前提です。150万円は本人が事業へ使う計画で、金融機関が自己資金と評価する額を確約しません。納税等の未払い負担が別にあれば、追加で確保して投入額を更新します。 参照:日本政策金融公庫:創業計画書セルフチェック・資金計画。
120万円から増減を追い、過去に使った30万円を現在額から二重に引かない
前図の本人資金210万円ができるまでを過去へさかのぼる例。預かり50万円と借入40万円は含めません。
記録開始120万円
給与等を追加210万円
資産売却を受領240万円
生活支払後の現在210万円
金額・件数・期間は説明用の架空例です。融資可否、利用可能額、審査期間、契約上の結論を示しません。 形成の途中残高と現在残高を混ぜません。
過去の支払30万円を、現在額からもう一度引かない
単位は万円。前表の本人資金210を説明するための、より前の時点からの整理例です。第三者の預かり金と借入はこの形成表へ含めません。
表は左右に動かせます。
項目名は固定表示です。
| 時点・動き | 増減 | 本人現金の残高 |
|---|---|---|
| 記録開始時 | 120万円 | 120万円 |
| 本人の給与等から追加 | +90万円 | 210万円 |
| 本人資産の売却代金を受領 | +30万円 | 240万円 |
| 生活の支払に使用 | −30万円 | 210万円 |
| 現在額を確認 | 増減なし | 210万円 |
現在額210万円には過去に使った30万円が既に反映されています。ここから生活用にこれから残す60万円を分けるので投入150万円です。過去の30万円を再び引いて120万円にすると二重控除になります。実際の形成表は資料のある期間に合わせ、売却に伴う今後の納税等があれば別に記録してください。
事業用150万円を現金・個人口座・会社口座で重複計上せず、設備支払後110万円へつなぐ
- 現金を分離事業用150万円を確保
- 個人口座へ入金現金を減らし預金150万円
- 会社口座へ移動個人預金を減らし会社預金150万円
- 設備を支払う40万円を払い会社預金110万円
- 未払計画を確認利用可能額と確保額を分ける
数値は説明用の架空例です。融資・契約条件や必要資金の確定値ではありません。 同じ150万円の移動です。投入履歴150万円と現在110万円を足しません。未払い負担の確保額も別管理します。
会社へ移した150万円と残高110万円を重ねて足さない
単位は万円。事業投入150を個人口座から設立払込等の記録を経て会社口座へ移し、会社が設備40を払う架空の資金移動例です。手続や会計処理は実際の法人の状況で確認します。
表は左右に動かせます。
項目名は固定表示です。
| 段階 | 移動・支払 | その時点の事業向け資金 | 記録のつなぎ方 |
|---|---|---|---|
| 現金を分離 | 事業用150万円を確保 | 現金150万円 | 残す現金と別に計数 |
| 個人口座へ入金 | 現金から150万円 | 個人預金150万円 | 現金と預金を二重計上しない |
| 会社口座へ移動 | 個人口座から150万円 | 会社預金150万円 | 払込・振込・入金を対応 |
| 設備を支払う | 会社口座から40万円 | 会社預金110万円 | 見積・請求・領収と照合 |
| 未払い計画を確認 | ここでは追加支払なし | 利用可能な預金110万円 | 過去の投入150とは別欄 |
投入履歴150万円と現在の預金110万円を足した260万円は、利用可能な現金ではありません。支払済み設備40万円は使途の証明として整理し、今後の支払には残高110万円を使います。既払い費用を融資申込でどう扱うかは支払前に申込先へ確認し、資本金という名称だけで現金額を推定しないでください。
昔の通帳や売却明細がない期間は、推測で埋めず取得可否と未確認額を記録する
資料がない事実も、対象期間、照会先、回答日とともに申込先へ説明します。
資料が欠ける期間を、確認予定の一覧にする
資料が完全でないときほど、本人の記憶と確認できた記録を分けます。後日作成した表には、実際の作成日と参照した原資料を記載します。
表は左右に動かせます。
項目名は固定表示です。
| 不足している資料 | 試せる確認 | 相談時の説明 |
|---|---|---|
| 昔の通帳 | 金融機関へ取得可否を照会 | 口座・対象期間・回答 |
| 給与の記録 | 保管資料や再発行可否を確認 | 存在する年とない年 |
| 売却の明細 | 契約相手や決済記録を確認 | 所有・売却・受領の対応 |
| 親族からの受領 | 当事者へ経緯と条件を確認 | 贈与・借入・預かりの事実 |
| 使った現金の履歴 | 家計簿・領収・メモを照合 | 記憶による部分を明示 |
| 残高の差額 | 計数と入出金を再照合 | 不明額を不明と記載 |
記録のない過去の日付で書類を作ったり、借りたお金を贈与だったことにしたりしません。現在の確認内容を記録する場合も、当時の原本と誤解されないよう作成日を表示します。税務の判断が必要な受領は、事実関係をそろえて税理士等へ確認してください。 参照:日本政策金融公庫:創業計画の書き方。

