創業融資支援の相見積もりを比較

同じ希望額でも、融資が減額・不成立になったときの支払額は変わります。税込総額と成果物、担当者、解約条件を同じ条件で比べましょう。

開店準備中の男女が店内で二つの見積り資料と計算機を確認する架空の風景

仕事の場面はAI生成の架空イメージです

満額・減額・不成立で支払額を比べる

結果別の料金を比較

実行1,000万円

A55万円

B55万円

C33万円

実行600万円

A41万8,000円

B33万円

C33万円

不成立・実行0円

A22万円

B0円

C33万円

税込の架空例。A=22万円+実行額の3.3%、B=実行額の5.5%(成立時の最低33万円・不成立0円)、C=結果を問わず33万円。追加費用なし。辞退・解約は別条件です。

税込3条件の計算表へ →
税込3条件の計算表
架空候補料金式1,000万円実行600万円実行不成立
A固定22万円+実行額3.3%55万円41万8,000円22万円
B実行額5.5%、最低33万円55万円33万円0円
C固定33万円33万円33万円33万円

全て税込の架空条件です。Aは22万円+33万円、減額時は22万円+19万8,000円です。Bは実行額の5.5%と最低33万円を比較して高い方を採り、両方を合計しません。600万円実行では33万円です。税込表示へ消費税を再加算しません。Bの「不成立0円」も、実費、途中解約、申込前終了等の条項で変わるため契約書を確認します。

この税込例のBは、融資が成立した場合のみ最低料金33万円を適用し、不成立時は0円とします。各社の実在料金ではありません。実際の申込辞退、途中解約、追加業務、実費の条件は別途書面で確認します。

全社へ同じ条件を伝える

全社へ同じ条件を伝える

希望額・時期・依頼範囲を統一

料金の回答

税込総額・追加費用・支払日

成果物の回答

何を・何回・いつまでに作るか

契約の回答

担当者・辞退・解約・返金条件

同じ条件を提示して初めて比較できます。条件が違う回答は理由を確認し、金額だけ横並びにしません。

共通条件・税・支払時期の表へ →
共通条件・税・支払時期の表

一社には完成済み資料、別の一社には口頭概要だけを渡すと比較できません。機密情報は必要最小限とし、比較段階であること、回答期限、契約前であることを明記します。

案件票の欄同じ情報回答してもらう欄
事業・開業日業種、場所、形態、予定日対応可否・担当
資金必要額、自己資金、希望額検算範囲
期限物件・支払・資金必要日初稿・申込見込み
資料見積、通帳、計画書の状態不足資料
依頼工程計画、面談、追加資料等含む・別料金・対象外
結果満額・減額・不成立税込総額

何を受け取れるかを工程で確認

支援内容を作業に分ける
  1. 作る事業計画・資金繰りなどの成果物を指定
  2. 直す・説明する修正回数、面談準備、回答期限を確認
  3. 引き継ぐ編集できるデータ、利用範囲、終了後対応

税務・許認可などの別業務、追加申込、再申込が料金内かは個別に確認します。担当者名と各工程の完了条件を見積りに残します。

成果物と追加料金の確認表へ →
成果物と追加料金の確認表
比較軸回答例確認点
ヒアリング60分×3回担当者・追加料金
数値計画資金・売上・月次資金繰り計算根拠まで含むか
成果物PDF+編集可能表再利用・保管
修正2回・10営業日内金融機関照会時
面談準備質問練習1回本人説明の範囲
追加資料一覧化まで作成・提出主体

作業時間の多さだけで評価せず、自社が不足している工程に支援があるかを見ます。完成物を本人が検算・説明できる時間も工程に含めます。

自分の優先度を決めて比較する

価格以外の項目も比較

価格40点

成果物・範囲25点

担当者15点

日程10点

契約10点

比較の重みの合計100点

配点は架空の比較例で、会社の評価点や融資確率ではありません。資格・重要な契約条件の不一致は、他項目の得点で埋めず、先に解消します。

比較配点と契約前の確認表へ →
比較配点と契約前の確認表
架空評価軸配点証拠
結果別の税込総額40点見積・料金条項
必要工程の含有25点業務範囲表
担当・資格・連絡15点担当者回答
初稿・修正・必要日10点工程表
解約・情報管理10点契約・方針
合計100点自社配点へ変更

