融資の手続と、支援料の支払を別々に並べる
金融機関の手続
- 9月10日融資決定の連絡
- 9月18日契約完了
- 9月25日送金予定
- 9月26日口座への着金
支援会社との契約
- 発生日「成功」の定義で確認
- 請求日請求書と契約を照合
- 支払期限着金より前か後か確認
金融機関の日程から、支援料の期限を推測しない
月日のみの説明用例で、特定年の営業日や送金所要日数を示しません。公庫は契約完了後の送金を案内しています。報酬条件は別契約で確認し、「実行」「成功」の定義を日付に直します。
融資日程と報酬条件の確認表を開く
日本公庫は、融資決定後に契約手続きを案内し、契約完了後に融資金を送金するとしています。支援会社の請求条件はこの公庫工程から自動的に決まらないため、契約条項と実際の日付を横並びにします。
表は横に動かせます。スワイプ、または表にフォーカスして左右キーで確認できます。
| 架空イベント | 日付 | 確認資料 |
|---|---|---|
| 融資決定連絡 | 9月10日 | 金融機関通知 |
| 融資契約完了 | 9月18日 | 契約書 |
| 送金予定 | 9月25日 | 金融機関案内 |
| 口座着金 | 9月26日 | 通帳・明細 |
| 報酬発生 | 契約条項による | 支援契約 |
| 請求・支払期限 | 請求書による | 請求書・合意書 |
現金は16万円残っても、目標80万円には足りない
- 01支払前の現金
150万円
- 02報酬と給与等を払う
報酬44万円 + 給与等90万円 → 支払後16万円
- 03最低残高の目標と比べる
16万円 − 目標80万円 = 64万円不足
不足64万円は「残したい額との差」
融資800万円×5%=40万円、消費税4万円の仮定。目標80万円は支出ではありません。支払延期・分割等は期限前に相談し、合意を書面へ。未着金の融資を使える現金に数えません。
着金前の支払・残高計算表を開く
融資800万円、成功報酬5%、消費税10%、残高は架空例です。
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| 架空項目 | 金額 | 計算 |
|---|---|---|
| 現在現金 | 150万円 | 支払前残高 |
| 報酬本体 | 40万円 | 800×5% |
| 消費税 | 4万円 | 40×10% |
| 着金前の給与等 | 90万円 | 確定支出 |
| 最低現金 | 80万円 | 社内下限 |
| 余剰・不足 | ▲64万円 | 150-44-90-80 |
不足が分かったら期限前に契約相手へ照会し、延期・分割等の合意が得られるかを確認します。融資金の着金を確定扱いして期限を放置しません。
報酬44万円と給与等90万円の実支払後には、150−44−90=16万円が残ります。80万円は支出ではなく最低残高の目標なので、64万円不足は目標との差額であり、銀行残高がマイナス64万円になる意味ではありません。
融資入金前に支払期限が来る場合の原資・延期相談・書面変更を整理する
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| 項目 | 計算・確認方法 | 根拠資料 |
|---|---|---|
| 決定時 | 融資決定の通知で発生 | 入金前期限の可能性 |
| 契約時 | 金銭消費貸借等の成立で発生 | 契約完了日を確認 |
| 実行時 | 金融機関が融資を実行 | 送金日と着金日を確認 |
| 着金時 | 口座入金で発生 | 実行額と手数料を確認 |
| 一部実行 | 実行済み部分だけか全決定額か | 契約母数を確認 |
| 複数行 | 各行ごとか合算か | 請求回数と期限を確認 |
用語の意味は契約書ごとに異なります。『実行』『成立』『成功』『承認』を一般論で置き換えず、条項の定義と日付を担当者へ確認します。
支払後の残高と、確保した後の余裕を分ける
- 01融資が口座へ入る
元の現金100万円 + 融資800万円 = 900万円
- 02報酬・設備を実際に払う
900 − 報酬44 − 設備500 = 残高356万円
- 03今後のために分けて残す
運転支出用200万円 + 最低残高目標100万円
確保後の余裕:356 − 200 − 100 = 56万円
運転資金200万円は今後の仕入・給与等への確保で、この時点では支払前。目標100万円とは重複しない仮定です。銀行残高は356万円、確保後の差額が56万円。今後の返済や追加支出で変わり、自由に使える保証はありません。
着金後の支払・確保額計算表を開く
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| 架空項目 | 金額 |
|---|---|
| 着金前現金 | 100万円 |
| 融資着金 | 800万円 |
| 成功報酬・税 | ▲44万円 |
| 設備支払 | ▲500万円 |
| 今後の運転支出に確保 | 200万円(支払前の確保) |
| 別に残す最低残高の目標 | 100万円(支出ではない) |
| 確保後の余裕 | 56万円 |
計画書上の借入額800万円を、そのまま設備・運転資金へ全額使える現金と考えません。手数料、実費、返済開始前の支出を資金繰りへ戻します。