愛知県・一宮市・本町商店街
現金の説明は、地域で始める事業へ実際に移す額まで分ける
一宮市・本町商店街の実景です。自宅保管の現金を一度数えるだけで終わらせず、形成源、生活用に残す額、事業口座への移動、支払後残高を記録します。写真の店舗や通行人を申込先、相談者、支援実績として示すものではありません。
一宮市・本町商店街/2023年7月撮影。現在の様子とは異なる場合があります。写真:Asturio Cantabrio(Wikimedia Commons原典)/CC BY-SA 4.0。縮小・WebP変換。同ライセンスで利用。
必要な準備を項目別に確認
自己資金、必要資金、申込手続の公式根拠
タンス預金を自己資金としてどう扱うかは、原資や資料、申込先の確認によって決まります。「現金だから一律に不可」「入金すれば評価される」とどちらかに決めつけず、給与からの積立、資産売却、家族からの受領などを分けて整理してください。現金を保管していた理由だけで、資金形成の裏付けに代えないことが大切です。
相談用の整理では、過去から現在までの形成表と、現在の現金をどう使うかの配分表を分けます。過去の支払を反映した現在額から同じ支払を再び引いたり、本人の現金を会社へ移しただけで二口座分に増やしたりしないようにします。資料がない期間は後から事実らしく埋めず、何が確認でき、何が分からないかを申込先へ伝えます。
自己資金、必要資金、申込手続の公式根拠
この記事で扱う範囲
相談前の状況を整理する三つの想定例
次の3例は説明用の想定であり、実在するお客様の実績・成功事例ではありません。融資の可否や金額、所要日数を示すものではありません。
【架空の相談例】給与を現金で貯めていたが昔の通帳がない。収入資料と現在額を整理し、資料のない期間を申込先へ相談したい。
【架空の相談例】家族のお金と本人の現金を同じ場所で保管していた。所有者と返済義務を区別して、事業へ使える額を決めたい。
【架空の相談例】現金を会社へ移して設備を購入した。払込額と今の残高を重ねず、形成から支払まで一つの流れで説明したい。
預け入れた日を形成日としない
口座へ入金した日は資金形成日ではなく、保管場所を変えた日です。形成源となる収入や資産売却の日まで戻り、途中の使用額を確認します。
贈与と借入を自己判断で言い換えない
返済する約束があるなら、名義が本人でも返済義務を伴う資金です。贈与、借入、預り金を事実に基づいて区別し、税務や契約は専門家へ確認します。
少なく見せないことと多く見せないことを両立する
根拠のある資金を漏らさず、根拠のない額を上乗せしません。説明可能額、未確認額、事業投入額の三列で管理すると、確認先が明確になります。
現金の存在と自己資金としての説明可能性を分ける
誰が何から形成
給与、事業収入、売却、贈与等を区別します。
いつから保管
出金日、保管開始、追加額、入金日を並べます。
事業へ投入可能
現在残高から生活予備費を分け、既に反映された支払は再控除しません。
自己資金確認表には、現金の現在額、保有者、形成源、形成期間、過去の出金記録、保管理由、関連する給与・売却・贈与資料、口座入金日、会社への移動日、既支払額、生活予備費、説明できない差額を記載します。現金を撮影した写真だけで形成過程の代わりになるとは考えません。
自己資金、既存借入、必要資金、売上・原価の見通し、必要書類、審査上の取扱いは、申込先、制度、事業内容、個別事情で異なります。公式情報と申込先の最新案内を優先してください。融資の可否、金額、利率、返済期間等は金融機関等が審査して決定します。
給与・売却・贈与等の形成源を資料で確認する
過去から現在までをつなぐ
- 給与明細・源泉徴収票・申告書
- 過去の口座出金と家計記録
- 資産売却契約・入金履歴
- 贈与なら贈与者・時期・返済不要の確認
入金後の管理
- 入金先口座と入金明細
- 設立払込・会社口座への移動
- 設備・物件・仕入への支払
- 生活予備費と未使用残高
説明できる自己資金は、単純な手元現金の合計ではありません。現在額の中の本人資金、返済義務のある資金、第三者保有分を区別し、本人資金から生活用に残す額を分けます。過去の使用を反映した現在額から同じ使用額を再び引かず、口座移動による重複も除きます。どの範囲が申込資料として扱われるかは申込先へ確認します。
100万円を一度に入れる前に、過去3年の形成表と資料の空白を確認する
毎月の給与から一定額を現金化していた場合でも、出金額のすべてが現在残っているとは限りません。生活費への使用を考慮し、説明できる残高を保守的に置きます。資料がない月は空白として記録し、都合のよい推定で埋めません。
現金の形成源と口座移動を分けて確認する
表は左右に動かせます。
項目名は固定表示です。
| 形成源・移動 | 確かめる内容 | 残額・二重計上の注意 |
|---|---|---|
| 給与から保管 | 収入と出金・使用を照合 | 給与資料だけで残額は確定しない |
| 資産売却 | 所有と売却・受領を確認 | 税や未払い費用も分離 |
| 親族からの受領 | 贈与・借入・預かりを区別 | 実際の合意と返済義務 |