配点は説明用です。開業期限が迫る場合は期限の配点を上げるなど、自社の重要度を契約前に決めます。認定や資格の表示は登録先で確認し、それだけで品質保証と考えません。

配点は比較する人が決める重みです。登録・資格業務・重要な契約条件に不一致や未確認がある場合は、合計点が高くても契約を進めず、先に解消します。

回答をそろえてから依頼先を決める

回答をそろえて契約へ
  1. 不足回答をそろえる減額・不成立・辞退の条件を書面で確認
  2. 窓口と担当を決める申込先ごとの連絡・支援範囲を共有
  3. 契約書を照合する見積りと同じ金額・範囲か確認して判断

公庫と制度融資などを併用する場合は、総調達額と使途を共有します。窓口整理は併用の禁止を意味しません。申込先の資金使途に合う支払かも確認します。

決定前の確認手順へ →
決定前の確認手順
手順実施内容残すもの
最終質問未回答・例外条件を確認回答メール
契約範囲・料金・期限・解約契約書・見積書
辞退他候補へ連絡送信記録
資料回収返却・削除・保管を確認確認回答
窓口一本化申込先・担当・版を管理提出履歴

複数社への相談は可能でも、同じ案件を複数社へ同時委任したり、説明の異なる申込を重ねたりしないようにします。申込と契約の最終判断は本人が行います。

公庫と制度融資などの併用を禁止する趣旨ではありません。申込先ごとの支援範囲、窓口、総調達額と使途を共有し、同一案件の重複連絡を避けます。報酬を借入金から払えると決めつけず、申込先が認める使途と自己資金からの支払を確認します。

名古屋市西区那古野・円頓寺商店街の実景

愛知県・名古屋市西区那古野・円頓寺商店街

候補物件の条件まで、各社へ同じように伝える

名古屋・円頓寺商店街の実景です。開店時期や工事費の見積りが変われば、必要な融資支援の範囲も変わります。物件の状況を同じ資料で伝えると比較しやすくなります。

名古屋市西区那古野・円頓寺商店街/2019年9月22日撮影。現在の様子とは異なる場合があります。写真:Evelyn-rose(Wikimedia Commons原典)/CC0 1.0。縮小・WebP変換。同ライセンスで利用。

必要な準備を項目別に確認

相見積もりの共通条件と比較範囲

創業融資支援には、固定報酬、着手金と成功報酬の併用、成功報酬に最低額を設ける方式などがあります。希望額だけを伝えても、含まれる作業と成功の定義が違えば総額を比較できません。本記事では実在事業者の料金を相場として扱わず、条件を固定した架空例で比較方法を示します。

相見積もりでは、事業概要、希望額、自己資金、必要日、候補金融機関、計画書の完成度、依頼工程を同じ文章で伝えます。一社だけへ追加資料や詳細条件を渡すと、回答精度の差が支援品質ではなく情報量の差になります。

見積書には、料金だけでなく、担当者、ヒアリング回数、数値計画、文章化、面談練習、同行、追加資料、金融機関連絡、修正回数、納期、編集可能データ、解約精算を記載してもらいます。口頭回答は確認メールで残します。

相見積もりと同時契約は別です。複数社と契約したり同じ金融機関へ重複申込したりせず、比較段階であることを明示します。契約先を決めたら、他社へ辞退を伝え、資料と連絡窓口を一本化します。

各社の公開案内と比較の前提
この記事で扱う範囲
創業融資支援の相見積もりで想定される相談内容
検索者のお悩みを具体化

以下は実績・成功事例ではなく、相談時に整理対象となりやすい状況を示した想定ケースです。融資条件、契約、会計処理、保存期間は各社で異なるため、自社資料と最新の公的情報で確認してください。