この例では、着金後900万円から報酬44万円と設備500万円を実際に払った残高が356万円です。今後の運転支出200万円と、それとは別の最低残高目標100万円を確保すると、余裕は56万円です。200万円も既に払った場合の残高は156万円になります。確保と支払を同じ時点へ混ぜず、今後の返済や追加支出も資金繰りへ反映します。
分割で入金されたら、各回の報酬を合計する
第1回
600万円
税別30万円
+ 消費税3万円
税込33万円
報酬支払後の入金差額
567万円
第2回
200万円
税別10万円
+ 消費税1万円
税込11万円
報酬支払後の入金差額
189万円
累計800万円の融資に、報酬は計44万円
実行額基準・各着金時発生・税10%・最低報酬や追加費用なしの仮定。567+189=756万円は報酬だけを差し引いた入金差額で、設備等の支払前。全額分44万円を各回の請求へ重ねて加算しません。
分割着金ごとの報酬計算表を開く
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| 架空段階 | 実行額 | 本体5% | 税込請求 |
|---|---|---|---|
| 第1回着金 | 600万円 | 30万円 | 33万円 |
| 第2回着金 | 200万円 | 10万円 | 11万円 |
| 合計 | 800万円 | 40万円 | 44万円 |
これは実行額基準・各着金時発生と仮定した例です。承認額基準、契約額基準、最低報酬がある契約では異なるため、請求前に母数と既請求額を確認します。
各回の報酬だけを差し引くと、第1回600−33=567万円、第2回200−11=189万円、合計756万円です。これは設備や給与等の支払前の入金差額であり、すべてを自由に使える資金ではありません。
請求書と、契約・着金記録を突き合わせる
この画面の確認用です。送信・保存はされません。
不一致は、条項・金額・日付を具体的に示して期限前に質問します。入金後まで自己判断で放置せず、支払義務や契約上の争いがある場合は弁護士等へ確認します。
請求・支払前の確認資料を開く
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| 不一致 | 確認 | 記録 |
|---|---|---|
| 発生日が不明 | 成功の定義と金融工程 | 決定・契約・着金日 |
| 母数が違う | 承認・契約・実行額 | 先別四段階 |
| 期限が早い | 契約と請求書の優先関係 | 照会・合意書 |
| 二重請求疑い | 過去請求と分割着金 | 既払台帳 |
| 追加費用 | 実費・追加作業の根拠 | 見積・承認履歴 |
疑問がある場合は支払期限前に具体的な金額と条項を示して質問し、個別の法的判断が必要なら弁護士等へ相談します。
制度・契約の前提と、追加の確認事項
日本政策金融公庫は、申込、面談、融資決定後の契約手続、契約完了後の送金という順序を案内しています。融資決定日と契約日、送金日、口座へ反映する日は同じとは限りません。
成功報酬の発生条件は支援契約で確認します。『融資実行時』という表現も、契約成立、送金手続、着金のどれか曖昧な場合があるため、架空の金額と日付を入れて質問します。
支払期限が着金より先なら、融資金を支払原資にはできません。自己資金から払った後も給与、家賃、税、設備支払、最低現金を守れるかを確認し、変更合意は口頭でなく書面へ残します。
一部実行や分割送金では、母数と請求回数を確認します。同じ融資額を契約時と各着金時に重ねて数えず、金融機関別の承認・契約・実行額と既請求額を台帳で照合します。
この事業で融資前に数値化するポイント
決定額と実行額が同じとは限らない
減額、分割、条件未充足で実行額や時期が変わる場合があります。報酬母数と発生日を別々に確認します。
請求書の期限が契約書より短いときは放置しない
記載差を期限前に質問し、どちらを適用するか書面で残します。自己判断で入金後まで待ちません。
支払後残高を計画書へ戻す
支援費が当初資金計画にない場合、設備削減や運転資金不足が起きます。税・実費まで反映します。
申込・面談・融資決定・契約完了・送金・口座着金の日付を分ける
決定と着金を分ける
契約完了後の送金を確認します。
発生・請求・期限を分離
契約条項と請求書を照合します。
支払後残高を再計算
設備・運転資金不足を確認します。
支払時期表には、金融機関、申込日、面談日、融資決定日、契約案内日、契約完了日、送金予定日、着金日、報酬発生日、請求日、支払期限、計算母数、税、実費、分割可否、減額・一部実行・辞退時の扱いを記載します。
料金、口コミ、実績、資格、認定、返金、支援範囲、担当者、支払時期、解約条件は、表示時点、事業者、担当者、個別契約で異なります。公開ページだけで確定せず、公式検索、登録団体、見積書、業務範囲表、契約書、担当者の書面回答を確認してください。融資の可否や条件は金融機関が審査します。
成功の定義と報酬発生日・請求書発行日・支払期限を契約書で確認する
決定・契約・送金・着金
- 審査結果の連絡日と決定額
- 契約書類の受領・返送・完了日
- 金融機関の送金予定日
- 口座で確認した着金日と実行額
発生・請求・期限・実支払