| 口座への入金 | 基準額と入金・残現金を照合 | 設立払込と二重に加算しない |
複数の形成源がある場合は一括して『貯金』とせず、資金源別に行を分けます。現金入金後も出所の説明資料を保存し、設備や仕入への支払まで追跡できるようにします。
資本金・生活費・借入との二重計上を防ぐ
自宅保管現金を全額事業へ入れると、創業者の生活費が不足し、会社からの引出しやカード利用が増える可能性があります。事業の自己資金と個人の生活予備費を別表にし、例えば開業後6か月の家計支出を月別に確認し、生活費を賄える収入が安定するまでの期間へ延ばします。6か月は検討用の目安で、制度上の必要月数ではありません。
現金を設備代へ使う場合は、支払先、契約日、請求額、支払方法、領収書を確認します。金融機関へ相談する前に支払ってよいかは案件ごとに異なるため、申込先へ確認します。
公庫の資金計画案内を確認しています。現金の保管方法だけで自己資金評価が決まるという基準を示すものではありません。 参照:日本政策金融公庫:創業計画書セルフチェック・資金計画。
申込前相談に用意する資料を整理する
資料が完全でなくても、ある資料とない期間を分ければ確認事項を整理できます。後から作った説明書だけで客観資料を置き換えず、作成日と作成者を明記します。
本記事は自宅保管現金の一般的な整理方法です。自己資金としての評価、必要資料、税務上の取扱い、融資結果を確定するものではありません。申込先と必要に応じ税理士等へ確認してください。
給与の合計を、そのまま貯蓄額にしない
数年間の給与額が大きくても、その間に生活費や借入返済へ使った部分があります。収入の資料と、出金後の家計支出、残る現金を照合して形成を説明します。全期間の詳細がない場合に、残高へ合うよう支出を逆算して事実のように書かないでください。確認できた期間、推定した部分、本人の説明しかない部分を分け、どの補足が必要か金融機関へ相談します。
親族からの現金は、返す約束の有無を確認する
「応援してもらった」という言い方だけでは、贈与、貸付、預かりの区別が付きません。誰からいつ受け取り、返済の約束があるか、今もその条件に変更がないかを当事者へ確認します。現在作る確認メモは現在の日付で残し、当時の契約書を装いません。贈与税等の取扱いと融資の自己資金評価は別の確認事項です。税額や申告の要否を受領額だけで決めず、専門家へ事実を伝えます。
口座への入金方法を、評価をよく見せる操作にしない
入金の回数や日付を変えても、現金の出所が変わるわけではありません。実際の入金日、金額、口座名義、入金後に残った現金を記録し、金融機関から尋ねられた内容へ事実に沿って回答します。本人の資金と預かり金が混在しているなら、先に所有者別に分けてください。通帳に自然な積立の履歴があるように見せる目的で、過去の経緯とは違う説明を作らないことが重要です。
入金後に使ったお金も、用途別に追えるようにする
口座へ入れるまで説明できても、その後の設備や物件への支払が不明だと、現在の利用可能額が分かりません。相手先、契約・請求・支払日、税込額、支払方法をそろえます。現金払いなら領収書と出金の対応を記録し、取消や返金があればその経路も残します。自己資金を既に使った事実と、今後使える残高は別の欄で説明し、未使用のように表示しないでください。
家計で残す金額は、開業後の収入も含めて考える
生活用に残す額は全員一律ではありません。住居費、家族の支出、既存の個人返済、他の収入を月別に置き、創業後に事業から引き出す予定も確認します。個人事業の生活費は事業経費と混同せず、資金の流出として別に管理します。法人の場合も、役員報酬等の設定と会社の支払余力を合わせて確認し、会社の預金が自由な個人資金と同じものだと扱わないようにします。
資料の不足は、取得日と回答を残して更新する
古い口座の履歴や相手の受領記録は、問い合わせても取得できない場合があります。取得できなかったことと、問い合わせをしていないことは分けて記録します。回答が届いたら当初の説明表と照合し、差があれば差額の理由を確認してください。相談用に見やすく加工した一覧だけを保存するのではなく、金融機関から取得した原データやメールも保管し、修正前後を比較できるようにします。
この内容を具体化する補足記事
確認した公式の案内
創業融資サポートを利用したお客様の声
支援の進み方や相談時の状況を知るには、実際のお客様インタビューが参考になります。承認率などの集計数字ではなく、ご本人の体験を確認できる事例をご案内します。






融資のアイラボの料金と支援範囲
着手金0円・成功報酬5%+税
報酬は融資が実行され、着金したときに発生します。融資が実行されなかった場合、サポート報酬はかかりません。
契約前に、成功報酬の計算対象、消費税、支援期間、追加費用の有無、解約条件を確認します。支援を利用しても融資は保証されず、最終的な可否と条件は金融機関等が決定します。
よくある質問
現金を保有する事実と、本人の資金形成を説明する資料を区別します。口座へ入れた後も、原資と使途の記録を残してください。
タンス預金は必ず自己資金になりませんか?