想定相談例 1

3社へ希望700万円・必要日60日後・計画書未完成という同じ案件票を送りたい

想定相談例 2

固定25万円と5%成功報酬を減額・否決・辞退まで総額比較したい

想定相談例 3

契約先決定後に他社へ辞退連絡し、渡した通帳資料の削除も確認したい

安い見積りほど本人作業を確認する

資料収集、数値入力、申込、面談、追加資料が本人対応なら、外注できる時間は限定されます。料金差と作業差を同時に見ます。

回答速度と納期は別である

問い合わせ返信が早くても計画書完成や申込日は別条件です。着手条件、初回面談日、資料受領後の日数を確認します。

比較表は契約書の代わりではない

担当者回答が契約書と異なる場合の扱いを確認し、重要条件は契約書・別紙へ反映してもらいます。

希望額・必要日・資料状況・依頼工程を一枚の依頼票へ固定する
依頼

同一の案件票を送付

希望額、期限、資料、工程を固定します。

金額

結果別に総額試算

満額、減額、否決、辞退を分けます。

作業

本人負担を差し引く

含有作業と本人作業を照合します。

相見積もり表には、契約相手、担当者、資格・認定、希望額、着手金、固定額、成功報酬率、計算母数、最低報酬、税、実費、付帯契約、支払日、計画書、面談、申込、追加資料、金融機関連絡、修正回数、納期、成果物、情報管理、解約を記載します。

料金、口コミ、実績、資格、認定、返金、支援範囲、担当者、支払時期、解約条件は、表示時点、事業者、担当者、個別契約で異なります。公開ページだけで確定せず、公式検索、登録団体、見積書、業務範囲表、契約書、担当者の書面回答を確認してください。融資の可否や条件は金融機関が審査します。

着手金・固定・成功報酬・最低額・税・顧問料を結果別に試算する
見積依頼時に固定する案件条件

希望額・期限・資料・依頼工程

  • 融資希望額、減額許容額、必要日
  • 自己資金、物件、見積、計画書の状態
  • 候補金融機関、相談・申込の有無
  • 依頼したい計画・面談・申込・追加対応
料金の適用条件と本人作業を分けて確認

最低額の適用・別費用・本人の担当

  • 着手金、固定、割合、最低額、税、実費
  • 顧問、記帳、決算、会社設立等の付帯
  • 修正超過、再申請、追加金融機関、出張
  • 本人の資料収集、申込操作、面談説明

別の架空例として、全て税別、報酬母数を実行額とし、A社は固定25万円、B社は実行額の5%と最低20万円の高い方、C社は実行額の3%と月額顧問3万円を12か月と仮定します。700万円実行ならA社25万円、B社35万円、C社57万円です。500万円実行ならA社25万円、B社25万円、C社51万円です。税・実費・追加契約は別に確認し、本人作業は担当と所要時間の欄に分けます。不成立・辞退時は契約条項で確認し、最低額を率計算へ重ねて足しません。

この節は冒頭の税込例とは別条件の、税別の架空比較です。A・B・Cの名称が同じでも料金式は異なります。税額や実費を加えた支払総額へ直してから、実際の見積りと比較してください。

候補3社へ同じ案件票と比較項目の回答欄を送る
見積依頼を送る前に

希望額、必要日、現在資料、依頼工程を固定し、空欄を各社に埋めてもらいます。回答不能や個別確認となる項目も消さずに残すと、契約前に確定した条件と未確定条件を区別できます。

計画書・面談・申込・追加資料・連絡・再申請の含有作業を照合する
項目計算・確認方法根拠資料
料金母数・最低額・税・支払日満額・減額・否決・辞退
計画聞取・数値・文章・修正納品形式と回数
面談質問表・模擬・同席本人対応と不可条件
申込入力・提出・連絡委任できない作業
追加資料点検・期限管理回数と追加料金
終了解約・成果物・データ返還・削除・再利用

比較表の空欄を推測で埋めません。『原則含む』『状況により追加』『担当者判断』は条件を質問し、契約書へ反映されない説明は確定条件と分けます。

支援料金の支払日と手元資金を確認する

成功報酬を融資金から支払う場合、表示された融資額全額を設備・運転資金へ使えるわけではありません。税、実費、顧問料を含めた支払後残高を資金繰り表へ反映します。

固定報酬や着手金を申込前に払う場合は、自己資金残高と物件・設備の支払時期へ影響します。見積比較と同時に支払日を並べます。

制度、許認可、手続、融資条件は変更される場合があります。申込時は民間サービスの料金表示(公式サイト)と金融機関の案内を確認してください。

比較項目・見積書・契約書を一式で保存
案件希望額・必要日・自己資金・資料状況
料金着手・固定・割合・最低・税・実費
業務計画・面談・申込・追加資料・連絡
担当資格・実務担当・再委託・変更
成果編集データ・PDF・原本・面談資料
終了解約・返金・既履行・情報削除