- 成功と定義される日、計算母数
- 請求書発行日、税、実費、控除
- 支払期限、分割、入金前後の条件
- 減額、一部、複数行、辞退、取下げ
融資決定700万円、契約完了8月20日、着金8月25日、成功報酬5%税別、決定時発生・請求後7日以内という仮定では、請求日によって入金前支払になり得ます。日付と税を入れ、契約条項を個別確認します。
減額・一部実行・分割送金・複数金融機関・辞退時の請求額と日付を確認する
成功定義・母数・期限
決定・契約・送金予定
発生日・請求日・税
入金前後・分割・延期
設備・運転資金を再計算
入金後払いでも、物件、設備、仕入、人件費の支払日と競合します。融資金から報酬を差し引いた残高で、開業後3~6か月の資金繰りを確認します。
入金前払いでは自己資金の見え方が変わるため、申込後に残高を大きく減らす前に支援先と金融機関への説明要否を確認します。
制度、許認可、手続、融資条件は変更される場合があります。申込時は公的機関の最新情報と金融機関の案内を確認してください。
成功報酬・税・実費・顧問料支払後の設備・運転資金残高を再計算する
契約書と請求書だけでなく、金融機関の契約完了・送金案内、通帳の着金日を保存します。支払期限変更は電話だけで済ませず、請求書再発行や確認メールを依頼します。
本記事は一般的な日付整理を示すもので、個別契約の支払義務や期限変更を判断しません。契約相手、金融機関、必要に応じて法律・税務専門家へ確認してください。
この記事の監修者・運営者情報

石川 康平
五常コンサルティング株式会社 代表取締役
2024年の問い合わせ・ヒアリング対応300件をもとに、創業融資の支援範囲・料金・制度情報について確認しています。
- 執筆・編集
- 融資のアイラボ編集部
- 監修
- 五常コンサルティング株式会社 代表取締役 石川 康平
- 公開日
- 2026年8月13日
- 最終更新日
- 2026年9月9日
- 制度情報の確認方法
- 日本政策金融公庫、信用保証協会などの公式ページを確認し、申込時は各窓口で最新情報を再確認します。
※冒頭の仕事の写真はAI生成イメージです。お客様の声・監修者の写真は実際の人物です。
創業融資サポートの成功報酬と支払時期を確認表にまとめる
契約・公庫手続・請求書・通帳の日付を並べ、入金前後の支払原資と残高を確認します。ウェブ表示だけで決めず、見積書、契約書、公式登録、担当者回答を同じ版で保存します。
資料が完成していなくても、相談した時点で契約する必要もありません。
※融資の可否、金額、利率、返済期間、担保・保証人などの条件は、各金融機関・信用保証協会の審査により決定されます。融資のアイラボは金融機関ではなく、融資の実行を保証するものではありません。
※本記事は2026年8月28日時点の公表情報をもとに作成しています。制度内容は変更される場合がありますので、申込時には必ず各公式窓口で最新情報をご確認ください。
創業融資サポートを利用したお客様の声
支援の進み方や相談時の状況を知るには、実際のお客様インタビューが参考になります。承認率などの集計数字ではなく、ご本人の体験を確認できる事例をご案内します。






融資のアイラボの料金と支援範囲
着手金0円・成功報酬5%+税
報酬は融資が実行され、着金したときに発生します。融資が実行されなかった場合、サポート報酬はかかりません。
契約前に、成功報酬の計算対象、消費税、支援期間、追加費用の有無、解約条件を確認します。支援を利用しても融資は保証されず、最終的な可否と条件は金融機関等が決定します。
よくある質問
申込み方法や必要書類は制度・窓口・事業内容によって異なります。個別条件は必ず担当窓口へご確認ください。
成功報酬は必ず入金後に払いますか?
一律ではありません。成功の定義、発生日、請求日、支払期限を契約書で確認します。
融資決定日と実行日は同じですか?
同じとは限りません。決定後に契約手続があり、完了後に送金されます。
入金前に請求されたら払わなくてよいですか?
自己判断せず契約条項を確認し、期限前に契約先へ質問・相談してください。
支払期限を入金後へ変更できますか?
相手方の合意が必要です。分割・延期の可否を相談し、書面で残します。
減額されたときは決定額と実行額のどちらですか?
契約上の計算母数によります。承認・実行・着金等の定義を確認します。
複数金融機関ならいつ払いますか?
各行ごとか合算か、発生時期と請求回数を契約書で確認します。
報酬は融資金から払ってよいですか?
資金使途と計画への影響を確認し、必要に応じて金融機関・税務専門家へ相談します。
確認した公式情報・補足資料
制度・法令は公的機関や専門団体の公式情報を優先して確認し、民間事業者のページはサービス内容や比較観点を補う資料として参照しています。申込・契約時は、各公式ページと契約書面で最新情報をご確認ください。
情報確認日:2026年8月28日
2026年9月9日改訂:画像・図解と架空例の計算、支払額・確保額の区別を見直しました。以下の公式情報の該当箇所を再確認しています。元記事の全制度・相場を一括更新したものではありません。
2026年9月9日 品質再確認:スマートフォンの見出し・金額表示、更新日、図の前提と補足への案内を修正しました。制度情報の確認日は、各出典の記載をご確認ください。