一律には決まりません。本人の原資、形成期間、返済義務、現在額、事業へ使う額を整理し、申込先へ必要な資料と評価を確認します。
申込前に全額を口座へ入れれば十分ですか?
入金記録は、その前にどう形成したかまで示すものではありません。給与、出金、売却、親族からの受領等の資料をつなぎ、所有者や借入の有無も説明します。
現金の写真は証拠になりますか?
現在の現金を記録する補助にはなっても、本人の所有や形成経緯、返済義務まで写真だけで説明することはできません。資料の必要範囲を申込先へ確認します。
親から現金でもらった場合は自己資金ですか?
贈与、借入、預かりを実際の合意で分けます。返す約束のある資金を贈与と表示せず、税務上の確認と融資の評価はそれぞれ担当先へ相談します。
昔の通帳がありません。どうすればよいですか?
金融機関へ履歴の取得可否を確認し、給与や売却等の残る資料を集めます。ない期間と不明額を明記し、後日作成のメモを当時の原本に見せかけないでください。
資本金へ入れた後も自己資金として説明できますか?
形成から払込、会社口座、支払までの経路を説明します。同じ移動を二重加算せず、投入した額と現在残高を区別し、申込先の確認を受けます。
生活費として残す現金も自己資金へ含めますか?
事業へ使う計画額と生活用に残す額を分け、同じお金を両方に計上しません。過去の生活支払を反映した現在額から、その過去の支払を再度引かないようにします。
この記事の監修者・運営者情報

石川 康平
五常コンサルティング株式会社 代表取締役
2024年の問い合わせ・ヒアリング対応300件をもとに、創業融資の支援範囲・料金・制度情報について確認しています。
- 執筆・編集
- 融資のアイラボ編集部
- 監修
- 五常コンサルティング株式会社 代表取締役 石川 康平
- 公開日
- 2026年8月12日
- 最終更新日
- 2026年9月21日
- 制度情報の確認方法
- 日本政策金融公庫、信用保証協会などの公式ページを確認し、申込時は各窓口で最新情報を再確認します。
※冒頭の仕事の写真はAI生成の架空イメージです。出典を記した地域写真は実景です。お客様の声・監修者の写真は実際の人物です。
確認した公式情報
2026年9月21日の再確認:日本政策金融公庫の過去の解説には、形成経緯を示せないタンス預金は自己資金として認められない旨の説明があります。現在の個別判断を断定せず、通帳、収入、出金、売却、贈与・借入、現在額を申込先へ確認します。所在地・営業内容に合う条件は各窓口へ確認してください。
制度情報確認日:2026年9月7日。利用制度と事業内容を伝え、申込時に各公式窓口へ最新の必要資料・条件を確認してください。
自宅保管の現金の履歴と投入額を整理したい方へ
自宅保管現金の形成源、保管期間、入金経路、事業投入額、生活予備費を時系列へまとめます。資料が完成していなくても、事実を変えず、現在分かる数字と未確認事項から整理できます。
資料が完成していなくても、相談した時点で契約する必要もありません。
※融資の可否、金額、利率、返済期間、担保・保証人などの条件は、各金融機関・信用保証協会の審査により決定されます。融資のアイラボは金融機関ではなく、融資の実行を保証するものではありません。
※本記事は2026年9月7日時点の公表情報をもとに作成しています。制度内容は変更される場合がありますので、申込時には必ず各公式窓口で最新情報をご確認ください。
