産業廃棄物収集運搬業は、事業活動から生じる産業廃棄物を排出事業者から受け取り、許可された範囲で処分先等へ運搬する事業です。計画では、顧客、提供方法、営業場所、設備、担当者、管理方法、取引先を具体化します。
開業地を所管する積込み場所と荷卸し場所を管轄する都道府県・政令市等等へ予定地を伝え、必要な許認可・届出、図面相談、設備・管理要件、確認期間を契約・発注前に確認します。
売上は車両台数だけでなく、品目、積載量、距離、所要時間、回収頻度、処分先待機、契約単価から作ります。見込み客や最大処理能力をそのまま売上にせず、問い合わせ、契約・受注、実施・販売、取消・返品を月別に分け、実際に提供・販売できる量を上限にします。
許可準備、講習、車両、容器、駐車場、保険、採用に加え、燃料、高速、修繕、給与が売掛金回収より先に支出されます。許認可や開業準備が遅れた場合も給与、仕入代金、家賃などを払えるよう、初回売上入金までの運転資金を残します。

トラックを先に購入し、扱える品目、許可地域、積載・容器、処分先、一日あたりの運行回数が決まっていない
- 許可積込・荷卸地域と品目を未確認
- 車両積載量だけで車種を先行決定
- 採算待機・空車・洗浄・高速を未計上
この記事の結論
- 契約候補から許可を作る
排出場所、品目、量、回収頻度、荷卸先、地域を一覧にします。 - 車両と容器を適合させる
飛散、流出、悪臭、混載を防げる運搬方法と保管場所を確認します。 - 一運行の粗利を測る
積込、移動、待機、荷卸、帰庫、洗浄までの時間と直接費を計算します。
産業廃棄物収集運搬業の開業工程と資金不足を無料相談で確認する
物件・人員・指定申請・売上根拠が未完成でも、現在決まっている範囲から準備順を整理します。
許可相談から運搬代金入金まで
品目・地域、車両、契約、マニフェスト、請求を一運行の採算へつなげます。
- 01許可相談地域・品目・講習
- 02車両・容器積載・飛散流出防止
- 03契約・配車排出者・処分先・経路
- 04運搬・記録積込・荷卸・伝票
- 05請求・入金燃料・修繕・返済
車両購入は三つの適合で判断する
最大積載量だけでなく、許可・品目・運行採算が一致するか確認します。
申請事業計画と一致
排出者と処分先の条件
待機・空車・修繕を反映
確認式車両投資上限=保守的な月間運行粗利-固定費-返済余力
数値は事業計画へ入れる項目を示したものです。単価・基準・審査結果を保証するものではなく、最新条件を各窓口へ確認してください。
この事業で融資前に数値化するポイント
許可は本店所在地ではなく廃棄物の動きから考える
会社が愛知県内にあっても、積込み場所や荷卸し場所が県外にあれば、その地域の許可確認が必要になります。顧客候補ごとに排出場所、廃棄物の種類、数量、回収頻度、荷卸先を表にし、許可範囲外の売上を計画へ入れません。
産業廃棄物と一般廃棄物を区分する
事業所から出るものがすべて産業廃棄物になるわけではありません。一般廃棄物、特別管理産業廃棄物、再生資源、専ら物等は制度と取扱いを個別に確認し、曖昧な品目を「何でも回収」と広告しません。
故障時の代替車、外注条件、修繕積立を計画します。
許可品目・積込荷卸地域・講習・車両容器を確認する
地域・品目・事業範囲を確認
積込みと荷卸しの場所、品目、積替え保管の有無を整理します。
品目に合う車両・容器
飛散流出、悪臭、混載、表示、洗浄を防止する方法を図面・写真で示します。
排出事業者と処分先を接続
委託契約、許可証範囲、マニフェスト、処分先受入条件を確認します。
新規許可は愛知県の案内で申請時期、審査日数、手数料、講習、経理的基礎、車両・容器、事業計画を確認します。積替え保管を行わない計画でも動線を明確にします。法令、基準、申請様式は変更される場合があるため、予定地を所管する窓口と関係機関へ最新情報を確認してください。
車両・容器・駐車場・保険・燃料・運転資金を積み上げる
許可範囲に合う運搬体制
- 車両・架装・容器・シート・表示
- 駐車場保証金・事務所・通信設備
- 洗浄・安全・計量・配車管理備品
- 許可申請・講習・採用・保険
毎月先行する支出
- 燃料・高速・車両修繕・タイヤ
- 運転者給与・社会保険・安全教育
- 駐車場・保険・通信・委託費
- 売掛金入金までの運行費と固定費
車両本体だけでなく、架装、容器、車検、任意保険、事業用保険、タイヤ、突発修理、燃料、高速、洗浄、駐車場を見積ります。中古車は購入直後の修繕も想定し、代替車が必要な場合の費用を確認します。

