金融機関の紹介を
安心して利用するには

紹介先があると相談は進めやすくなります。紹介の理由、支援会社への報酬、金融機関の正式な条件を確かめましょう。

清掃道具を積んだ車のそばで連絡を取る窓清掃の事業主。AI生成イメージ

仕事の場面はAI生成のイメージです

誰が何を決め、誰に支払うのかを分ける

3者の関係を分けて、契約と費用を確認
あなた・支援会社・金融機関の3者の関係あなたと支援会社は依頼と支援料、あなたと金融機関は申込と融資契約を確認。支援会社と金融機関の紹介・報酬関係は有無を質問する。あなた支援会社金融機関依頼・支援料申込・融資契約紹介・報酬関係は有無を確認

紹介があっても、融資を決めるのは金融機関

利益相反とは、紹介者の利益と相談者に合う選択が食い違う可能性があることです。紹介関係だけで違法・不適切とは決まりません。図の紹介契約・報酬の有無は個別に確認します。

紹介関係・役割の確認表を開く

許可・登録の要否を断定しない確認表です。

表は左右に動かせます。
項目名は固定表示です。

単なる紹介、情報提供、提出支援、勧誘・条件交渉を行為ごとに分ける
行為誰が行うか確認する境界
一般的な制度説明支援会社特定申込への勧誘か
金融機関名・連絡先の紹介支援会社紹介後の関与
候補比較申込者と支援会社選定基準・他候補
申込内容の確定申込者事実・希望額・同意
条件の提示金融機関正式条件・有効期限
条件交渉・申込関与実際の担当者許可・登録等の確認
契約・認証申込者本人ID・暗証・本人確認
審査判断金融機関紹介者は保証しない

金融庁「中小・地域金融機関向けの総合的な監督指針(銀行代理業等)」を読み、肩書や契約名だけで判断せず、実際の連絡と作業を時系列にします。

申込者が知らない提出、希望額変更、他候補辞退が起きないよう、確定権限を明記します。

必要額を決めてから、紹介先へ相談する

架空例|調達したい1,500万円を分解
  • 物件・設備・採用・初期仕入等の支払1,100万円
  • 開業後の支払に備えて残す400万円

確保する合計 1,500万円

自己資金500万円 + 借入希望1,000万円

支払内訳は物件200、内装550、車両150、採用等100、仕入100万円。現金400万円は確保額です。希望額だけを増やさず、何にいつ使うかを説明します。支援報酬等は別途計上します。

必要資金1,500万円の内訳表を開く

承認額・適正額を示さない架空例です。

表は左右に動かせます。
項目名は固定表示です。

必要資金1,500万円を自己資金500万円と借入希望1,000万円へ一致させる
資金使途架空金額根拠
保証金・前払賃料2,000,000円賃貸借条件
内装・設備5,500,000円見積り・支払日
車両・システム1,500,000円仕様・所有
採用・研修・広告1,000,000円実施時期
初回仕入・外注1,000,000円発注条件
開業後に残す現金4,000,000円給与・固定費・返済
必要資金合計15,000,000円使途合計
調達内訳自己資金500万円+借入希望1,000万円合計1,500万円

候補金融機関ごとに借入可能額を先に当てはめず、自社の必要資金と既払額を共通にします。

不足分を支援費やカード借入で後付けせず、開業後に残る現金まで確認します。

紹介された候補と、他の候補を同じ条件で比べる

希望1,000万円・同じ使い道で質問
質問する項目紹介された窓口他の候補窓口
利率・返済期間・毎月額正式回答を記録正式回答を記録
保証料・担保・保証人正式回答を記録正式回答を記録
融資時期・条件変更時の対応正式回答を記録正式回答を記録

金利以外の費用と、入金時期もそろえる

公庫、地域金融機関、制度融資は、窓口と制度の関係が重なる場合があります。独立した3種類の銀行という意味ではありません。「金融機関の比較項目」を開くと、候補ごとに記録する条件を確認できます。
金融機関の比較項目を開く

