ボルダリングジムは、人工壁とホールドを用いて登る運動施設を運営し、都度利用、月会費、教室等から収益を得る事業です。計画では、顧客、提供方法、営業場所、設備、担当者、管理方法、取引先を具体化します。
開業地を所管する建築・消防関係窓口、貸主、施工・構造の専門家等へ予定地を伝え、必要な許認可・届出、図面相談、設備・管理要件、確認期間を契約・発注前に確認します。
延床面積ではなく、安全に同時利用できる人数、営業時間、来店頻度、会員継続率、教室枠から売上を作ります。見込み客や最大処理能力をそのまま売上にせず、問い合わせ、契約・受注、実施・販売、取消・返品を月別に分け、実際に提供・販売できる量を上限にします。
壁面・マット・内装の支払いが先行し、開業後もルート更新、点検、人件費、保険、空調費が続きます。許認可や開業準備が遅れた場合も給与、仕入代金、家賃などを払えるよう、初回売上入金までの運転資金を残します。

壁面工事に予算が偏り、安全運営と会員継続の費用が不足する
- 物件高さと広さだけで構造・避難・用途を確認しない
- 安全マット・点検・監視・保険を初期費用だけで考える
- 会員新規入会数だけで退会と休会を反映しない
この記事の結論
- 建物条件を発注前に確認
用途・構造・消防・貸主承諾を整理します - 安全運営を月額費用にする
点検・更新・研修・保険を見込みます - 会員残高で売上を作る
新規・継続・休会・退会を分けます
ボルダリングジムの開業工程と資金不足を無料相談で確認する
物件・人員・指定申請・売上根拠が未完成でも、現在決まっている範囲から準備順を整理します。
競技規則は安全設計の参考資料とし、営業施設の承認基準とは混同しない
日本山岳・スポーツクライミング協会の競技規則・ガイドラインには、競技エリアや着地マット等の安全に関する考え方があります。ただし、競技規則だけで民間ジムの建築・構造・消防・保険条件が満たされるわけではありません。壁面施工者、構造・建築の専門家、消防、保険会社と施設固有の点検・利用ルールを確認します。
ボルダリングジムで想定される相談内容
以下は実績・成功事例ではなく、融資相談で整理対象になりやすい状況を示した想定例です。自社の状況に置き換え、必要資料と不足項目を確認してください。
候補物件へ壁面を固定できるか契約前に確認したい
壁面工事後もルート更新と安全点検の資金を残したい
会員の退会率を含めた現実的な月商を作りたい
物件から会員継続まで
施設能力、安全管理、会員残高を同じ表で確認します。
- 01事業条件を決める商品・顧客・商圏・営業日を明確化
- 02物件と制度を確認契約・発注前に所管窓口へ相談
- 03見積りを揃える設備・工事・仕入・採用を分離
- 04売上と資金繰りを作る能力上限と入出金時期を月別化
- 05申込みと開業準備説明資料と許認可準備を同期
売上上限は施設・監視・需要の最小値
広さだけで来店数を決めません。
待機場所も確認
初心者対応を控除
退会を反映
確認式月間売上=都度利用+月会費+教室+物販(各上限内)
数値は事業計画へ入れる項目を示したものです。単価・基準・審査結果を保証するものではなく、最新条件を各窓口へ確認してください。
この事業で融資前に数値化するポイント
壁面工事の見積りを分解する
設計、構造部材、壁面、ホールド、マット、搬入、施工、検査、保証、定期点検を分けます。後から必要になる空調・照明・防音も同時に確認します。
安全説明を販売可能時間から控除する
初回利用者への説明、受付、レンタル、巡回、事故対応訓練には人員と時間が必要です。全営業時間を販売枠にしません。
ルート更新を継続費用として置く
利用者の再来店には定期的なルート変更が関係します。外注費、休業時間、ホールド更新費を年間計画に入れます。
建物用途・壁面構造・消防・安全を先に確認
用途・荷重・高さ・避難を確認
壁面固定方法と貸主承諾を含め相談します
マット・点検・利用ルールを設計
初心者説明、監視、事故対応を文書化します
ルート更新と混雑を管理
営業時間別人員と同時利用上限を決めます
スポーツ庁の事故防止情報も参考にしつつ、施設固有の壁面・マット・設備について施工者、保険会社、所管窓口と安全管理方法を確認します。法令、基準、申請様式は変更される場合があるため、予定地を所管する窓口と関係機関へ最新情報を確認してください。
壁面・マット・空調・採用と運転資金
安全性と体験価値を維持する施設
- 保証金・設計・用途確認・内装
- 壁面・構造部材・ホールド・マット
- 受付・更衣・空調・照明・防犯
- 予約・会員管理・備品・看板
毎月先行する支出
- 家賃・人件費・空調光熱費
- ルートセット・ホールド更新・点検
- 保険・清掃・広告・決済費
- スクール運営・研修・修繕予備
壁面工事後に現金が残らない計画を避け、会員が定着するまでの家賃、人件費、空調、ルート更新、広告を運転資金に含めます。