大きな車両でも、待機時間が長ければ売上は増えない
一運行を出庫、回収、積込、移動、処分先受付、待機、荷卸、帰庫、洗浄、記録へ分けます。車両の最大積載量だけで売上を作らず、品目ごとの積載制限、回収先の時間指定、処分先待機、空車回送を反映します。
売上は運行回数・積載量・距離・品目別単価から作る
| 項目 | 計算・確認方法 | 根拠資料 |
|---|---|---|
| 運行枠 | 車両×稼働日×一日回数 | 積込・待機・荷卸 |
| 運搬量 | 品目別積載量×回数 | 容器・混載・受入条件 |
| 請求額 | 基本料+距離・量・回数 | 処分費との区分 |
| 運行粗利 | 請求-燃料・高速・直接費 | 給与・修繕積立 |
収集運搬料金と処分料金の負担・請求関係を契約で確認します。長距離案件は単価が高くても一日回数が減るため、一時間あたり・一台一日あたりの粗利で比較します。
許可・契約・配車・運搬・請求・入金を月別化する
地域・品目・講習
容器・排出者・処分先
経路・積込・安全
受入・マニフェスト
燃料・給与・返済
講習、許可相談、車両選定、申請、審査、契約、運行開始、締日、請求、入金を月別に置きます。愛知県の案内では標準処理期間も示されているため、許可前に売上が立つ前提を避けます。
燃料は日々支払い、売上は月締め翌月以降に回収されることがあります。運行量が増える月ほど燃料、高速、給与が先行するため、売上増加分に対応する追加運転資金を試算します。
制度、許認可、手続、融資条件は変更される場合があります。申込時は公的機関の最新情報と金融機関の案内を確認してください。
収集運搬業の融資相談で用意したい資料
許可申請の事業計画、車両・容器資料、顧客候補、処分先、運行表、月別収支、創業計画書を一致させます。車両見積だけでなく、仕事の発生地点と荷卸先を示します。
不法投棄や無許可営業を連想させる表現を避け、適正処理、契約、記録、飛散流出防止を優先します。許可取得を保証せず、県外・政令市を含む営業地域ごとに確認します。
許可は本店所在地ではなく廃棄物の動きから考える
会社が愛知県内にあっても、積込み場所や荷卸し場所が県外にあれば、その地域の許可確認が必要になります。顧客候補ごとに排出場所、廃棄物の種類、数量、回収頻度、荷卸先を表にし、許可範囲外の売上を計画へ入れません。
産業廃棄物と一般廃棄物を区分する
事業所から出るものがすべて産業廃棄物になるわけではありません。一般廃棄物、特別管理産業廃棄物、再生資源、専ら物等は制度と取扱いを個別に確認し、曖昧な品目を「何でも回収」と広告しません。
故障時の代替車、外注条件、修繕積立を計画します。
創業融資サポートを利用したお客様の声
支援の進み方や相談時の状況を知るには、実際のお客様インタビューが参考になります。承認率などの集計数字ではなく、ご本人の体験を確認できる事例をご案内します。






融資のアイラボの料金と支援範囲
着手金0円・成功報酬5%+税
報酬は融資が実行され、着金したときに発生します。融資が実行されなかった場合、サポート報酬はかかりません。
契約前に、成功報酬の計算対象、消費税、支援期間、追加費用の有無、解約条件を確認します。支援を利用しても融資は保証されず、最終的な可否と条件は金融機関等が決定します。
よくある質問
申込み方法や必要書類は制度・窓口・事業内容によって異なります。個別条件は必ず担当窓口へご確認ください。
収集運搬業の開業に許可は必要ですか?
他者の産業廃棄物を業として収集運搬する場合は、原則として許可が必要です。
愛知県の許可だけで県外へ運べますか?
積込み・荷卸しの場所により関係自治体の許可を確認します。
許可申請の手数料はいくらですか?
愛知県の新規許可手数料は案内ページで確認できます。申請時に最新額を再確認します。
トラックを買う前に相談できますか?
できます。品目、容器、積載、排出場所、処分先を確認して車種を選びます。
中古車も融資対象ですか?
事業に必要な車両として相談できます。状態、修繕、耐用期間、見積を示します。
マニフェストとは何ですか?
産業廃棄物の処理の流れを確認・記録する仕組みです。契約と併せて運用を整えます。
顧客未確定でも相談できますか?
相談できます。候補先、品目、量、頻度、処分先、営業根拠を具体化します。
この記事の監修者・運営者情報

- 執筆・編集
- 融資のアイラボ編集部
- 監修
- 五常コンサルティング株式会社 代表取締役 石川 康平
- 公開日
- 2026年8月3日
- 最終更新日
- 2026年8月3日
- 制度情報の確認方法
- 日本政策金融公庫、信用保証協会などの公式ページを確認し、申込時は各窓口で最新情報を再確認します。
※記事内の相談場面を表現した写真は、内容を分かりやすく伝えるために作成したAI生成のイメージです。「お客様の声」に掲載しているお客様と監修者の写真は、実際のお客様・監修者の写真です。
確認した公式情報
制度内容や申込方法は改定される場合があります。申込時には各公式ページと窓口で最新情報をご確認ください。
制度情報確認日:2026年8月3日
産業廃棄物収集運搬業の指定・人員・入金時期から必要額を整理する
許可品目、積込・荷卸地域、車両容器、講習、契約・マニフェスト、燃料費と運転資金を確認します。指定前から必要な支出と初回入金までの運転資金を試算します。
資料が完成していなくても、相談した時点で契約する必要もありません。
※融資の可否、金額、利率、返済期間、担保・保証人などの条件は、各金融機関・信用保証協会の審査により決定されます。融資のアイラボは金融機関ではなく、融資の実行を保証するものではありません。
※本記事は2026年8月3日時点の公表情報をもとに作成しています。制度内容は変更される場合がありますので、申込時には必ず各公式窓口で最新情報をご確認ください。