金融機関の比較項目を開く

特定金融機関の実条件を示さない比較例です。

表は左右に動かせます。
項目名は固定表示です。

候補3先を制度名ではなく同じ確認日・同じ希望条件で比較する
比較項目候補A候補B候補C
窓口公的金融機関地域金融機関制度融資窓口
借入希望1,000万円1,000万円1,000万円
資金使途設備+運転設備+運転設備+運転
返済開始要確認要確認要確認
保証・担保正式回答待ち正式回答待ち保証協会を含め確認
必要資料創業計画・見積り等決算・計画等を確認自治体・銀行・協会を確認
紹介関係関係・報酬を確認関係・報酬を確認関係・報酬を確認
本人窓口支店・オンライン担当支店制度指定窓口

金利だけでなく、希望額との差、返済開始、保証、申込期限、開業日への影響を比較します。

未確認欄を推測で埋めず、質問日、回答者、回答期限を残します。

支援報酬を払う月の現金を確認する

独立した架空例|月初450万円からの動き
  1. 01
    入金と通常の支払

    450万円 + 実入金280万円 − 通常支払330万円 = 400万円

  2. 02
    支援会社へ報酬を支払

    固定22万円 + 成功報酬30万円 = 52万円

  3. 03
    支払後に残る現金

    400万円 − 52万円 = 348万円

固定22万円・成功報酬30万円は税込の架空総額です。成功報酬は1,000万円×税込3%の仮定で、税を追加しません。通常支払330万円は税等の実支払を含み、確保だけの予備費を含めません。先の開業時現金400万円とは別の例です。

支援報酬と支払後の現金表を開く

当社料金や実際の資金水準を示さない架空例です。

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項目名は固定表示です。

支援費52万円を含め、支払後の月末現金348万円を確認する
現金項目架空金額計算
月初現金4,500,000円借入実行後の残高例
当月実入金+2,800,000円売上と入金を分離
給与・社会保険▲1,500,000円通常支払
仕入・外注▲900,000円通常支払
家賃・固定費▲500,000円通常支払
借入返済・税等の実支払▲400,000円通常支払
通常支払計▲3,300,000円150万+90万+50万+40万円
支援固定費▲220,000円架空契約
支援成功報酬▲300,000円実行1,000万×架空3%
月末現金3,480,000円450万+280万-330万-52万円

支援費の算定基礎、消費税、最低額、追加費用、支払日を契約書で確認します。

融資実行額から支援費を払う前提が資金使途・契約に適合するか、金融機関と専門家へ確認します。

紹介を受ける前に、確認先と契約を記録する

説明を聞くだけで終わらせない確認欄
相談前に確認できた項目にチェック

この画面の確認用です。送信・保存はされません。

情報共有の相手と範囲も確認します。単なる紹介と申込の媒介等では法令上の扱いが変わり得るため、実際に行う業務を基に確認してください。

契約前に確認する資料一覧を開く

特定会社を評価しない確認表です。

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項目名は固定表示です。

紹介先を決める前に質問し、回答が曖昧なら比較を止めて確認する
質問確認したい回答曖昧なとき
なぜこの金融機関か事業・地域・制度との一致他候補も確認
紹介者との関係契約・報酬・その他関係書面回答を依頼
誰が申込を確定するか本人の承認工程送信を保留
誰が条件を説明するか金融機関の正式窓口直接確認
追加料金はあるか算定基礎・支払日契約修正
不成立時の扱い費用・資料・次候補解約条項を確認
登録等は必要か実際の行為と根拠行政・弁護士へ照会

紹介実績数や「提携」という表現だけで選ばず、自社にとっての選定理由と手続を確認します。

金融機関の審査結果を支援会社が保証する表現や、事実と異なる資料作成の提案には応じません。

紹介関係、候補比較、提出版、金融機関回答を一つの案件記録へ残す

提出書類を確定しない確認表です。

表は左右に動かせます。
項目名は固定表示です。

紹介関係、候補比較、提出版、金融機関回答を一つの案件記録へ残す
記録残す内容更新時点
候補選定表候補・理由・除外理由紹介時
関係確認委託・報酬・資本・人的関係契約前
支援契約作業・権限・料金・解約署名前
提出一覧ファイル名・版・提出先提出ごと
申込者承認金額・使途・内容送信前
金融機関回答条件・不足・期限面談・連絡時
認証管理本人専用ID・端末常時
辞退・変更理由・連絡・影響決定時