同時利用人数と滞在時間から来店上限を作る
壁面ゾーン、待機場所、受付・更衣、初心者説明の容量を確認します。繁忙時間に監視できる人数を超えて入場させない前提で月間来店数を積み上げます。
同時利用人数・会員継続・教室枠で売上を作る
| 項目 | 計算・確認方法 | 根拠資料 |
|---|---|---|
| 都度利用 | 時間帯別来店数×単価 | 同時利用上限を反映 |
| 月会費 | 前月会員+入会-退会 | 休会も分ける |
| 教室 | 定員×実施枠×参加率 | 講師能力を確認 |
| 物販等 | 購入人数×平均単価 | 主売上と分ける |
新規入会者だけを累計せず、月ごとに継続、休会、退会を反映します。初心者体験から入会への転換率は根拠のある見込数で置きます。
物件相談から初回会費入金まで
商品・顧客・商圏・営業日を明確化
契約・発注前に所管窓口へ相談
設備・工事・仕入・採用を分離
能力上限と入出金時期を月別化
説明資料と許認可準備を同期
物件調査、構造検討、設計、壁面・マット発注、工事、検査、採用研修、プレオープン、会費入金を月別にします。
工事遅延や会員獲得の遅れを想定し、固定費と安全維持費を払える現金を残します。
制度、許認可、手続、融資条件は変更される場合があります。申込時は公的機関の最新情報と金融機関の案内を確認してください。
ジムの融資相談で用意したい資料
建物条件、施工見積り、安全管理、利用枠、会員推移、固定費を同じ前提で創業計画書へ反映します。
施設の安全や融資承認を保証する記事ではありません。壁面構造、建築用途、消防、保険、利用規約は関係する専門家と窓口へ個別に確認してください。
壁面工事の見積りを分解する
設計、構造部材、壁面、ホールド、マット、搬入、施工、検査、保証、定期点検を分けます。後から必要になる空調・照明・防音も同時に確認します。
安全説明を販売可能時間から控除する
初回利用者への説明、受付、レンタル、巡回、事故対応訓練には人員と時間が必要です。全営業時間を販売枠にしません。
ルート更新を継続費用として置く
利用者の再来店には定期的なルート変更が関係します。外注費、休業時間、ホールド更新費を年間計画に入れます。
創業融資サポートを利用したお客様の声
支援の進み方や相談時の状況を知るには、実際のお客様インタビューが参考になります。承認率などの集計数字ではなく、ご本人の体験を確認できる事例をご案内します。






融資のアイラボの料金と支援範囲
着手金0円・成功報酬5%+税
報酬は融資が実行され、着金したときに発生します。融資が実行されなかった場合、サポート報酬はかかりません。
契約前に、成功報酬の計算対象、消費税、支援期間、追加費用の有無、解約条件を確認します。支援を利用しても融資は保証されず、最終的な可否と条件は金融機関等が決定します。
よくある質問
申込み方法や必要書類は制度・窓口・事業内容によって異なります。個別条件は必ず担当窓口へご確認ください。
ボルダリングジムに特別な営業許可はありますか?
事業内容と施設により建築・消防等の確認事項が異なります。専用の許可が一律にあると決めず、予定地と設備を示して確認します。
倉庫物件でも開業できますか?
用途、構造、避難、消防、貸主承諾等の確認が必要です。契約・壁面発注前に相談します。
壁面とマットは融資対象ですか?
事業に必要な設備として見積りと用途を示します。対象可否は審査で決まります。
売上は会員数だけで計算できますか?
都度利用、会員継続、休会・退会、教室枠、同時利用上限を月別に計算します。
保険へ加入すれば安全対策は十分ですか?
保険は安全管理の代わりではありません。設備、点検、説明、監視、事故対応を整えます。
子ども向け教室も計画できますか?
定員、講師、保護者動線、安全説明、開催枠を分けて収支を作ります。
相談時に必要な資料は?
物件資料、壁面・マット見積り、安全計画、利用枠、会員推移、自己資金資料を用意します。
この記事の監修者・運営者情報

- 執筆・編集
- 融資のアイラボ編集部
- 監修
- 五常コンサルティング株式会社 代表取締役 石川 康平
- 公開日
- 2026年8月6日
- 最終更新日
- 2026年8月6日
- 制度情報の確認方法
- 日本政策金融公庫、信用保証協会などの公式ページを確認し、申込時は各窓口で最新情報を再確認します。
※記事内の相談場面を表現した写真は、内容を分かりやすく伝えるために作成したAI生成のイメージです。「お客様の声」に掲載しているお客様と監修者の写真は、実際のお客様・監修者の写真です。
確認した公式情報
制度内容や申込方法は改定される場合があります。申込時には各公式ページと窓口で最新情報をご確認ください。
- スポーツ庁『スポーツ事故防止』
- 名古屋市『用途変更・工事をお考えの方へ』
- 日本政策金融公庫『創業計画書の書き方』
- 日本政策金融公庫『創業計画書セルフチェック』
- 日本山岳・スポーツクライミング協会『競技規則・基準・書式類』
制度情報確認日:2026年8月6日
ボルダリングジムの指定・人員・入金時期から必要額を整理する
物件条件、壁面・マット見積り、安全運営、同時利用人数、会員継続率と運転資金を確認します。。指定前から必要な支出と初回入金までの運転資金を試算します。
資料が完成していなくても、相談した時点で契約する必要もありません。
※融資の可否、金額、利率、返済期間、担保・保証人などの条件は、各金融機関・信用保証協会の審査により決定されます。融資のアイラボは金融機関ではなく、融資の実行を保証するものではありません。
※本記事は2026年8月6日時点の公表情報をもとに作成しています。制度内容は変更される場合がありますので、申込時には必ず各公式窓口で最新情報をご確認ください。