依頼文、回答、見積書、業務範囲表、契約書を同じ候補番号で保存します。ウェブ料金をスクリーンショットだけで残さず、見積有効期限と契約時の最新版を確認します。

本記事は相見積もりの方法を示すもので、特定事業者の順位や融資結果を保証しません。複数社への相談と複数社との同時契約、金融機関への重複申込を区別してください。

この内容を具体化する補足記事
本文の根拠となる公式情報

創業融資サポートを利用したお客様の声

支援の進み方や相談時の状況を知るには、実際のお客様インタビューが参考になります。承認率などの集計数字ではなく、ご本人の体験を確認できる事例をご案内します。

融資のアイラボの料金と支援範囲

着手金0円・成功報酬5%+税

報酬は融資が実行され、着金したときに発生します。融資が実行されなかった場合、サポート報酬はかかりません。

候補制度の整理必要資金の確認創業計画書の作成支援提出資料の確認面談質問の準備申込前後の進行整理

契約前に、成功報酬の計算対象、消費税、支援期間、追加費用の有無、解約条件を確認します。支援を利用しても融資は保証されず、最終的な可否と条件は金融機関等が決定します。

よくある質問

申込み方法や必要書類は制度・窓口・事業内容によって異なります。個別条件は必ず担当窓口へご確認ください。

相見積もりは何社がよいですか?

2~3社など管理できる範囲で、同じ条件と期限を提示します。

同時に複数社へ相談してもよいですか?

比較段階であることを伝え、支援の依頼先と担当範囲を整理し、同じ申込先への重複連絡を避けます。複数の融資を併用する場合は、申込先ごとの担当・総調達額・資金使途を共有します。

料金だけ比較してもよいですか?

支援範囲、本人作業、担当者、納期、成果物、解約も同条件で比べます。

見積書が出ない会社は除外すべきですか?

直ちに断定せず、料金・範囲・支払条件を書面で確認できるか判断します。

成功報酬率が低い会社が安いですか?

料率だけでは判断できません。まず計算母数と最低報酬の適用条件を確かめ、その報酬に着手金、税、顧問契約、追加業務等の費用を含めた総額を比較します。最低額は率計算へ一律に足すものではありません。

相見積もり中に申込してよいですか?

連絡窓口や提出資料が混乱するため、契約・申込の順を先に整理します。

断った会社へ資料削除を頼めますか?

受渡方法、保管期間、返還・削除方法を事前に確認し、書面で依頼します。

この記事の監修者・運営者情報

監修者 五常コンサルティング株式会社 代表取締役 石川康平
監修者

石川 康平

五常コンサルティング株式会社 代表取締役

2024年の問い合わせ・ヒアリング対応300件をもとに、創業融資の支援範囲・料金・制度情報について確認しています。

五常コンサルティング株式会社の公式サイトを見る

執筆・編集
融資のアイラボ編集部
監修
五常コンサルティング株式会社 代表取締役 石川 康平
公開日
2026年8月13日
最終更新日
2026年9月11日
制度情報の確認方法
日本政策金融公庫、信用保証協会などの公式ページを確認し、申込時は各窓口で最新情報を再確認します。

※冒頭の仕事の写真はAI生成の架空イメージです。出典を記した地域写真は実景です。お客様の声・監修者の写真は実際の人物です。

確認した公式情報・各社の公開案内

2026年9月11日の再確認:認定支援機関の確認方法と、本文に挙げた民間サービスの料金表示を再確認。図のA・B・Cは実在会社に対応しない架空条件です。所在地・営業内容に合う条件は各窓口へ確認してください。

制度・法令は公的機関や専門団体の公式情報を優先して確認し、民間事業者のページはサービス内容や比較観点を補う資料として参照しています。申込・契約時は、各公式ページと契約書面で最新情報をご確認ください。

情報確認日:2026年8月30日

五常コンサルティング株式会社の公式サイトを見る

創業融資支援の相見積もりの確認表を整える

候補先へ送る案件票と比較表を作り、料金・作業・成果物・解約を同条件で並べます。ウェブ表示だけで決めず、見積書、契約書、公式登録、担当者回答を同じ版で保存します。

資料が完成していなくても、相談した時点で契約する必要もありません。

※融資の可否、金額、利率、返済期間、担保・保証人などの条件は、各金融機関・信用保証協会の審査により決定されます。融資のアイラボは金融機関ではなく、融資の実行を保証するものではありません。

※本記事は2026年8月30日時点の公表情報をもとに作成しています。制度内容は変更される場合がありますので、申込時には必ず各公式窓口で最新情報をご確認ください。

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