日本政策金融公庫「創業予定の方」の本人手続を確認し、支援会社への相談と金融機関への正式申込を混同しません。

紹介が終了しても、提出データの保存・削除、連絡先切替、料金精算を確認します。

制度・契約の前提と、追加の確認事項

日本政策金融公庫「創業予定の方」は、創業予定者の相談、インターネット申込、面談、融資判断、契約という流れを案内しています。支援会社から紹介を受けても、申込者本人が申込先、提出内容、連絡窓口、契約条件を確認します。

金融庁「中小・地域金融機関向けの総合的な監督指針(銀行代理業等)」は、単なる金融機関紹介と契約締結に向けた勧誘・条件交渉・申込関与を区別しています。個別行為に許可・登録等が必要かは、契約名ではなく実際の行為を示して金融機関、財務局、弁護士等へ確認します。

選定理由は「提携先だから」だけで終えず、制度、所在地、業種経験、希望時期、資金使途、必要額、既存取引、保証の有無などへ分解します。候補が一つしかない場合も、他候補を検討しなかった理由を記録します。

本文の1,500万円、1,000万円、3%、52万円、348万円は金融機関の実条件や当社料金を示さない架空例です。

金融機関紹介を受けた後の比較・連絡・権限管理を深掘りする

候補が一つでも比較表を作る

紹介先が一社だけでも、申込者が希望する資金使途、金額、時期、返済開始、保証・担保、必要資料を先に書きます。その条件に紹介先が合う理由と、他の公的金融機関、地域金融機関、制度融資等を検討しなかった理由を残します。比較できない欄は「未確認」とし、推測で優劣を付けません。

紹介関係を質問した記録を残す

紹介者と金融機関に、委託契約、紹介料、成約連動報酬、資本・人的関係、その他の便益があるかを質問します。回答が「提携先です」だけなら、何を委託し、誰から誰へ、何を基準に費用が発生するのかを確認します。関係があることだけで不適切と決めず、選定理由と顧客への影響を比較します。

本人が確定する項目を一覧にする

借入希望額、資金使途、自己資金、売上、経歴、既存借入、保証・担保、連絡先は申込者が事実を確認します。支援会社が入力補助を行う場合も、送信前の確認画面や提出PDFで承認します。申込ID、パスワード、ワンタイムコード、電子契約の認証は本人が管理します。

融資条件は金融機関へ直接確認

紹介者から聞いた金利、期間、据置、保証、担保、必要資料は概算や一般論の可能性があります。正式な申込窓口、担当支店、回答日を確認し、金融機関の説明と契約書面を正とします。紹介者の「通る」「枠がある」といった表現を審査結果として資金計画へ入れません。

複数申込の整合を管理する

候補を比較するため複数先へ相談する場合、各先へ異なる売上、自己資金、資金使途を出さないよう提出版を管理します。信用保証協会や自治体制度が関係する場合、重複申込や窓口変更の扱いを事前確認します。辞退するときは、誰へ、いつ、どの申込を取り下げたかを記録します。

紹介後のデータと料金を確認

金融機関を変更した場合や支援契約を解約した場合、提出済み資料、個人情報、申込途中データ、金融機関の連絡先を誰が保持するかを確認します。成功報酬の発生条件、紹介先以外で借りた場合、減額実行、不成立、再申請の料金を契約条項へ照らします。資料返却・削除と精算を一つの終了チェックにします。

この事業で融資前に数値化するポイント

紹介実績と自社適合を分ける

紹介件数が多くても、自社の所在地、業種、資金使途、必要時期へ合うとは限りません。過去実績は期間、母数、対象を確認します。

情報共有の範囲を先に決める

概要相談、正式申込、追加資料提出では必要な情報が異なります。本人の同意なく提出版が変わらないよう、版と送付記録を残します。

断る自由と代替案を確認する

紹介を断った場合の契約継続、追加料金、他候補の支援範囲を確認し、選択を理由に不利益が生じる条項がないか契約を読みます。

この記事の監修者・運営者情報

監修者 五常コンサルティング株式会社 代表取締役 石川康平
監修者

石川 康平

五常コンサルティング株式会社 代表取締役

2024年の問い合わせ・ヒアリング対応300件をもとに、創業融資の支援範囲・料金・制度情報について確認しています。

五常コンサルティング株式会社の公式サイトを見る

執筆・編集
融資のアイラボ編集部
監修
五常コンサルティング株式会社 代表取締役 石川 康平
公開日
2026年8月13日
最終更新日
2026年9月9日
制度情報の確認方法
日本政策金融公庫、信用保証協会などの公式ページを確認し、申込時は各窓口で最新情報を再確認します。

※冒頭の仕事の写真はAI生成イメージです。お客様の声・監修者の写真は実際の人物です。

支援会社から紹介される金融機関の比較の確認表を整える

紹介先の選定理由、候補比較、利害関係、情報共有、正式な申込窓口を一枚へまとめます。資料が完成していなくても、現時点の事実と不足資料から確認できます。

資料が完成していなくても、相談した時点で契約する必要もありません。

※融資の可否、金額、利率、返済期間、担保・保証人などの条件は、各金融機関・信用保証協会の審査により決定されます。融資のアイラボは金融機関ではなく、融資の実行を保証するものではありません。

※本記事は2026年9月2日時点の公表情報をもとに作成しています。制度内容は変更される場合がありますので、申込時には必ず各公式窓口で最新情報をご確認ください。

創業融資サポートを利用したお客様の声

支援の進み方や相談時の状況を知るには、実際のお客様インタビューが参考になります。承認率などの集計数字ではなく、ご本人の体験を確認できる事例をご案内します。

融資のアイラボの料金と支援範囲

着手金0円・成功報酬5%+税

報酬は融資が実行され、着金したときに発生します。融資が実行されなかった場合、サポート報酬はかかりません。

候補制度の整理必要資金の確認創業計画書の作成支援提出資料の確認面談質問の準備申込前後の進行整理

契約前に、成功報酬の計算対象、消費税、支援期間、追加費用の有無、解約条件を確認します。支援を利用しても融資は保証されず、最終的な可否と条件は金融機関等が決定します。

よくある質問

紹介理由、申込関与、許可・登録、支援契約、金融機関の審査は実際の行為と条件で異なります。金融機関、行政窓口、弁護士等へ確認してください。

紹介された金融機関なら審査に通りやすいですか?

紹介だけで融資結果は決まりません。申込先が事業計画、返済可能性、資金使途等を審査します。

紹介先を断れますか?

契約と申込状況を確認し、比較理由を整理して支援会社・金融機関へ伝えます。

紹介料があるか確認できますか?

紹介者と金融機関の契約・報酬・その他の関係について、契約前に書面で確認します。

単なる紹介と融資の媒介は同じですか?

同じとは限りません。実際の説明、勧誘、条件交渉、申込関与を具体化して行政窓口や弁護士等へ確認します。

支援会社へ申込IDや認証情報を渡しますか?

認証情報や本人確認コードは共有しません。必要資料は申込先の指定方法で提出します。

複数の金融機関へ同時申込できますか?

一律には決められません。重複申込、信用保証、提出内容、辞退連絡を各窓口へ事前確認します。

比較時に何をそろえますか?

制度名、借入額、使途、期間、返済開始、保証・担保、必要資料、期限、支援費、本人窓口をそろえます。

確認した公式情報・補足資料

制度・法令は公的機関や専門団体の公式情報を優先して確認し、民間事業者のページはサービス内容や比較観点を補う資料として参照しています。申込・契約時は、各公式ページと契約書面で最新情報をご確認ください。

情報確認日:2026年9月2日

2026年9月9日改訂:画像・図解と架空例の計算、支払額・確保額の区別を見直しました。以下の公式情報の該当箇所を再確認しています。元記事の全制度・相場を一括更新したものではありません。

金融庁:銀行代理業の監督指針(紹介と媒介等の確認)

2026年9月9日 品質再確認:スマートフォンの見出し・金額表示、更新日、図の前提と補足への案内を修正しました。制度情報の確認日は、各出典の記載をご確認ください。

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